日本でHarp(ハープ)というとグランドハープが真っ先に思いつくでしょう。グランドハープは、大きさを考えると一般家庭で保管するのは難しいでしょう。とくに、日本の住宅事情を考えると。値段もグランドハープは、1000万円ほどするので一般家庭では購入すること自体が無理っぽい。
ヨーロッパのハープにはグランドハープの他にアイリッシュハープがあります。動画で演奏されているのは見た感じだとアイリッシュハープの系統のように思われます。
演奏しているのは、アルパ奏者・神山里映子さんです。ArpaはHarpのスペイン語表記です。この動画は、アルパ奏者・神山里映子さんのブログで見つけました。
http://rie-arpa.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/23-16f5.html
弦を本来指で弾く楽器だそうですが、アルパは爪で弾く楽器ですから、職業柄爪を切るわけにはいかないそうです。そのため、ここでは神山里映子さんは弦を爪で弾いています。
ラップハープはサイズの小さい割には豊かな音色が出ています。
反骨アイドルといえる制服向上委員会の新曲が動画サイトYouTubeにアップされていました。
民主党政権は、発足してから現在に至るまで国民に対する背信の日々でした。民主党政権は、2009年の総選挙で民主党自身が掲げたマニフェストを破り続けました。
鳩山内閣、菅内閣と…民主党政権は、首相が変わるたびに本性を丸出しにしてきたと言いますか、誰が見ても明らかなほどに自民党帰りしてきました。それでも、鳩山首相は、「普天間基地の県外移設」ということを打ち出したり(結局反故にされました)、菅首相は、個人的見解と言いながらも「原発に頼らない社会」(これも反故にされました)ということを言い出し、支配層から見ても「動揺と迷走」を繰り返していきました。そのために鳩山、菅の両内閣ともに労働者はじめ勤労者各層の側からも支配層(財界、アメリカ帝国主義)からも見放されて退陣に追い込まれました。
現在の野田内閣は、鳩山内閣と菅内閣から「教訓」をくみとった結果、財界とアメリカの使い走りに徹している始末です。TPP参加交渉推進、原発固執、消費税増税路線が野田内閣の財界、アメリカ使い走りという姿勢の最たるものです。こんなダメな内閣はありません。これでは何のための政権交代なのかと言わざるを得ません。
そういうわけで、反骨アイドルと言える制服向上委員会から「悪魔・野田・TPP」という曲が発表されたのです。
「悪魔・野田TPP」という曲は曲調こそポップアイドルのものですが、その精神は正統派ロックそのものです。
ケーナ奏者の八木倫明(やぎりん)さんとアルパの弾き語りをする池山由香さんとで成り立っているのが"Duo QuenArpa"です。12月21日(水)の午後7時から東京オペラシティ3階にある近江楽堂で Duo QuenArpa のクリスマスコンサート(夜の部)がありました。
コンサートプログラムの詳細は上のチラシの画像をクリックすると拡大画像が出てきて見えます。
近江楽堂はカトリックの礼拝堂を模したつくりです。
近江楽堂には、マリア像があります。ここのマリア像は楽器を持っています。コンサートホール仕様と言うところでしょうか。クリスマスが近いこういう時期にはとくにぴったりですね。
これは、プログラム終了後のアンコール時の画像です。やぎりんがトナカイに扮しています(クリスマスライブなので)。池山由香さんサンタクロースの帽子をかぶり、アルパを演奏しながら天使の歌声を披露しました。
Duo Quenarpa はケーナとアルパの見てのとおりケーナとアルパの組み合わせです。また、池山由香さんによるメゾソプラノの歌声はのびやかで聴く人を魅了します。太陽のように生きいきとした表情で演奏するのが池山由香さんの魅力です。
Duo QuenArpa のコンサートではやぎりんのガラクタ楽器とオヤジギャグが会場の雰囲気を和らげます。ケーナとアルパとの組み合わせにおいてアルパがきらびやかな同時に優しい音色を出しながら風を想起させるケーナの音色が癒しの効果を生み出します。ケーナとアルパは南米では共演することがほとんどありません。日本でもケーナとアルパの組み合わせはなかなかないと思われます。また、アルパの弾き語りは日本では極めて珍しいです。アルパを演奏しながら歌う音楽家を私は池山由香さん以外には知りません。
実は、ケーナとアルパというと他にはない組み合わせで珍しいし実際そうですが、発送としては、グランドハープとフルートの共演と同じ発想です(このことは以前にやぎりんから聞きました)。
コンサート会場であった近江楽堂の音響はすばらしいと素人ながら私自身が感じます。近江楽堂の天井は先に画像で示したとおりカトリック教会の天井のようにドーム状です。これが、ケーナとアルパの音色と池山由香さんの歌声が、目をつぶりながら聴くととくに上からも包み込んでくるような音色を生み出しているようです。池山由香さんお歌声を天使の歌声と形容しましたがこれは決してお世辞の類ではありません。もちろん、池山由香さんの歌声がのびやかで綺麗あるし、ホールのつくりが歌声をいっそう引き立てていました。やぎりんの言葉を借りるとホール自体が楽器といえます。蛇足ながら、近江楽堂で賛美歌が歌われたら神々しくありがたい雰囲気が生まれそうです。
今後も色々な機会に Duo QuenArpa の演奏を聴きに行きたいと思います。何らかの形で Duo QuenArpa を呼ぶことができたらいいなあとも私は思いました。
2011年10月23日の午前11時より東京都明治公園にて「全国青年大集会2011」がありました。もちろん、私も集会へ行きました。
