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黄昏オーディオ

ちょっとだけオーディオ。

歩いてオフ会、帰りは凹んでとぼとぼ、でもオーディオは楽しや

2009-03-07 22:02:18 | オフ会(アウェイ)
のっけから写真がイケてなくて申し訳ありません。…カメラのレンズを間違えてあまり風囲気が伝わらない写真で恐縮です。詳細はafutureのO崎さんのサイトのこちらこちらさらにこちらの方がズ~ット伝わりますね。そう私もこれを読んで、さらに他にいった人の話を幾人か聴いて、いつかは行かねばと、思いつつも。ご近所にいながらはや数年経過。今、行かないと、いつ行くwということで、思い立って、伺ってまいりました。人伝に連絡先をきいて連絡をとると予想以上に近い近い。まさに徒歩圏内です。お部屋は石井式で天井が4m、床はベタ基礎で二重扉で一段一段と下がって、玄関でいったん上がるものの、上がって下がって下がって。地面に到着。部屋の周りがグラスウールで囲われているからか、全く足元から寒さは感じません。
で、肝心の音のほうは…
すっかり、凹みましたw。
たとえば、持ち込みディスクのWATER MUSICのドビュッシー/沈める寺、
これまでベーゼンドルファーのインペリアルを使っての録音ということで、聴いていたディスクです。
んが、これが今まで自分が如何にオーディオ的に聴いていたか…。ここでの体験は衝撃的ですらありました。オーディオとしての音より先に、その表題が示す音楽表現としてきちんと表現される…。至極当たり前の話でありますが、この当たり前が実は難しいんですよね。それにしても音を追求して音楽が響かないと…あ~凹みます。
さらにさっき聴いたその曲を、スピーカーの間に置かれた、セミコンのピアノで同じ曲のさわりを、実際に弾いていただいて…
弾くと自分では聴けないんですよ…というのは何とも贅沢な悩みです。
そのほか、お聴かせいただいた曲ではブーレーズ指揮のウィーンフィルのマーラー交響曲第3番。
まさにオーケスラ独り占めの贅沢な環境です。オーディオとかくも贅沢な趣味でありますね。まだまだ頑張ろう。そう頑張る方向性を得た感じがしました。
失礼ながら、機材やケーブルなど凄くないところがもの凄い。
オーディオ専用ルームのみならず、自分用の演奏ルームというが凄い。
とはいえ、家はまだまだ無いなあ。マイ演奏については永遠に無理w。。
とりあえず、節約と貯金ですね。

肴はオーディオ。

2009-01-26 21:34:28 | オフ会(アウェイ)
年の初めこそ怒涛の連日更新でしたが、もうすっかり青色吐息の更新です。オーディオ的に更新するネタが無いといった平穏無事な生活をしているかというと…そういうわけではありませんが…またそんな話は後日。さてさて、日曜の朝はすっかり二日酔い。朝起きると、仁王立ちした嫁さんに
「まさか、昨日は仕事じゃなかったわよね(怒)」
「四十過ぎていい加減、加減をしなさい(怒怒怒)」
…(四十過ぎて直らんモンが、そうやすやすと治るかいな…)
と心で思っても決して口には出さない…背中で語る男です。
で、何でそないに飲まないとアカン事情があったかと申しますと。
いやはや、オーディオがらみの飲み会です。
コリャ、呑まいでか。(関西以外の方に説明しますとこれは反語表現で、これは呑まないでおれようものか、いや呑まずにはおれない。ということであります。類語として「わらわいでか」)
世代や仕事をこえて、
音楽好きでオーディオ好きで、男ばかりの三つの「オ」が集まって、延々とオーディオ、音楽話(さすがに男話は有りませんが、オーディオのために家を建て替えるなんていう男前なはなしはありました。)
こうした、オフ会で楽しいのは世代や仕事を超えて、共通の趣味で話が尽きないということでしょうね。今回も、いろいろ聞きたい事など事前に考えていたんですが、四分の一も聞けませんでした。オシロの使い方だけかろうじて…。他は、また次回へ議題は先送りです。

