
ひたすら飼い主にも無関心ちゅんちゅんが、今日は玄関に迎えにやってきた。
単に餌くれかもしれないが、
モコにおくれること数秒。のろのろ歩いてお迎えを受けた。
靴脱ぎ前に、両方交代して「ただいま」の抱っこをしてから上がった。
そうなのだ。
抱っこだって大嫌いで嫌がっていたのに、今日はしばらくじっと抱かれていた。
私がこたつに入れば、ちゅんちゅんが猫コタツを止めて人間用にやってくる。
そして今、のっしのっしと私の傍にやってきて卵猫になって座っている。
こんなに人恋しいがる猫ではなかった。
薬を無理強いしたり、点滴の針刺しをしたり、
嫌なことばっかりする飼い主を余計慕ってくれている。
最初は1口2口だった高カロリーの特別療養食缶を2~3日で食べ尽くす。
少し腎不全カリカリも与えてみたらそれも食べた。
薬はもう1日分あるが、猫缶が切れるので仕事帰りに病院を回った。
特別療養食缶 5缶 1950円
皮下注射 2袋 2000円
内服薬 1500円
1950円
注射針 10本 100円
合計(税込み) 8925円
これで10日分。
元気はうれしい。
財布が軽くなるのは悲しい。
最善の餌薬も対処療法でしかない。
腎不全に完治はない。
もっとしっかり食べそうなら、腎不全用の餌にまた切り替えるチャンスを狙う。
先に同じ病気で逝ったふぃんふぃんより確実に薬が体に入っている。
ふぃんふぃんは点滴も薬も嫌がって毎日、全量は無理だったのだ。
その分、ちゅんちゅんはもっともっとイケそうな気がする。
少しでも長く居てくれるように、
飼い主は、うかうか努力をしてしまうのよね。
ちゅんちゅんの甘えん坊?子供返りは 以心伝心?