http://blog.goo.ne.jp/aleido_che_guevara/e/3927d671ec94a5b51467a36d09f6fcef
とはいえ、私は先日記事に書いたとおり午前中いっぱいで途中で日和ってw脱落してwしまいました。「全国青年大集会2011」の参加人数は主催者発表だと4,800人くらいだったそうです。昨年の「全国青年大集会2010」では参加者数が主催者発表で5,200人くらいだったので参加人数に関しては後退といえるかもしれません。私の友人のなかにはこういう後退した原因に関して総括が必要といっている人さえいます。途中で脱落した私にも責任の一端はありますかな。
さて本題に入りますか。私が「全国青年大集会2011」を午前中のみの参加で途中で抜け出したのは銀座十字屋ホールにて「2つの竪琴ハープXアルパ」というコンサートがあってこれが目当てだったのです。
写真の左に移っているのがハープ奏者・中村愛(なかむらめぐみ)さんです。写真の右側に写っているのがアルパとメゾソプラノをしている池山由香(いけやまゆか)さんです。
どういう事情かということは存じませんが、クラシックと民族音楽との交流は日本ではほとんどなされていないそうです。ですから、ハープ奏者とアルパ奏者とのこのような共演はめったに見られないわけです。そういうわけで私は「全国青年大集会2011」を途中で抜け出しました。いえ、これは嘘ではないけど建前です。活動家としてはコンサートより「全国青年大集会2011」に最後まで参加するのが模範的かもしれませんが、Harp/Arpaの似合う華のある2人にお目にかかりたいという欲望に私は勝てなかったのです!池山由香さんの演奏と歌は、8月26日の狛江駅前の「泉の森会館」のホールでのデュオ・ケーナルパのコンサートで聴いたことがありますが、ハープ奏者の中村愛(なかむらめぐみ)さんの演奏ははじめてでした。しかも、中村愛さんは美人ですから、いろいろいな意味でこの機会を逃してはいけないとも私は思わずにはいられなかったのです。
グランドハープはこのような感じですね。
手前に見えるのがグランドハープです。ハープの下のところを見るとペダルがついています。グランドハープはペダルを踏むことで半音を出します。
角度を変えてるとこんな感じですね。写真だと分かりづらいけどグランドハープはけっこう大きいですよ(グランドハープの重量はなんと42kg)。私の部屋に置いたら、人間のいるところがなくなります(苦笑)
グランドハープをアップで撮ってみました。詳しいことは分かりませんが、グランドハープのペダルを押すと機械仕掛けになっているところが作動して音程が調節されます(丸いところが関係しているそうです)。グランドハープは、けっこうメカニカルな楽器だと言うことがわかります。
コンサート中に気なる光景がありました。一番後ろの列に座っていたのですが、赤い色にモノアイ、角状のものが私の視界に飛び込んできたのです。シャア専用ザク…いや銀座十字屋ホールにあのようなものがあるわけないか、とうとう私は幻覚を見るようになったのかと思っていましたが気になったので終演後に赤いフォルムの物体に近づいてみました。
これは、紛れもなくシャア専用ザクです(笑)このシャア専用ザクは中村愛(なかむらめぐみ)さんのものでした。銀座十字屋ホールの人からは中村さんはあとで怒られたそうです。
http://ameblo.jp/meg-harp/entry-11057159310.html
なかなか良いキャラしていますね。茶目っ気があっていいじゃないですか。親しみが持てました。
アルパはこんな概観。グランドハープに似ていますね。アルパは、16世紀にスペイン人が大航海時代に南米大陸に持ち込んだ楽器が原型です。これを南米大陸の人が模してつくったのがアルパという楽器です。グランドハープと違ってアルパにはペダルがありません。半音がアルパでは出せません。半音を出す時には指で弦の下の部分を押さえるかジャベを使って弦の上の部分を押さえます。アルパとはスペイン語で竪琴という意味です。Arpa(アルパ)を英語表記するとHarp(ハープ)です。アルパはグランドハープの過去の姿という側面があります。
写真だけでは分かりにくいですが、コンサートでアルパ&メゾソプラノをしていた池山由香さんの使っていたアルパにはレバーがついています。もともとはアルパにはレバーがなかったのですが、他の楽器とあわせたり調をあわせたり変える要求からレバーつきのアルパが今ではつくられるようになっています。
……あれ?パラグアイにはいないはずの動物が。
やっぱり。。。パンダなくしてアルパの弾き語りの池山由香さんを語ることはできません(きっぱり)
パンダです。パンダが写っています。それもアルパを演奏しているパンダが写っています。
池山由香さんが特注したアルパは、別名「パンダルパ」と言います。アルパを演奏しているパンダを「アルパンダ」と言います。
パラグアイにはパンダはいませんが、いい感じに向こうの職人さんが彫りました。こういうのを見るからパンダを見るたびにアルパの弾き語りの池山由香さんが思い浮かぶようになるんですね。
コンサート会場でハーピストの中村愛(なかむらめぐみ)さんのFirst CDが販売してありまして購入してサインまでいただきました。
CDと一緒に中村愛さんの生写真もついてきました。どんな感じだったのか……。見せません。ここに載せてしまうと生写真のありがたみがなくなってしまいますので。
グランドハープとアルパとの共演はめったに見られません。音色の違いというのは、その場で聴き比べてみるのが一番よく分かります。
アルパ&メゾソプラノをしている池山由香さん、グランドハーピストの中村愛(なかむらめぐみ)さんともに若手の演奏家です。彼女達の今後のいっそうの活躍を私は願い、期待するものです。