細田暁の日々の思い

土木工学の研究者・大学教員のブログです。

一番大事なこと

2012-04-28 11:16:00 | 研究のこと

この一週間もいろいろとありました。

先週末の鞆の浦での濃厚な体験もありましたが,週末で休養を取れなかったこともあり,疲れもたまっておりました。昨夜は11時間くらいぐっすり寝て,GWの初日をすがすがしく迎えています。この3連休は家族のイベントがびっしりです。

鞆の浦でも,研究委員会でも,私の研究・教育活動でも,どこでもそうなのですが,結局一番大事なのは「人」です。以前から分かっているつもりではありましたが,さらにいろんな角度から,「人」が大事であり,すべてといっても過言でないことを,改めて認識しました。人が元気であること,人と人がつながっていること,です。

私の元気の源も,私の好きな人たちにいつも囲まれて,元気な会話をしているからです。好きな人たちとの縁に,涙することもしばしばあります。そして,好きな人たちと一緒に研究,教育をしていきたい。社会に少しでも貢献していきたい。多少,おかしくなってしまってはいるけれど,この日本を少しでも良いかたちで次の世代にバトンタッチしたい。文句を言うのではなく,自ら実践したい。

それ以上に何を求める必要があるでしょうか。本当に自分に必要でないことを求めようとするから見苦しくなる。自らの心も汚れるけれど,周囲から見ると薄汚く見えることでしょう。

周りの目を気にしなくなったら,それもまた人間ではないかもしれませんが,自分の心からのモチベーション,志に忠実でありたい。

私たちにしかできない研究があり,まだまだ未熟ではあるものの,いくつかの研究はかなり面白いステージに差し掛かっている。それらに興味を示してくれる方々も多くおられる。そして仲間が増えていく。

基礎的な研究もやりますが,実用的,実践的,実装も私にとってとても大切なことです。実装するための仲間もどんどんと増えている。

もちろん,研究に対しては,研究室の仲間たちと全力で取り組んでいくことが基本です。

これだけで,何を不満に思うことがあろう。

稲盛和夫さんもおっしゃりますが,死ぬまでに少しでもまともな人間になって死にたい。未熟であるからこそ,修行のしがいがある。

元々私も純粋なところがあるので,精神の本当のコアの部分では,もっと純度を高めていきたいと思います。世の中のいろんなことを学びながらね。 


5/25(金),26(土)現場見学

2012-04-28 11:15:14 | 教育のこと

YNUの土木の皆様へ

改めて,掲示や見学会ブログでお知らせいたしますが,

・5/25(金)の午後に,首都高ウォッチング(首都高速道路の都心の構造物を,首都高の技術者,YNUの先生方,学生たちで歩きながら見て回ります。皆でワイワイ言いながら見て回ると, 構造物の勉強や,劣化現象などの勉強になります)

・5/26(土)は終日,大型バスを借り切って,豊橋方面まで向かいます。第二東名の建設中の現場,その他に訪れます。大迫力でしょう。

お楽しみに!