鳴らないといわれても…

2009-01-19 20:52:43 | オフ会(アウェイ)
今年初めてのオフ会は、PhileWebつながりで知り合ったnaskorさんのお宅訪問です。
参加メンバーはRayさんミチさん、そして私。
昨年末に、うちに来ていただいたので、音楽の好みはちょっとだけ垣間見たんですが、なんせシステムが直前まで非公開でしたのでいったい何が繰り広げられるのか…どきどきわくわく。北摂地域の高低差を生かした複雑な作りのマンション。一階のLDKにオーディオセットは置かれていました。キッチンが横についたL字型のリビングの広さは20畳を超えているのではないでしょうか、長辺が6.5Mほど有るので、縦並びで余裕の視聴。タンデムスタイルでオヤジ三人縦に並んで聴く姿は壮観でしょうねw。このように他の人に聴いてもらうのは初めてご様子。
なかなか思うように鳴らない鳴らないとおっしゃるんですが…。
naskorさんが以前にRayさんのところで聴いたダイアナ・クラレール/Love ScenesがRayさんのところで聴いたような響き豊かな感じで鳴らないですょと困り顔。途中まで聴いたRayさん。「う~ん」といいながら、おもむろに自らの鞄から取り出した輸入盤、デジパック仕様の同じアルバムとかけかえます。
…ぜんぜん違う(一同)
「ほらこれは、これは盤の違いですよ。」
それにしても、結構多様なディスクをしっかり鳴らしてます。
私の持ち込みディスクでは、
お決まりの鐘のディスクでは空間の高さや鐘の余韻も仔細に描き出しています。
ジョリアーノ・カルミニョーラの激しいバロックヴァイオリンや
矢野絢子の切りっ放しの歌声も
コーネリアスの空間表現も
どれも文句なしじゃないですか。
特にツイーターの性能の高さが印象的です。制振技術に裏付けられた音のスピード感はなかなか他のシステムでは味わえないものかもしれません。ウーハーはバイアンプ駆動で中高域はすっきりくっきり。ちょっと低域の量が多目かもしれませんが、むしろそれは狭い部屋ではなかなか出せない贅沢な悩みでしょう。
で、いったい何が鳴らないんだろう…と私は新たな謎を抱えてしまいました。
夕暮れには休日のリビングをおじさんたちが占拠しておでんをつつき、酒を飲みながら…。
音楽ばなしオーディオ話に華を咲かせました。
で、しばらくしてnaskorさんがごそごそと出てきたのが、
ちょっとお目にかかれないような貴重なヴィンテージアンプ。
ALTECで鳴らしていたそうです。
なるほど、ヴィンテージの世界との比較で鳴らないということですね…。
それは確かに難しい。

