9月15日から17日にかけてお台場で日本ラテンアメリカ文化交流協会の主催による「FIESTA MEXICANA 2012 in お台場」がお台場駅の近くで催されていました。私が行ったのは最終日の17日です。15日と16日は所用でお台場へ行かれなかったのですよ。
17日になんとか時間を取ってお台場へ行ったのは、アルパ奏者の神山里映子さんと天使のはぽねっちによる演奏を聴くことを目的としていました。この演奏では、マリアッチのグループである「新宿メキシカンダンス」とのコラボを楽しむことができました。
雰囲気は、文章と写真だけでは伝えきれないから一度「FIESTA MEXICANA」へ行くのが一番です。
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なかなか動きが激しくて写真に撮るのが大変でした。あの日は風が強い日だからとくに女性の踊り手はスカートが舞い上がってしまい裾が顔に被りそうになるなど結構大変だったのですよ。写真では分からないと思いますが。
こういう白い衣装も披露されました。
こういう強風の時にはアルパを演奏するのも大変だったようです。曲の間とか準備中にアルパの弦が風との共鳴音を発する局面がありました。
強風の中の演奏お疲れさまでした。今年も「FIESTA MEXICANA」を楽しむことができました。
9月17日にお台場にてFIESTA MEXICANA 2012実行委員会と日本ラテンアメリカ文化交流協会主催によるフィエスタ・メヒカーナがありました。これは、毎年今くらいの時期に催されていてお台場駅前がメキシコの雰囲気になると思って下さい。様々なメキシコグッズ、メキシコ料理などのお店の他ステージではラテンアメリカの音楽の買う堂に取り組むアーティストが歌や曲あるいは踊りを披露しています。大人のラテン的な色気のある女性の他、画像にあるように可愛いレディも踊りを披露するのですよ。
あと10年とか15年経過したら、きっと今日踊りを披露した可愛いレディはラテンの情熱と大人の色気を感じさせる踊りを披露するようになるかもしれませんね。
8月3日(金)の18時30分から21時にかけてアルカディア市ヶ谷(私学会館)にて駐日キューバ共和国大使館コシーオ大使歓送会がありました。この行事は、日本キューバ友好協会及び全日本民医連の共催です。
コシーオ大使は、8月いっぱいで日本での任期を終えてキューバへ帰国します。日本キューバ友好協会としてもコシーオ大使には大変お世話になりましたので労をねぎらって歓送会が催されたわけです。
キューバ革命の時、コシーオ大使は、当時学生で「学生革命幹部会」の活動家としてバティスタ軍事独裁政権を倒そうと革命運動に参加していました。1959年の1月1日にキューバ革命軍が首都ハバナに入城して革命に勝利した時、コシーオ大使は、政治犯として留置場に入れられていたそうです。日本キューバ友好協会の仲間に頼んでこのようにしてコシーオ大使とのツーショット写真を撮らせていただいたのですが、革命を命がけで戦ってきた、革命戦士とこうして同じ時と場所を共有できたことには、私はあらためて感慨深いものを感じます(写真向かって左側の人がコシーオ大使です)。
キューバは、現在、キューバ共産党党大会決定を受けて経済社会システムの改革に取り組んでいるところです。革命政権は樹立して以降、教育と医療を全ての人民に保障する仕組みを築きあげて今日になってなおこれを維持しています。キューバ革命の精神は、国民の生命と健康を大切にすることに根本があります。そのために、どんなに貧しくてもキューバ革命政権は、人民に対して教育と医療の無料を保障してきたのです。キューバの経済の非効率などを根本的に改めないと教育と医療の無料をはじめとしてキューバ革命によって得た成果を保持できないという実態がキューバの経済社会にあり、革命の成果を守り、人民の生命と健康を守るために困難をどう打開するのかということが2011年のキューバ共産党第6回大会における経済社会改革の採択に結びついています。
