細田暁の日々の思い

土木工学の研究者・大学教員のブログです。

我が道

2012-04-10 16:54:10 | 人生論

昨日は,我が土木工学教室の教職員の歓送迎会でした。

新しく加わったメンバーは,2名の准教授と1名の研究教員で,またまたパワーアップし,若返りました。教室会議も壮観で,今後がとても楽しみな組織です。

いろんな先生方と本音でお話しました。2次会にも有志で行き,議論はさらに白熱しました。3次会が余計でしたが,副学長と鈴木先生と3人のみで行きました。

1次会で,女性教員(2名のうちの1人)M先生から「細田先生を見ていると,ああ,自分の思ったとおりに行動,発言していいんだな,と教わります」としみじみ,かつ笑いながら言われました。

そんなに奔放にやっているように見えるでしょうか。本人はいたって真面目に,良かれと思うとおりに行動しているだけなのですが。

藤井聡先生とお話したときに,すぐにシステムを改革する,という議論をするな,という話になりました。皆さん,これだけの閉塞感に浸りきってしまうと,どうしても外環境のせいにしたくなります。自分が悪いんじゃない,制度が疲労したからうまくいかないんだと。でも,山口県のひび割れ抑制システムにしたって,他のさまざまな先駆的な取組みにしたって,今の制度の中の改善で,できちゃうわけです。藤井先生は,「熱血」が足りんのだ,とおっしゃってました。私もそう思います。

システムを改革,変革する,ゼロクリアして構築する,というのは聞こえはかっこいいけれど,よっぽどの場合でないと取るべきスタンスではありません。

私も単に,熱血でやっているだけです。 

YNUの土木工学教室は,ポジティブなinteractionが非常に多い組織ですが,私ごときのbehaviorが,同僚たちの刺激になって,さらに活発になるのならば,とてもうれしいことです。

准教授の中では一番の古株になってしまいましたので,適切にリーダーシップを発揮する所存です。頑張りましょう!

今日は研究室の歓迎会。船出の段階から,素晴らしい研究室になる予感が大きく,とても楽しみです。 


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