上方名所探訪

2008-11-15 00:31:17 | オフ会(アウェイ)
関西暮らしも、はや五年目。そろそろ、「ちみちみ、○○へ行きたまへ~」なんてことを、会社から言われてもおかしくない年数が経ちました。まあ所詮、人事はヒトゴトですので、次の夏に引っ越しするかどうかは余り気にせず。今のうちに行けるところ行っとかないと…。な~てことを毎年、言っている気もします。
まあ、ぐだぐだと、何が言いたいか…afuturaのO崎さんのサイトを見ていて、そ~だ!ヨハネスさんとこに行こう。(JR西日本のCMに使えますね)と思い立ったが吉日、早速、連絡してみると、休日は時間がとれませんが、平日の夜9時以降ならばということで、会社にオフ会キット(カメラと視聴ソフト)を持って出勤ならぬ出動です。休日にそうそう出掛けると家族の視線が冷え込むので、たまには職後のオフ会というのも良いですねぇ。仕事を終えて、住所頼りに…ここかなあ~と、たどり着いた扉にはダブルウーハーズのスッテカーが貼られています。…ということで間違いないw。職後とはいえ食事は互いにまだでしたので、近くのお勧めの焼き鳥屋さんへひろみゴー。この焼き鳥屋さんが、ま~た気の利いた感じです良いんですょ。一串一串良い仕事してはるし、山椒や一味もエエもん使うてるし、〆の鳥だしのつけめんも上品なええ出汁で、薬味のネギは細うて、ゴマは細かい。ええ感じの浪花の食を堪能させて頂きました。こうした行き付けがあるのはなかなか粋ですね。私も見習わないといけません。途中からゴンタさんも合流しての、爆笑トーク。さぁ~これから~というところで、仕事先からの呼び出しにてゴンタさんは退席…お疲れ様でございます。それにしてもおふたりの絶妙な間合いは何とも名人芸ですw。阿吽の呼吸というか、緩急つけた緊張と緩和…思わずなぜか枝雀師匠の落語を思い出してしまいました。
で、そんなこんなで、いよいよ、焼き鳥屋を後しにヨハネス邸の玄関をくぐります。
で、玄関上がって…階段を上がり、秋葉原の某店舗のような(エレベータの中にはJBLとダブルウーハーズの旗が貼られています。)エレベータに乗って…チ~ンと扉が開くと…。写真では見たことがありますが、黒々としたスピーカーの一群が鎮座しています。ホールコンサート会場のシステムでもこれだけのスピーカを並べることは稀ではないでしょうか…。今更ながら恐ろしいところに来てしまったwと…わくわくします。そうそう、ヨハネスさんは最初お会いしたときからしきりに何でウチにとしきりに不思議そうにされてましたが、そこでしか聴けないものを聴いてみた~い。というのが一番の理由。とりわけ、今回は低域。だって、こんな環境で音楽を聴くなんて…一般的な想像を、はるかかなたにに…何億光年…超えてるやないですか。
で、一曲目。テーマソングということで、
スター・ウォーズ より帝国のマーチ(ダース・ベイダーのテーマ)
思わず微笑がこぼれてしまいます。だって、黒々と積みあがったスピーカーユニットの一個一個が、ダースベーダーに見えて、しかもマーチに合わせて行進してくる錯覚に襲われたからです。そして、押し寄せる音の波…波…。そんなにヴォリューム上げてませんが、鼓膜も揺れるが、横隔膜も揺れる。腹でも聴くオーディオです。
続く二曲目は、クラッシックかと思いきや、中島美嘉でございます。
これだけのユニットが揃い踏みする中、歌い手が凛と立つのは尋常ではありません。
時間の都合で、その後は持ち込みディスクを中心に聴かせて頂きます。
最初は、私の持ち込みディスクの定番
ジョスカン・デ・プレ;ミサ・パンジェ・リングヮとモテット集、1トラック目の鐘の音、鳥の鳴き声から始まり、教会堂の残響を多めに取り入れた混声合唱の録音。聴く場所によって多彩な表情を見せるソフトです。ヨハネスさんのところでは鐘の力強さが印象的です。塔の頂に登って正面に鐘を見据える感覚におそわれます。続く混声合唱では、暗騒音も含めた臨場感あふれ、リアルでは味わえないリアルな感覚です。その他、様々ケッタイナ音楽も含めて短い時間ながら凝縮した試聴を堪能させていただきました。
あっという間の終電のタイム。アナログを聴かせて頂くのをすっかり忘れていました。ということで2枚目の写真は、ターンテーブル下の浮き輪wおそらくネット上では本邦初公開では無いでしょうか。次回は是非アナログも含めてお聞かせ願いたいと思います。遅くまでどうもありがとうございました。

オーディオ肴に酒を飲みに出かける

2008-11-03 20:16:34 | オフ会(アウェイ)
久しぶりの更新です。すっかり更新が無いと一部の方にお叱りを受けましてwほぼ一月ぶりの更新です。というのも、昨日は、Phile-webコミュニティつながりでのOFF会でした。大阪ハイデンドショーにあわせてオフ会しましょうよと、のぶやんさんを焚きつけての開催ですが、あいにくの仕事で、ハイエンドショーも一次会も参加できずに二次会からの参加でした。二次会の店にちょっと早く到着するも、前のお客が、はけずに入り口でちょっと待っていると、賑やかな一団が到着。わいわいがやがやとオーディオ談義が続いてます。おそらく道頓堀通りからず~っとオーディオ話をしながら来たのでしょうね。その後もなかなかお店の準備が整わず、入り口ロビーでワイガヤ。もう、ねーちゃんここに酒持って来てくれたらええで~という状態。部屋に案内されると、インシュ話で盛り上がりながらの飲酒でございます。私のほうも頑張って追いつこうと酒を進めますが、追いつく前に時間切れw。ちょっぴり不完全燃焼でしたが、オーディオエネルギーを分けていただきました。次回もぜひ参加したいと思いますので、幹事さんよろしくお願いいたします。(だれ~)

