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スミレさんならすぐに分かるけど

2017-03-28 06:25:17 | 日記
見分けは難しくないよ
 
 今年も去年と同じ場所にこの花が咲いていました。
独特の形なので大きな分類はすぐに分かりますが、実は詳しい名前を
知りません。

 毎週火曜日はウォーキングの途中で見かけた山野草を取り上げて
います。
今週は、 スミレ科 スミレ属 タチツボスミレ です。

 サクラは有名なあのお方の妹さんの名前です。
モモとかユリとかアンズもいるし、そうそうヒマワリなんて名の主人公
が活躍するドラマもありました。
女性の名前には花から連想された物が沢山あります。
 しかし同じ花の名前が付いていても、相手が人間ならば間違えません。
山野スミレさんでも岸辺スミレさんでも、スミレさんの違いを正しく
認識して見分けられます。
 それなのに草のスミレになった途端、どれもこれも同じに見えて途方
に暮れてしまいます。
日本には60種、細かい品種まで分けると220種のスミレが分布
しているそうです。
それらは大きく13のグループに分けられます。

 花には左右対称の上弁と側弁、その下に唇弁が張り出し反対側には
蜜を貯めた距があります。
この独特の形状を見れば私にも「スミレ」だと分かります。
しかしその先の見分けが難しい。
 そんな事は無いよ、と「スミレハンドブック」の著者山田隆彦氏は
仰います。
曰く、ポイントさえ抑えれば見分けは簡単。
それは花の色、分布する場所、地上茎の有無や形状の違い、等を覚える事。
 それと特に似かよった10のパターンを覚える事。
本日の主役のタチツボスミレもそのひとつで、ニオイタチツボスミレ
との区別を覚えなさい、と教えてくれます。

一番の問題は
 
 タチツボスミレは日本全国の平地でも低山でも、最も普通に見られる
スミレです。
花後に茎が立ち上がり、庭(坪)にも咲くのでこの名がつきました。
 さて林の中を歩いている私の足元に咲いているスミレの花。
ハンドブックによれば、ビロード状の毛があればニオイタチツボスミレ。
目の前の物は無毛なので、これはタチツボスミレです。
 この見分けは案外簡単でしたが、そこではたと悩みます。

 次のページに載っているオオタチツボスミレにも似ているので。
両者の見分けは、花柄が根から生えるか茎の途中から生えるか?
そう言われても茎自体が短くて判然としません。
 托葉はくしの葉状をしているか?
余りに小さくてルーペでも良く分かりません。
やっぱりスミレの見分けは難しいと諦めかけたその時に、次の一文が
目に入りました。
「距は何色か?」
紫色ならタチツボスミレ、白色ならオオタチツボスミレだと言います。
それなら簡単、白色の距を確認してすぐに同定ができました。
なるほど、ポイントさえ抑えれば簡単なんですね。
問題はどうやってそれを覚えるかです。
 
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