医療介護ニュース から
介護サービス情報公表制度、事業者負担廃止へ―長妻厚労相
長妻昭厚生労働相は7月6日の閣議後の記者会見で、「介護サービス情報の公表」制度について「サービスの利用に結び付く例が少ない」と述べ、事業者が負担する手数料を廃止する方向で抜本的に見直しを進める方針を明らかにした。公表制度自体については「民間主体か、公的機関主体かは別として、必要性は感じている」として、継続する考えを示した。
都道府県や指定情報公表センターが、介護サービス提供事業者の情報をインターネット上で公表する「介護サービス情報の公表」制度は、2006年度の介護保険制度改正時に導入された。事業者が負担するサービス区分ごとの手数料は、全国平均で毎年約3万4000円となっている。
厚労省の担当者によると、約1万円の公表手数料と、約2万4000円の調査手数料の両方を廃止する方向で、来年の通常国会で介護保険法を改正する方針だという。これに伴う新たな制度の在り方については、今後検討を進める。
( 2010年07月06日 15:53 キャリアブレイン )
ちょっと前、我が事業所にも調査員がおいでになった。
数日前から公表される項目の証拠書類をナンバー順に整えて、
手数料を支払う調査員様を準備万端整えてお待ち申し上げた。
貧乏介護業界からお金を取って、自分ちの評価をしてもらう事自体に矛盾が最初からあった。
さて、その結果は各都道府県でサイト↓で調べることが出来る。
【例】 東京都 介護サービス情報公表システム
検索してじっくり見たところで、実際のところどうなのか?
こんなことで事業所の善し悪しが分かるとは到底思えない。
紙ベースの資料を揃える時間分、利用者支援から離れる。
過去1年分の書類から、項目にぴったりのケースやら探しだしてコピーを整えるだけで相当手を取られる。
このために大あわてで
アンケート調査を始めたりマニュアル整備をしたりと、
実情を言えばどこも泥縄で調査に臨む。
それを完璧に整えるための講習会やら分厚いお高いテキスト本まで出ている。
受ける事業所も取りあえずのコレに体裁を整えることが年々、上手くなる。
本来はなんにも変っていなくてもである。
誰のための何の調査か?
誰のためにもなっていないと現場ではずっとみんな思っている。
ホント、こんなものきちんと整える事より
利用者さんにちゃんと向き合う時間を多く取るところが良いサービス事業所ではないだろうか?
利用者さんから
『ネットで事業所情報公表をチェックした結果、ここを利用したい』
なんて話は1回も受けた事がない。
ウチは6人ケアマネが居て200人くらい担当しているが、一人たりともない。
無駄なことはセッセと消去、ゴミ箱にしましょうよ。
長妻さんに拍手
よくぞ、気がついていただきました
介護サービス情報公表制度、事業者負担廃止へ―長妻厚労相
長妻昭厚生労働相は7月6日の閣議後の記者会見で、「介護サービス情報の公表」制度について「サービスの利用に結び付く例が少ない」と述べ、事業者が負担する手数料を廃止する方向で抜本的に見直しを進める方針を明らかにした。公表制度自体については「民間主体か、公的機関主体かは別として、必要性は感じている」として、継続する考えを示した。
都道府県や指定情報公表センターが、介護サービス提供事業者の情報をインターネット上で公表する「介護サービス情報の公表」制度は、2006年度の介護保険制度改正時に導入された。事業者が負担するサービス区分ごとの手数料は、全国平均で毎年約3万4000円となっている。
厚労省の担当者によると、約1万円の公表手数料と、約2万4000円の調査手数料の両方を廃止する方向で、来年の通常国会で介護保険法を改正する方針だという。これに伴う新たな制度の在り方については、今後検討を進める。
( 2010年07月06日 15:53 キャリアブレイン )
ちょっと前、我が事業所にも調査員がおいでになった。
数日前から公表される項目の証拠書類をナンバー順に整えて、
手数料を支払う調査員様を準備万端整えてお待ち申し上げた。
貧乏介護業界からお金を取って、自分ちの評価をしてもらう事自体に矛盾が最初からあった。
さて、その結果は各都道府県でサイト↓で調べることが出来る。
【例】 東京都 介護サービス情報公表システム
検索してじっくり見たところで、実際のところどうなのか?
こんなことで事業所の善し悪しが分かるとは到底思えない。
紙ベースの資料を揃える時間分、利用者支援から離れる。
過去1年分の書類から、項目にぴったりのケースやら探しだしてコピーを整えるだけで相当手を取られる。
このために大あわてで
アンケート調査を始めたりマニュアル整備をしたりと、
実情を言えばどこも泥縄で調査に臨む。
それを完璧に整えるための講習会やら分厚いお高いテキスト本まで出ている。
受ける事業所も取りあえずのコレに体裁を整えることが年々、上手くなる。
本来はなんにも変っていなくてもである。
誰のための何の調査か?
誰のためにもなっていないと現場ではずっとみんな思っている。
ホント、こんなものきちんと整える事より
利用者さんにちゃんと向き合う時間を多く取るところが良いサービス事業所ではないだろうか?
利用者さんから
『ネットで事業所情報公表をチェックした結果、ここを利用したい』
なんて話は1回も受けた事がない。
ウチは6人ケアマネが居て200人くらい担当しているが、一人たりともない。
無駄なことはセッセと消去、ゴミ箱にしましょうよ。
長妻さんに拍手

よくぞ、気がついていただきました