ぼん

2008-08-18 22:01:49 | オフ会(アウェイ)
盆と正月には地獄の釜の蓋も閉まるな~んて昔は言いましたが、最近は盆でも普通に営業しているとこが多いですね。学生時代は下宿の周りの店がことごとく閉まってしまい、餓死するかwと思ったこともありましたが…。
まあ、私はというと、ちょっと盆をずらして休むので、普通の土日の休日。久しぶりにケロさんからのお誘い。かれこれ、東京からフィルさんが来てみんなでわいわいやったのが、2月ですからあれからすっかり暖かくなって、暑~なって、季節は巡るめぐる。ケロさんはその間に淡々とマルチ化計画を進めて、いよいよ完成お披露目とのことでお招きいただきました。
リアのスピーカーは以前使っていたんでしょうね、ガルネリと同じメーカー、ソナスのコンチェルティーノ。リアのパワーアンプにもやはりフロンと同じメーカージェフのMODEL102S このあたりの選定はフロントとの音色をそろえようというケロさんのこだわりでしょう。マルチプリにAURA VARIE。ユニバーサルプレイヤーに MARANTZ DV9600というラインナップ。液晶テレビをセンターに置いたAV環境ですから、マルチへの移行はもっと早くても良かったようなものですが、一年ほど前のIKEROさんところで聴いたマルチが導入のきっかけだったようです。家中のマルチチャンネル録音のソフトをかき集めての視聴。リアの存在はやや控えめか、後ろに引っ張られるような感じはありません。ホールの残響を生かしたようなヴァイオリンの録音では、やはりマルチならではのふくよかな響きに包まれる心地よさにひたひたと浸ります。眉間にしわを寄せて、なんだかんだと考えずに音楽に浸れるリラクゼーションるーむですね。こういった空間表現は私の好きなところなので、やはりマルチっていいなあと思いながら…。我が家では後ろにスピーカー置けないよなあ…。マルチのプレイヤーもおけないよなぁと、すぐさま現実に引き戻されてしまいました。
で、アフターはお盆にかけてもつ鍋とビオワインのぼんで煩悩トークでワインが進むくんでした。

オーディオという肴

2008-07-26 21:02:23 | オフ会(アウェイ)
天神祭りの前の話ですが「PhileWeb関西支部のオフ会」という飲み会に参加してきました。生来の飲み好きなもので、オーディオ話を肴に暑気払いとは粋な企画に参加せないでかw。
そういえばこうしたオーディオ仲間が集まっての飲み会というのはUENOさんの呼びかけでやった「音なしオフ会」や京都のkimuraさんの呼びかけでビックカメラの上でやった総勢18名の大オフ会などありましたね。
様々なオーディオサイトやそれに準じたコミュニケーションの栄枯盛衰はありますが、肝心なところでの人のつながりは大切にしたいな…。
PhileWebというのを軸にしたコミュニケーションもいつかは綻びが出てくるでしょうが…。オーディオを介しての人との出会いや、刺激は大切にしたいと思います。


お深い記(ミチ編)

