ランニングおやじの野望!

50歳を目前に突然走り始めた鈍足おやじランナーのトレーニング雑記です。

湘南3km決戦!

2005-12-04 14:29:43 | レース
3秒差で、負けた。

中3息子、11分48秒、5位。ワシ、11分51秒、7位。

鵠沼海岸のサイクリングロードで開催される「月例湘南マラソン」。
今にも雨が振りそうな空の下、低温、微風。
「記録」を狙うには絶好の条件、予定より10分遅れで8:45、3kmの部スタート。
参加100人ちょっとくらいか。

スピードに勝る息子に勝つには先行して逃げ切るほかはない。
最前列からスタート、ダントツ速い先頭ランナーを10人くらいが追う。
ワシもいきなり全速で飛ばし、ついていく。
徐々にスピードが鈍った先行ランナーをかわし、
中間点直前で赤いロングタイツのオジサンも抜いて5番目で折り返す。

ん? 息子の姿が見えない。
ということは、さっきからすぐ後ろに気配がする、こいつか。
折り返しで少なくとも10m差はつけたかったのだが。
後ろを見る余裕もない。

キビシイ状況になった、と思う間もなく、息子が出てきた。
赤のロングタイツさんも並走して抜いていく。
えーい、このまま終わってなるものか。必死にくらいつく。

残り400mほど。ラスト勝負のスピードでは息子にかなわない。
ここが勝負。思い切って出たのに、並ぶのが精一杯。
全力で行くが、もう、いっぱいいっぱい。くそお、前に行けない。

息子がまた前に。赤タイツ氏も負けじと出る。
ゴール直前、息子がさらに加速。5位でゴール、11分48秒。
結局、ワシは7位、11分51秒。
(トップの高速ランナーは10分16秒)

鼻呼吸では間に合わず、ずっと口呼吸だったので、喉がやられて咳込む。
心拍を測るのも忘れてしまった。

やっと落ち着いたところで、息子と互いの健闘を讃えてガッチリと握手。
今までのどんなレースよりも本気で、どの大会よりも全力で走ったオヤジであった。
スピードのない鈍足オヤジにとっては、3kmで12分を切れたのは夢のよう。
勝負には敗れたが、全身全霊を尽くした結果。悔いはない、なんちゃって。


復路の途中に、寒くて着ぶくれた小3息子が走ってきてワシらを応援してくれた。
妻もゴールで待ちきれず、手前に出てきて競り合いを写真撮り。ごくろうさん。

1kmほど息子とダウンジョグした後、海岸の公園で息子たちはしばらく遊ぶ。
じゃれ合っているうちに中3息子はけっこう手ひどく転び、スネに傷。
おいおい、このバンドエイド貼っとけよ。
年賀状用の家族整列写真を江ノ島が見える海岸で撮り、帰路に。

午後、雨降り出す。小3息子は碁会所へ。
TVで福岡国際マラソン観戦、藤田選手5年ぶりの復活、粘って3位。
コメント (6)
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