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国語のおさらい:こぶと肩こり

2021-12-02 06:29:29 | 日記
医学用語でも

 毎週木曜日は国語のおさらいの日。
頭をぶつけたら「たんこぶができた」と言うけれど、当たり前に口にするたん
こぶの「たん」って何だろか。
 改めて考えると由来が分からない言葉って身の回りにたくさんあります。
今週は「たんこぶのたん」のおさらいです。
 こぶだけでも意味は通じるのに国語辞典にはしっかりと「たんこぶ」と載って
います。
<たんこぶ:こぶの意の口頭的表現>(新明解国語辞典 より)
 敢えてたんを付ける理由を探りました。
<紐の結び目などの塊になった部分もこぶと呼ぶ場合がある。
そのため打撲によるこぶだと分かるようにたんが加えられた。>

 そうだとしたらどうして「たん」になったのか理由を知りたくなります。
<叩いた時に出る「タン」の音。
こぶは赤くなるのでその色を表す「丹」。
多くの場合こぶは頭にできるので、頭が変化して「たん」。
など諸説あるが特定されてはいない。>(引用はいずれも 語源由来辞典 より)
肝心な部分は分かりません。
 たんこぶが我々庶民の暮らしの中だけではなく、医学用語としても使われている
と聞くと驚きます。
<手足をぶつけた場合は内出血により痣となる。
頭だと血量が多いので多めに出血するが、皮膚に傷が無いために内側の血管近くに
溜まってこぶになる。
医学用語では痣瘤(たんこぶ)と呼ぶ。>(由来メモ より)
 由来は定かではないけれど、生活の色々な場面にたんこぶが馴染んでいること
だけは分かりました。

母さんと爺さん

 「たん」とくれば「とん」、なんの根拠もないけれどそんな連想をします。
となれば次なる謎の言葉は「とんと記憶にない」の「とんと」です。
これまた分かりそうで分からない言葉ですが、どんな意味や由来があるのでしょう?
 <とんと:①すっかり、きれいに、さっぱり ②一向に、少しも 
打消しの表現を伴う述語にかかる修飾語になる場合と、肯定文で用いられる場合
とがある。
くだけた日常会話が中心。>
 何から生まれた言葉なのか、そこを知りたいのですが。
<明確な語源は不明。>(引用はいずれも studyz より)

 「たん」も「とんと」も正直言ってスッキリしない結末でした。
くたびれ損で残ったのは肩こりと疲労感だけ。
 あれ?
たん+とんで一瞬「肩こり」を連想するフレーズが浮かんだ気がしました。
 なんだろか、考えて思い浮かびました。
童謡の歌詞でした。
西條八十さんと中山晋平さんによる肩たたき<母さん お肩をたたきましょう 
タントン タントン タントントン>が浮かんだのでした。
 「爺さん お肩をたたきましょ」誰か、そう言ってくれないかな。


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