いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

本年も一年間 ありがとうございました

2010-12-31 06:23:49 | その他


本年も一年間 ありがとうございました。

「いつか英国日記」を
大変沢山の方に毎日見ていただき
非常に光栄です。

ブログが炎上したこともありましたが
励ましのコメントを多数いただき
沢山の方に支えられているのを
改めて知り、感謝の限りです。

来年もクラシックな物
そして、エレガントな物を中心に
ブログを更新していきますので
引き続きご支援頂ければ
幸いです。

思えば、服飾を中心として
今年は色々な方と
出会いがあり、とても愉しい1年でした。

仕事とは関係なく
一生お付き合い出来るような仲間が増えた事は
私にとって大きな財産になりました。

今後、お店やパーティで
お会いする事もあるかと思いますので
その節はどうか
宜しくお願い申し上げます。

あなたにとって
来年もよい年であることを
お祈り申し上げます。



クラシック イングリッシュソックス

2010-12-30 07:46:01 | その他
さて、昨日の続きです。
ソックスも拘れば、ビスポークにいきつきます。

パーソナルテーラーではメンバー用に
紳士の洋品も色々、リリースされます。

そしてこのイングリッシュソックスです。
素材はコットンではなく
メリノウール。
ウールというと、冬用の厚手の物を連想しますが
これはまったく違う絹のような質感をもった
素材です。

通気性が非常に高く
冬暖かく、夏は涼しいという
優れた素材です。

そしてもっとも
クラシックな部分は
つま先がハンドで繋がれていることです。
縫うのではなく
まさしく、継ぎ目無く繋がれています。



下の写真が通常のソックス。



つま先部分が
ストレス無く繋がっているのが
わかると思います。

これが履き心地に
大分影響します。

そして、ソックスがずり落ちないように
ふくらはぎの上部でターンナップになっています。

さらに望めばリボンをつけて
結べるようにビスポークすることも恐らく可能ですが
通常は、この仕様でずれる事はないと思います。

ダーク系のスーツ用にネイヴィーと
スポーティーなトラウザース用に
淡いブルーの物を購いました。

クラシック イングリッシュソックス
洗濯は手洗いしなければならないことを
厭わなければ、耐久性もあり
素晴らしいソックスだと思います。

かなうなら
ウィンザー公のように
ホリゾンタルの
ロングホーズの物が欲しいですね。




ロングホーズ

2010-12-29 07:57:52 | その他
昨日が仕事納め。
今日から年末年始休日に入りました。
1年は恐ろしい速度で過ぎますね。

さて、今回はロングホーズについてです。

スーツと言えば紳士の靴下は
ロングホーズを合わせなければなりません。

普通はスーツの色に合わせて
ネイヴィー、黒、グレー、茶辺りが
あれば充分だと思います。

以前、伊勢丹で購入した物です。
一番左の靴下は紺系のスーツに合わせたら
エレガントかもしれないと思い
バーガンディの物も購入しました。
紺のチョークストライプのスーツに
バーガンディの靴下、バーガンディの靴というのも
いい組み合わせだと思います。