現在の日本国における支配勢力は、改革といえば社会的に最も弱い立場にある人々を犠牲にしながらこの上に財界の利益極大化を図ろうとばかりしています。このことは、日本国の支配勢力(財界すなわち独占資本)とキューバの支配勢力(労働者階級)の根本的な違いです。私がキューバ革命を支持して連帯の意思を持っているのは、キューバ革命政権が困難な事態を弱者の犠牲によって行おうとせずにむしろ弱者を守る政治と社会を保持することを価値の基調としているからです。
日本と世界を見渡すと貧困と格差の拡大など資本主義の仕組みに根源をなす政治・社会病理が深刻です。貧富の格差の拡大は、資本主義の枠内では、確かに社会政策で歪みを少なくすることはできても根本的な解決を図ることには無理があります。利潤追求第1主義にとらわれず社会主義への道を真剣に探求するキューバ革命の今後のいっそうの発展を私は望むとともに期待するものです。
コシーオ大使には、キューバへ帰国してからも元気で過ごして機会があったら大使の立場ではなくても日本に来てキューバ革命を戦った時の話しなどを聴いてみたいと私は思います。
駐日キューバ共和国大使館コシーオ大使歓送会は、大盛況のうちに終えることができました。日本キューバ友好協会のみなさま、全日本民医連のみなさま、ありがとうございました。
12月23日に大倉山記念館にて“Latin Fusion&Inercia Christmath Joiont Concert”(ラテンフュージョン&イネルシア ジョイントコンサート)があり、私はそこへ行きました。上の動画はそのときに収録されたものです。
出演者は以下の通りです。
アルパ:神山里映子さん
ベース:赤塚祐亮さん
ボーカル:Nokaさん
ギター:福井伸治さん
ラテンフュージョンプロジェクトのコンサートは10月29日にもあったのですが、あの日は、「江戸川健康友の会平井準備支部」の一泊旅行があって穂高荘まで行ってきたのでいかれませんでした。12月23日に念願かなったということです。
今回は、南米の昔からの素朴な民族楽器の音色だけではなく現代風アレンジの少しファンキーな色彩がありました。
アルパ奏者の神山里映子さんは、赤いドレスがよく似合う美人です。Nokaさんの歌を聴くのは12月23日がはじめてです。ギタリストの福井伸治さんとのユニット結成自体が最近ですからね。Nokaさんを見たときは、可憐な女の子とはうわさに聞いておりまして実際に可愛かったので「あっ!かわいい」と思いました。Nokaさんの歌を聴いていると声が綺麗で同時に力もあり、僕はものの見事にNokaさんの歌声に魅了されました。神山里映子さんのアルパ演奏は、いつ聴いても繊細でときには力強く演奏していて僕は魅了されます。
12月23日のコンサートで、クラシックギターとフォークギターとの一番の違いを福井伸治さんがお話しました。当たり前のことですが、クラシックギターではナイロン弦が使われます(昔はガット弦、つまり羊の腸)。フォークギターではスチール弦が使われます。実は、僕はお恥ずかしながらクラシックギターとフォークギターとの一番基本的な違いすら知りませんでした。
ラテンフュージョンプロジェクト&イネルシアジョイントコンサートでは、ベース担当の赤塚祐亮さんが楽器のことになると思いのほか熱い想いを持っていることを見ることができました。普段は、赤塚祐亮さんは、アルパ奏者の神山里映子さんのギター伴奏をしていることが多いこともあって、立場上神山里映子さんのアルパ演奏を引き立てることが求められることがあってか普段は赤塚祐亮さんは控えめにしているので彼の意外な面を見ることができたのも良かったところです。エレキベースはロックバンドなどでよく見かけるわけですがどういう楽器なのかを正確に知っている人はあまりいないですので機会があるときにベースの話を聞くことができたら良いかと思います。
今後も“Latin Fusion Project”および“Inercia”が期待できます。来年が楽しみです。