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電柱の謎

2015-07-25 11:25:09 | 日記
<決まった距離で立ってるの?>

 ちょっと歩き方を変えるだけで血圧や持久力の改善に大きな違いが出る
「インターバル速歩」を継続中です。
これは信州大学の能勢教授が提唱されている歩き方で、長野県内にはかなり
普及しています。
 3分間ずつ、ゆっくり歩きと早歩きを交互に行います。

 歩数計かストップウォッチを持って歩けばよいのですが、それが面倒。
できるだけ物を持たずに出かけたいので、3分間のインターバルは感覚頼りです。
とは言え、根拠らしきものとして目印は定めてあります。
よく使う目印は「電柱」です。
この先5本目の電柱までゆっくり歩き、その後15本分を早歩き、何て感じです。

 先日ふと考えました。
「電柱って決まった間隔で立っているのだろうか」と。
 調べてみると30mだそうです。
電柱に設置するトランスや電線などの重さによる負荷を計算しこの数字に決まった
と言います。
 電柱なんてどれも同じと思っていましたが、気にしてみると随分と違いが
あるのに驚きます。
長さも材質も実は設置した業者も違うそうです。
 
 先ず長さに関してはコンクリート製の電柱で概ね16m、木製で8m。
いずれも地下に六分の一を埋め込むので実際の高さは13mと6m程になります。
 自重は軽い物でも350kg。
木製、コンクリート製に加えて鉄製の柱もあるそうですから重さもかなり幅が
あるのでしょう。
 私たちの世代は「電信柱」(でんしんばしら)の呼び方がしっくり来ます。
これは通信会社がケーブルを引く為に設置した柱を指します。
一方「電柱」(でんちゅう)は電力会社が送電用に設置した物。
呼び方の違いにも理由がありました。

<インターバル速歩の作り方>

 話は戻って、先に書いた目印の話です。
仮にゆっくり歩きを時速5km、早歩きを時速8kmと定めたらどうなるでしょう。
時速5kmは分速83m。
3分間では249m進みます。
1本目の電柱の横から出発して9本目を過ぎた辺りがおよその距離になるでしょう。
同様に時速8kmならば14本目辺りです。
電柱の本数を目印にしていずれも3分間で歩き切れば、想定通りのインターバル速歩
の完成です。

 問題は「3分間」をどうやって計るか、です。
時計を持ち歩くか、相変わらずの「間隔」頼りか、悩ましい問題です。
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