そして、下の写真は伊勢丹では定番の光岡繊維の物。



ふくらはぎのフィット感も良く
セールで購入すれば価格もリーズナブルで
気軽に履けます。



そしてこちらはDuke Madisonの靴下。
このブランドネームで伊勢丹は下着とかシャツとか
色々展開しているようです。

靴下は無地がほとんどですが
こういったヘリンボーンの物も
クラシックでいいですね。

そしてこちらの左2足の靴下。



ジョマリオの靴下です。



クラシコとコモドというシリーズがあります。
コモドはつま先と踵の色が変えてあり
ややカジュアル寄りでしょうか。

紳士の靴下は間違っても
くるぶし辺りにブランド名が入っている物を
選んではいけません。
すべてが台無しになります。

さて、今回のご紹介した物は
私にはどれもピッタリしたフィット感で
ずり落ちる事もありません。

しかし、靴下の履き心地を突き詰めていくと
よりクラシックな製法になっていきます。

それについては又、次回ご紹介したいと思います。




ハンチングをベレー風に

2010-12-26 06:13:08 | ハット
先日出来上がったフランコ・プリンツィバリの
ジャケットに合わせて、帽子を購入しました。

ジャケットはハウンドトゥースですので
やはり黒がよろしいかと、、、

CA4LAなど、色々探しましたが
これが意外と自分の気に入る物が
見つからず
結局地元近くの
町田の帽子ショップで
見つけた物がこれです。

KANGOLのハンチングで
素材はウールです。
手触りはざっくりした感じで
防寒にも役立ちそうな素材です。



当初はベレーで考えていましたが
カッコいいベレーって本当にないですね~。

ということで
ハンチングを前後逆に被り
ベレー風にと相成りました。

帽子全体のラインも
奇麗ですね。



そしていざ被って
合わせてみると
このKANGOLのロゴがとても邪魔です。
クラシックなスタイルにどうも合いません。

世の中、ブランドロゴこれ見よがしの
製品が結構ありますが
ロゴは見えなところにあるのが
一番カッコいいと思います。

ということで
やむ得ないので
ブラックアウトしました。



そして全体のコーディネイトは
下の写真のように。



これにアウターを着るときは
アクアスのダウンコートとかが
多いですね。

クラシックでありながら
ちょっとスポーティな装いかと
思います。

そう、、、
靴ですね靴、、、、
写真のフルブローグの靴でもいいと思うのですが
素材感を合わせるには
やはり黒のスエードが良さそうです。

チャッカやサイドゴアだと
カッコいいですね。

しかしそろそろ
家庭内事業仕分け作業が入りそうなので
暫くおとなしくしていようかと、、、




第一回 オフ会 「忘年会・まいまいと同席気分~♪」

2010-12-25 22:43:15 | 番外編
久々の番外編です。

そうずばり!まいまいこと
いとうまい子さんとの忘年会で~す!

実はツイッターでまいまいと
やり取りするようになって、約半年。
ツイッター上で最初は冗談半分で
忘年会の話が皆で持ち上がりました。
まさか実際には出来ないだろうな~っと
思っていたら、やりますね~まいまい!

実現しちゃいました。
その名も
第一回「忘年会・まいまいと同席気分~♪」です。
場所は新宿は歌舞伎町グレースパリで
12月23日に行われました。



開始は何と昼の12時。
な~るほど、これなら家庭のお父さんも
参加しやすい時間です。
そして、会場につくと
やはり、9割がおじさん~!!
そして残り1割が若い方と女性でした。
当初60名の予定が、増えに増え何と93名での
大忘年会となりました。

忘年会開始前に司会者から注意事項。

1)まいまいを独占しな~い。
2)背中のチャックを探さな~い。

この注意事項の2)は、まいまいのツイッターでの
発言内容を聞く限り
実は、まいまいの中には
おじさんが入っているという噂です。
さて、真実はどうなのでしょう~。

そして、遂にご本人の登場~!



当初の宣言通り
ミニスカサンタさんの格好で登場です。
いや~しかし、かわいいですね~!!
正に永遠のアイドルです。



ここからはまいまいのスナップコーナー~です!











忘年会は
クイズ大会やビンゴゲームで
大いに盛り上がりました。

今回、会費は忘年会の実費5,000円のみ。
クイズ大会やビンゴの賞品はすべて
主催者の持ち出しです。

そしてこのツイッターのIDを印刷した会員タグと
サイン入りの写真はすべて
まいまいの手作りです。



素晴らしいですね~。

そしてこんなお土産まで。



いや~何から、何まで
手作りの心のこもった
忘年会でした。

まいまい、そして忘年会をサポートされた方々
ありがとうございました。
とても暖かい愉しい忘年会でした。
第一回で終わらない事を願います。

そして出席者の皆さん。
ありがとうございました。

又、来年、会いましょう~。


コルネリアーニのコーデュロイパンツ

2010-12-25 05:58:26 | カジュアル
イタリア製のコルネリアーニのコーデュロイパンツです。

前回ご紹介した
フランコ・プリンツィバリのハウンドトゥースの
ジャケットにコーディネイトして
伊勢丹で購入しました。

コルネリアーニは1930年代に創業された
ファクトリーブランドです。
スーツでも有名ですね。

当初、このジャケットには
インコテックス辺りの
ウールのパンツと考えていましたが
ある程度ドレッシーで
尚かつスポーティな素材という観点で考えた時
コーデュロイがベストでは?
と思い、このパンツに行き着きました。

コーデュロイというと
とてもカジュアルな印象を受けますが
実はその織りによってかなり表情が違ってきます。

一般的には1インチあたりの畝の本数で
カジュアル→ドレッシーに変化していきます。

今回購入したコーデュロイは
1インチ辺りの畝の本数が15本の
細コール、所謂ピンウェールといわれる物です。

この位の畝の細さになると
スーツに仕立てても、とても良い雰囲気になります。

今回のジャケットにピッタリではないかと思います。

この素材、実は綿に2%程ポリウレタンが入っていて
ストレッチ性があります。
これが動きやすさに繋がっています。

内側の作りはカジュアルなパンツというより
スーツなどのドレッシーなパンツに近いです。



インコテックスなどもそうですが
股ぐりがいいからでしょうか
とても履き心地が良いですね。

これから年末
ジャケットと共に活躍の機会が増えそうです。

しかし、これに合わせる靴は、、、
やはり黒のスエード
それも短靴ではなく
チャッカやサイドゴアが良いのでは?
と考え始める自分がコワイ、、、


 ☆
☆☆☆
 ☆


今日は奇しくもクリスマス。
あなたにとって良き一日でありますように。

メリークリスマス!



