ランニングおやじの野望!

50歳を目前に突然走り始めた鈍足おやじランナーのトレーニング雑記です。

『60歳を人生ピークにもっていく法』

2005-12-09 23:14:10 | 本・漫画・映画など
『芸人学生』に続いて読んだ、そのまんま東さんの新刊(KKロングセラーズ)。

現在48歳の彼が、理想とする「完成された60歳」をめざして取り組んでいる、日常の生活習慣を65項目にわたって詳細に述べている。

 
 僕にはたくさんの顔がある。
 芸人である僕。
 学生である僕。
 マラソンランナーである僕。
 夫であり父親である家庭人としての僕。
 どの自分も、その先にある僕のヴィジョンにつながっている。

 ヴィジョンの先にあるもの。
 それは60歳で人生のピークを迎えること。
 これまで48年間生きてきて、山あり谷ありのジェットコースター人生だった。
 たぶん谷のほうが圧倒的に多くて、ピークはまだ全然迎えていない。

 だから僕は走り続ける。
 数々のヴィジョンを達成しつつ、人生のピークを60歳で迎えるために……


ということで、サブ3をめざすマラソンと、余儀なく迫られた人生リ・スタートの経緯、早稲田大学の学生としての日々とをリンクさせて丸ごと語っている。

フルマラソンの自己ベストは昨年12月に出した3時間6分とのこと。ついこの前、やっと3時間半を切ったワシから見れば数段上のハイレベル。
「最近、走りながらペースを落とさずに休む感覚がわかってきた」という記述があり、思わずマーカーでチェック。

 僕のような市民ランナーレベルではペースを落とすことで休むことが多いが……
 見た目では絶対にわからないように体はそのままのペースで動かしつつ、気持ちだけ休ませて、「今、休んでいるんだ」と意識していると、そのとおりリフレッシュできて、また力が湧いてくるのだ。
 僕ですらそうなのだから、トップランナーはみな休息術を体得していて、実に巧みに休息をとっているのは間違いない。その証拠に、95年に箱根駅伝の花の2区で区間新を打ち立てた早稲田大学のナベちゃん(渡辺康幸選手)がいみじくも僕にこう言った。
 「東さん、あのときだけはね、僕は本当に一度も休みませんでしたよ」


ほう、なるほどねえ。そうであったか。ペースを落とさずに休むなんて、ワシにはまだとてもできそうにないけれど、そういうレベルに到達してみたいもの。

正直に言ってしまうと、ワシはTVのお笑いバラエティ番組が嫌いでほとんど見ないので、お笑い芸人も全然知らず、そのまんま東さんもどの方なのか、実はよくわかっていない。
ただ、本を2冊読ませてもらって、非常に真摯に「哲学」を求めている人だと感じたし、駒沢公園で時折り見かける「たぶんあの人」と思われる高速トレーニング中の姿に敬意を表するオヤジであった。


朝、ステップ運動30分、心拍99。
夜、東京体育館練習会がなかったためプールへ。
平・クロ各600m、25m走5本27~25秒。
 
コメント (4)
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