部首は難しい
毎週木曜日は国語のおさらいをしています。
先日話の流れで漢字の「偏」が話題になった折りのこと、「あれあれ」と口に
するばかりで私の頭には肝心の偏の名前が出てきません。
日本中の誰もが知っている「忖度」の「忖」の字の偏です。
私の脳みそは腐り始めてしまった様です。
件の偏を漢和辞典で調べればなんのことはない、「りっしんべん」。
やれやれですが自力で思い出したのではないので気分は晴れません。
埋め合わせとしてりっしんべんのおさらいをしました。
<主に感情や思考といった心の動きに関する字義を示す偏>(weblio辞書 より)
心臓の形からできた象形文字がやがて心を示す「忄」になったのだそう。
愀や愎や鞗など見たことの無い漢字が漢和辞典にはてんこ盛りです。
ただでさえ漢字に疎いのに、腐り始めた脳みそで部首までフォローしようとは
無謀です。
外国人は部首をどの程度理解しているかを調査した結果がありました。
タイで日本語を学ぶ高校1年から3年の120人を対象にした調査です。
画数1から7までは覚えるのが「やさしい」の回答、でも9辺りから「難しい」
が増え、12を超えると全てが「難しい」の回答。
日本人の私でも15画の「齒」や17画の「龠」には歯が立ちません。
6年生と1年生
ところで今さらながら、部首とは何だろか?
<その漢字の意味を表す部分>
そのため部首が同じに思える漢字でも、背景の意味を考えると異なる部首に
なる場合が多々あるのだといいます。
<間はもんがまえ、問は口、聞は耳が部首。相はきへんではなく目、想は心が
部首になる。>
そんな数ある部首を小学生は懸命に勉強しています。
そのレベルは私から見ると恐るべき高さです。
たとえば6年生が学ぶ「卵・冊・将」のそれぞれ部首を、私は全て間違えました。
正解は「卵は卩(ふしづくり)、冊は冂(けいがまえ)、将は寸(すん)」
脳みそがくたびれているので6年生では難し過ぎる、1年生の問題だったら
解けるだろう、そう思いました。
「五・空・字・正・年・百・六、それぞれの部首を答えなさい」
真っ先の五で早くも悩むし、空はウ冠に思えるのだけれど・・・正解は?
<五は二(ふた)、空は穴(あなかんむり)、字は子(こども)、正は止(とめへん)、
年は干(かん)、百は白(しろ)>
ここまででも十分に戸惑ったのですが最後の六でとどめを刺されました。
<六は八(はち)>
まさか六が八だったとは60年以上も知らずに生きていました。
小学1年生が覚える漢字の部首ですら分からない有様です。
脳みそが腐った挙句に破裂して何かが漏れ出た気配がします。
頭から「ぶしゅ」っと空気が抜ける音がしました。
毎週木曜日は国語のおさらいをしています。
先日話の流れで漢字の「偏」が話題になった折りのこと、「あれあれ」と口に
するばかりで私の頭には肝心の偏の名前が出てきません。
日本中の誰もが知っている「忖度」の「忖」の字の偏です。
私の脳みそは腐り始めてしまった様です。
件の偏を漢和辞典で調べればなんのことはない、「りっしんべん」。
やれやれですが自力で思い出したのではないので気分は晴れません。
埋め合わせとしてりっしんべんのおさらいをしました。
<主に感情や思考といった心の動きに関する字義を示す偏>(weblio辞書 より)
心臓の形からできた象形文字がやがて心を示す「忄」になったのだそう。
愀や愎や鞗など見たことの無い漢字が漢和辞典にはてんこ盛りです。
ただでさえ漢字に疎いのに、腐り始めた脳みそで部首までフォローしようとは
無謀です。
外国人は部首をどの程度理解しているかを調査した結果がありました。
タイで日本語を学ぶ高校1年から3年の120人を対象にした調査です。
画数1から7までは覚えるのが「やさしい」の回答、でも9辺りから「難しい」
が増え、12を超えると全てが「難しい」の回答。
日本人の私でも15画の「齒」や17画の「龠」には歯が立ちません。
6年生と1年生
ところで今さらながら、部首とは何だろか?
<その漢字の意味を表す部分>
そのため部首が同じに思える漢字でも、背景の意味を考えると異なる部首に
なる場合が多々あるのだといいます。
<間はもんがまえ、問は口、聞は耳が部首。相はきへんではなく目、想は心が
部首になる。>
そんな数ある部首を小学生は懸命に勉強しています。
そのレベルは私から見ると恐るべき高さです。
たとえば6年生が学ぶ「卵・冊・将」のそれぞれ部首を、私は全て間違えました。
正解は「卵は卩(ふしづくり)、冊は冂(けいがまえ)、将は寸(すん)」
脳みそがくたびれているので6年生では難し過ぎる、1年生の問題だったら
解けるだろう、そう思いました。
「五・空・字・正・年・百・六、それぞれの部首を答えなさい」
真っ先の五で早くも悩むし、空はウ冠に思えるのだけれど・・・正解は?
<五は二(ふた)、空は穴(あなかんむり)、字は子(こども)、正は止(とめへん)、
年は干(かん)、百は白(しろ)>
ここまででも十分に戸惑ったのですが最後の六でとどめを刺されました。
<六は八(はち)>
まさか六が八だったとは60年以上も知らずに生きていました。
小学1年生が覚える漢字の部首ですら分からない有様です。
脳みそが腐った挙句に破裂して何かが漏れ出た気配がします。
頭から「ぶしゅ」っと空気が抜ける音がしました。
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