ブラックウオッチ計画 始動

2010-12-23 07:20:38 | スーツ
遂にブラックウオッチ計画始動です。

ブラックウオッチ、ロイヤル・ハイランド連隊が
身につけていた事から「黒い監視兵」を語源とする
由緒ある柄です。

とても好きな柄のひとつで
いつかはこの柄の生地でジャケットを作ってみたいと
思っていました。

ブラックウオッチというと
IVYのイメージを思い描く方も多いと思いますが
IVY世代とは少しずれている私は
この柄でエレガントな
スーツにしても良いような
雰囲気のジャケットを作ってみたいと
かねてから思っていました。

そして、いざ探してみると
納得のいくエレガントな
ブラックウオッチの生地が思いのほか
見つからないのに驚きました。

もっとも代表的な柄のひとつで
いくらでもあると思っていたのですが。

そして、ある日何気なく
いつもお世話になっている
銀座のパーソナルテーラーへ行ったときの事。

小宇宙状態又はカオス状態の
アトリエの地下で偶然ブラックウオッチを見つけました。
どうもヴィンテージのようです。
タグにはTaylor&Lodgeのタグが。
目付は350g/m前後でしょうか。

当然売約済みかと思っていたところ
テーラーのオーナーH氏こと総帥は
「あっ、そういえばジャケットとウェストコート分は
あったんだな~」と。

まあ~、早く言って下さい。
随分探しました。

しかし、これもある意味素敵な出会いですね。
ということでブラックウオッチ計画がいきなり始動です。

この生地を使い
遂にビスポークする事を決心しました。
もちろん初ビスポークです。

今まで、バタクハウスカットやフランコプリンツィバリで
色々スーツをオーダーしてきました。
限りなくビスポークに近い作りの物もありますが
デザインをゼロから考える本当の意味での
ビスポークは今回が初めてです。

ブラックウオッチ
スーツを着こなす自信はないので
ジャケット+ウエストコートをブラックウオッチで
トラウザースは他の生地とすることにしました。

丁度ブラックウオッチ生地も
ジャケットとウェストコート分しかないので
丁度良かったです。

デザインはなるべくエレガントなスーツに近いラインで。
ということで
提案された内容が冒頭の写真の
スケッチです。

ジャケットは2つボタン
袖は古のターンナップ仕様です。
そして特徴的なのはウエストコート。
何とダブルの8ボタンです。

もうこうなると
総帥におまかせするしかありません。

時代はエドワーディアン、ベルエポック的な世界に突入です。

そしてトラウザースはホワイトフラネンルを勧められましたが
この組み合わせは私にはまだハードルが高すぎます。
アトリエで生地を色々見ていくと
何と上品なハウンドトゥースが。
タグを見ればFOXの文字が。



しかもかなりの打ち込みです。
もうこれしかないでしょう。

ということで下の写真のような組み合わせに。



ジャケット+トラウザース
ウェストコートは単品使いも可能だと思います。
この組み合わせですべて着用し
これに今ビスポークしている帽子を組み合わせると
完全にコスプレの世界に突入ですね~。
(帽子は又、改めてご紹介したいと思います。)

そしてこちらのテーラーの凄いところは
生地は勿論の事
一つ一つのマテリアルに徹底的に拘っているところです。
そのひとつがボタンです。



これはイギリスのバルカナイト製のボタン。
かなりのアンティークのボタンです。
バルカナイトとはイギリス流の言い方で
所謂、エボナイト又は硬質ゴムのことです。
これも普通のテーラーでは
中々手に入らないと思います。
ブラックウオッチというとIVYでは
ゴールドのメタルボタンと相場が決まっていますが
ブラックウオッチに黒のボタンは
とてもエレガントだと思います。

そしてウエストコートのボタン。
これが凄いです。
イギリスのアンティークボタンの取引は
1個単位で行われていますが
正にそういった世界で入手した物。



凄いですね~。
いきなりディープな世界に足を踏み入れてしまいました。

こちらのテーラーとは
お付き合いを初めて丁度1年。
ビスポークの世界は
モデリストの方がカスタマーが
どんな仕事をしているのか
そして趣味や嗜好、性格も含めたキャラクターを
充分理解して本当にカスタマーに合う
スタイルが作れるのだと思います。

