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健康長寿:ウイルスの冒険2

2023-04-03 06:29:59 | 日記
意外な事実

 私の願いは健康長寿。
私の健康法はウォーキング。
そこで毎週月曜日にはこのふたつに関連する話題を取り上げています。
今週は「風邪とウォーキング」の先週からの続きです。
 寝て起きた時に風邪をひいたと感じるケースが多いのには理由があるそうで。
<夜は室内の温度が下がりウイルスが増殖しやすい環境になる。
睡眠中は口呼吸が増えるので、鼻から喉の奥に至る上気道の粘膜が乾燥し
防御率が低下する。
リンパ球は細胞性免疫細胞を含み夜間は高く維持されるが、ストレスや
1日の寒暖差が激しいと自律神経のバランスが崩れリンパ球の数が減る。
これらの要因により睡眠中にウイルスが体内に入り込むことが多い。>
 こちらの防御が手薄になった隙に乗じたウイルスが体でいよいよ暴れ出します。
そんな風邪の辛い症状は、意外にもウイルスによるものではないのだとか。

 <鼻や喉の粘膜にウイルスが付着すると人間の身体は鼻水やくしゃみで
追い出そうとする。
それでも残ったウイルスが喉の奥に侵入すると咳で排出する。
ウイルスが好むのは15℃から18℃の温度と40%以下の湿度。
だから発熱もウイルスの活動を抑えて免疫力を高めるための身体の防御
活動のひとつ。
37.5℃以下の自然解熱がみられた場合はウイルス退治が終了した合図。>
(引用はいずれも 小白川至誠堂病院 より)
 風邪の諸症状が人の防御反応だったとは驚きです。

頼れる有酸素運動

 ウイルスの増殖は発症後1~2日がピークでこの頃が感染力は最高。
そこに至るまでに免疫力で駆逐出きれば良いのですが。
 <上気道の粘膜の免疫の主役はIg抗体。
ウイルスの感染力を中和して侵入を防ぐ。
それが効かないとキラーT細胞、活性化マクロファージの出番となる。>
 いよいよ主役級が登場してきましたが、これらの働きを高めるのが
ウォーキング。
 <日頃から栄養ある食事、有酸素運動、夜間の保温、質の良い睡眠を
心がけ、疲労やストレスを軽減し喫煙・深酒を避け、腸内環境を整え、
笑いを忘れない。
これが細胞免疫力を維持してくれる。>(小白川至誠堂病院 より)

 風邪の予防にはウイルスに接触しないことが一番ですが実生活では
それはかなり難しい話。
 <人や動物の体内から出たウイルスは、インフルエンザウイルスで
8~48時間、ノロウイルスで10~50日、アデノウイルスで8~49
日過ぎると不活性化する。>(ウェザーニュース より)
つまりそれまでは死滅しないということ。
 何処に潜むか分からぬ相手を防御するには、ウォーキングで免疫力を
維持するのがやっぱり一番の対策です。
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