陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

医療系と介護福祉系のケアマネ

2006-04-10 23:47:08 | Weblog
まだ始まったばかりの仕事グチは止めとこうと思ったけれど・・・

医療系からのケアマネと介護福祉畑からのケアマネはカラーが違う。
勤務先は医療法人の居宅支援事業所。
看護師からの人が多い。
元の職場は全員ヘルパーからのケアマネだった。
知らず知らず同じ部屋で仕事をしていたので、ケアマネの仕事ぶりを眺めていた。

だからどうと言う訳ではないが、
利用者さんへの語調が若干きつく感じる。
はっきりと決めつけて指導的。
同じく利用者さんの事を思っての言動だとは思うけれど、
馴染めない。

市立や社会福祉協議会、商工会会議所等を渡り歩いて、
気がつけば純然たる民間に勤めるのも始めて。
しかも入社して知ったが親族経営。
会社のトップはロイヤルファミリームードにもなんだか馴染めない。


今夜は久々にうれしい人から電話がかかって長話をした。
ふたまわり年上の同じ午年の友人。
馬はは跳ねっかえり。
フラッパーと言う懐かしい言葉は馬のことだそうだ。
いいことを教えてもらった。

『歳をとると妥協点でいいかと思うようになったよ。』

『過去は忘れていいの。新しい事が入らない。』

自分は自分だけれども、馴染めないと投げないで、
教えてもらうべきはしっかり聞いて身につけて、
まぁ~あせらずぼちぼち。
妥協点を求める姿勢が大事かもしれない。

石の上にも3年はガマンしてみよう。
そのうち良い所が見えてくるかもしれないし、
しっかりワタシが出せるようになるかもしれないし。

元気でなくちゃ

2006-04-10 07:46:30 | Weblog
明日、入院と聞いた。
検査入院だから。ちょっとの間だから。
彼女は透析を10年近く受けている。

いつも自宅の山のわらび採りに誘ってくれる。
ちょうどわらびの時期に今年は入院で留守になる。

うちは寄ってくれた時、ちょうど家を空けていた。
彼女らしい細やかな手土産を息子が受け取った。

留守の詫び電話をして入院を聞いた。
もう1年近く顔を見ていない。

家にいないけれど、わらびを採りにおいでと言う。
毎年半分は彼女に会う楽しみだった。

彼女に入院前に無性に会いたくなった。
アポイントをとると気を使ってもてなしの準備をする人だから
時間が空いた休日の午後、ふらっつと訊ねる気になった。
桜の名所のダムと過ぎ、川に沿って上流への道を走る。

ソメイヨシノよりもっと淡い山の緑の中に
もわっとピンクのベールをかけている山桜に目が惹かれる。
川岸に菜の花が黄色に染めていた。

車を捨てて、ちょっと坂を登ると彼女の家。
家脇の清水でわさびも栽培している。
売り物でなく自宅用。
定年退職したご主人が農作を楽しんでおられる。

彼女は留守だった。ダムのところで花見をしていると。
元気そうでよかった。
ご主人によろしく伝えてと言って、車をバックさせようとすると、車が。
彼女がちょうど帰って来た。
後ろの座席を倒して、焼肉の道具がいっぱい積んである。

透析患者の会の花見を取り仕切ったらしい。
疲れたろう?荷物運びを手伝おうと言うと
猫車がそこに置いてあるからと言う。
しばらく見ないうちに痩せて小さくなっている。
鼻水も出ている。
花見には少し肌寒かったかも。

相変わらず人の世話をして、彼女らしい。
でも、昔の彼女ではない。
何をしても人の倍以上疲れるはずだ。
まして、今、検査入院をしようと言う程、体調が悪いのだ。
人には分からない辛さは、アスペな息子と同じ様に思う。

これ以上疲れさせないように短い立ち話。
出会えて良かった。
別れ際に彼女が言った。

『元気でなくちゃね。あなたが倒れたら、息子さんもたいへん。』

彼女に言われるとずしんと応える。