2008-07-02 06:38:57 | オフ会(アウェイ)
写真を一枚しか撮ってなかったので、同じ写真の連投ですw。
久しぶりのミチさんとこへの訪問です。確か前回の訪問時には、隣の家が建設中で、その重機による工事音に対抗して「負けるか~」と音量をググッと上げるという、とても暖かい?おもてなしが印象的でした。あれから、先ずはスピーカーが変わってます。更に、パワーアンプも変わっているし、機材の足元もリラクサだらけだったのが、コーリアンボードと山本音響の磁気浮遊インシュにほとんど統一されているし、正面の壁に貼られたイボテックも全部撤去&廃棄。ケーブルには親の敵のごとくフェライトが取り付けてあったり、変わってない方がむしろ少ない気さえします。これだけいろいろ変わっていても「音は変わってないよ!」な~んて、ミチさんは男前な発言でした。しかし、まあスピーカーのユニットから違うので、変わっていないわけもなく、変わらないのは人と音楽。ミチさんの趣向とその聞く音楽は確かに変わっていません。もっとも、ミチさん自身も10キロ近くダイエットしているので外見や音響効果は激変していることでしょう。以前と同様に鼻先にスピーカーの軸をクロスさせたセッティングから奏でる音楽は以前より、精緻さが増し、低音の機敏が増した感じです。音量も以前より小さめで満足がえられているとのこと(えらい変わっとるやんけと軽く突っ込み)
とりわけ、高域方向の少し眩しい煌びやかさ以前のスピーカーでも、うちのスピーカーでも無い部分ですね。低域については伸びや量感は減少方向ですが、かえってそのために定在波の影響も軽減して、スピードが出たのでしょう。肝心なときには、少し高め正面に在るバスレフから、バスっとやってくれるのでw。
うちのぬるま湯に、ちゃぷんとつかって眺望するオーディオとは、在る意味対極的なオーディオが故に、お互いに刺激し合えるのかなぁなんて再確認したしだいです。

お深い記(前編)

2008-06-30 21:41:17 | オフ会(アウェイ)
久しぶりの更新はちょっと昔話から始まります。
私が最初にオーディオのオフ会なるものに参加したのは2003年12月7日。それまで月並みに?独りでやっていたオーディオでした。が、その年の10月ぐらいからひょいっと立ち上げてたサイト。そこにプチ*さんがコメントを寄せて、「今度おいでよ」と誘ってもらったのがきっかけでした。で、そのプチ*さん宅ではじめてお会いしたのがAionさんでした。
そ~んなオーディオ的な知り合いとしては最古参、同率1位のAionさんが出張にて神戸に来る!ついでにウチにくるよ~という一大事件が発生。
なかなか長い前振りですが、おそらく、オーディオを介しての人との交流の最初の時期に、このAionさんとの出会いがあった所為で、もといwおかげで今の私のオーディオが在るといって過言はありません。
で、そんなAionさんに引き合わせたいオトコといえば、世界で一番、顔文字に近いオトコ。ミチさんに登場していただくしかありませんね。
というわけで、ミチさんを召喚と思いきや、よ~く考えると、ミチさん呼ぶのは良いけれど、私もミチさんところには前のスピーカーのときから随分とご無沙汰ということに気付き、ミチ邸~拙宅へのダブルオフ会と逝きましょう。
と、前説はほどほどにと野次が飛んできそうですが、先ずは朝から、ミチ邸に襲撃開始です。(前説だけで前編お終い…)

そういう手があったか…のードア。

2008-05-18 21:43:25 | オフ会(アウェイ)
先日知り合ったかつどんさんが、Rayさんの御宅に訪問されるとい情報を入手。ということで、またまた厚かましく同席させていただきました。
玄関を上がると扉無しで、リビングに置かれたオーディオセットが見えます。しかもその奥には、BOSENDORFERと書かれたセミコンのピアノが…2台。因みに、玄関から見て反対側に目をやると、やはり扉なしで、ダイニングに繋がっていいるようで、隅に鎮座した巨大な縫ぐるみのような毛並みの美しいお犬様と目が合ってしまいました。
さて早速、結論から言ってしまえば、閉ざされないリスニングルームというのが、Rayさんのオーディオスタイル。
リスニングルームというのはとかく潜水艦の如く密閉して防音に努め、そうして低音の対策に…。というのとは全く逆の方向です。部屋の壁面天井についても変に吸音効果のあるような素材は用いず、大工泣かせの平行面がほとんど無いような、とはいえスタジオ的な如何にも音響的な傾斜壁面は無しに、上手い具合に処理されています。
測定によると、40Hz以下で多少の定材波によるのか盛り上がりがあるようですが、むしろ音の下支えと機能している様子。むしろ、若い頃のブラスバンドでの活動経験からからに体感する低音が無いと…という嗜好にマッチした感じでしょう。
Rayさん宅の低域は、扉の無い家中を無邪気に跳ね回って、音が楽しんでいる様子です。
う~ん。そういう手があったか…とちょっと目からうろこ。
もっとも、おいそれと、まねのできるテクニックではありませんが…。