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毎日新聞社 |
老人に関わる仕事をしている上に自分が老人へと邁進中。
図書館で『老』とつく小説はついつい手に取る習い性。
ポップなイラストにつられてページをめくると、ぐいぐいと話へ引き込まれる。
思わず借りて、ニタニタしながら読んだ。家の中でひとりっきりで良かった(*^_^*)
『内閣総理大臣になりたい』夢を実現してしまうまでのハラハラドキドキ。
わっはっはな物語。
事実はどうであれ近い臭気を発している国会をばっさり斬ってくれ、スカッとする。
選挙のしくみ。政党のしくみ。国会審議の行われ方。
逐一、わかりやすく話の中に盛り込まれて、お勉強になったわ。
ひとつ気になったのは、老人が65歳から上あたりで考えられているとこ。
今の高齢者というのは後期高齢者あたりからを言う感じが私的にはしている。
介護保険利用者ばかりを相手にしている所為かもしれない。
60代はその子供世代にあたり老人介護の担い手であることが多い。
まだまだ楽隠居とはいかず介護の修羅場であったりする。
このあたりは作者が1981年生まれ。現時点でも30歳になるや成らずや。
この小説が書かれた頃には間違いなく20代なのだ。
さもありなん。
老人党というサイトがなだいなださんによって運営されているそう。
そちらと、1冊の選挙立候補マニュアルの出会いがこの小説を書かせたという奇才。
久々に愉快な気分になれる小説だった。
もう一冊、彼の小説を借りてきている。うふっふっふ、楽しみ、楽しみ。
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