陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

イライラの治め方

2007-08-09 07:31:16 | Weblog
息子が
食べている間は落ち着くと言った。
たしかに、
口内炎の痛みが減ってから
体重が減ったのを取り返すがごとく
パクついている。

イライラが始まったら
狭い家の中で
空手の型で空を切る。
家では作務衣姿の彼は
学生時代に6畳にベッドの入った狭いワンルームで
写真入の入門書片手に
どこの道場に行くでもなく
学内のサークルに入るでもなく
独習したにしては決まっている。

それから
わずか8畳の家具のある部屋で
150㎝の合気道の杖を振り回す。

杖がヒュンヒュンと空を切る音が鳴る。
いつぞやは杖が仏壇につっこんで灰神楽が立った。
入院中病着代わりに愛用していた作務衣を
息子が着ている姿に苦笑してくれたかも。


ワタシ、会社で怒りが沸いたら
トイレにこもって
ケイタイで川柳など練る

  意地の句を練り練り消去むかっ腹

  トイレにてポーカーフェイス取り戻す

しかし、昨日は
どうしても腹立って治まらず
ケアマネ上司と口論。経営者にも直訴。

対峙したみなさんがどう思ったかは知らないけれど
胸のもやもやはスッカっとした。

会社の体質が変わる訳ではないけれど
どうしても、どうしても、ガマンならない事は
はっきり言わないと私が壊れる。

ふと血脈かとも思う。
父は
労働組合弾圧でヤクザに頭を殴られてから
癲癇発作が人ごみや太陽の日差しで起こるようになった。
因果関係は不明だけれど脳腫瘍で50代で死んだ。

大人しい人だった。
ひとりで釣りに出かけていた。
犬を可愛がっていた。
小さい時
私もとびきり可愛がられた記憶がある。

それぞれイライラを工夫して治めながら
表面、穏やかに過ごしているらしい。

亡夫は会社のストレスをひとりで抱え込んで
おそらくガンを誘発したんだとワタシは思っている。