1年間で充分に語り合い、一緒に食事をし酒を酌み交わし
私の人となりを充分理解していただけたと思います。

製作過程については又
順次ご紹介したいと思います。



ハウンドトゥースジャケット

2010-12-19 06:07:29 | スーツ
フランコプリンツィバリのジャケットが
出来上がってきました。
色々あり、年末ギリギリになってしまいましたが
まあ、年内に間に合い良かったと思います。

さて、今回選んだ生地はダブルフェイスという
ちょっと変わった生地です。
詳しくは以前のブログ
ご参照いただければわかりますが
かなりヘビーオンスな生地です。

素材はもちろんウール。
表がハウンドトゥース



裏がグレーという生地です。



ハウンドトゥース
もっともオーソドックスな柄ですが
手持ちのジャケットにはなかったので
カジュアル用、又は、休日出勤用として
今回、オーダーしました。
仕様はいつも通りの段返りの3つボタン。
但しカジュアル用ということで
腰ポケットはパッチポケットにしました。

まずは、第一印象ですが
500g/m以上という
ヘビーオンスな生地を今回選びましたので
とっても仕立て映えした出来上がりです。
パターンは勿論大切ですが
スーツやジャケットにおける生地
本当に大切ですね。

袖付けはいつものフランコ流。
袖の縫い合わせのラインも特徴的ですが
もっとも着心地に影響があるのは
肩周りの作りです。
ハンガーにかけた状態で腕が前に出ている状態
所謂前肩になっていますが
これも自然で体に負担をかけない着心地に
影響を与えています。



フランコプリンツィバリのスーツを着て
会社に出勤した日は
まず上着を脱ぐ事はありません。
それは、逆に言えば上着を意識しないということです。
これは、生地の重さには関係がありません。
ヘビーオンスな物でも同様です。
それだけ、スーツを負担に感じない作りになっています。

袖はいつものフランコ流
本切羽で一番奥のボタンは眠りボタンになっています。



そして今回は気軽なジャケットということもあり
副素材をなるべく簡略したレジュリシモ仕上げを
選びました。



裏地はほとんどありませんが
シンプルに黒にしました。
但し、レジュリッシモ仕上げといっても
そこはフランコプリンツィバリ。
肩周りから胸の辺りは非常に構築的な作りとなっています。



さて、私のパターンは
フランコ氏に調整してもらった
専用パターンとなっていますが
体型が当初よりも痩せた事もあり
今回、何点か修正を入れています。

1.後衿ミツの形状修正・・・ツキしわ解消
2.肩傾斜の修正・・・後タスキしわ解消
3.背巾量のカット・・・後ダキの余り解消

ここらへんは
かなりフランコが厳しくチェックしていましたので
パタンナーの三陽商会のK藤氏に
採寸の時に修正の指示を出していました。

後ろ姿が大分スッキリしたと思います。



これから、年末年始にむけて
特にオフの時
活躍が期待出来そうなジャケットです。



ブラックモールスキン

2010-12-18 07:14:09 | スーツ
既にK部店長カテゴリーを作った方が良い位
K部店長の記事をアップしていますが
年の瀬を迎え、これだけは
ご紹介したい逸品です。

そう既にバタクハウスカットのブログでも
紹介のあったブラックのモールスキンスーツです。

通常、モールスキンというと
ツイードのジャケットのトラウザースに
合わせるというイメージが強いですが
これで3Pを作るというのは
想定外でした。

いや~、目から鱗というのは
このことでしょうね~。

K部店長とお会いしたこの日
大阪は生憎の冷たい雨。
当日K部店長はオフだったのですが
どうしてもこのモールスキンの3Pを見たくて
無理を言って、着用をお願いした次第です。

本来はやや固いイメージの3Pが
まるでスポーツコート(ジャケット)のような
雰囲気。

いや~カッコいいですね~。

K部店長、当日はオフという事もあり
グレーのタートルネックをお召しでしたが
このコーディネイト何故か、映画「シャレード」の
ジェームズ・コバーン扮するテックスを
思い出してしまいました。

モールスキン3P
タイドアップすればオンのシーンで
アスコットやタートルネックをすればオフに使える
オススメの素材だと思います。

う~ん、私も欲しくなりましたが
K部店長のような方でないと似合わなそうな、、、

さて、スーツ鑑賞の後は
いつものように大阪の街、探訪です。

今回訪れたのは中崎町のとあるカフェ。



雰囲気ありますね~。

外壁には何と絵が飾られています。



そして店内の様子。



インテリアには昔懐かしい
こんなステレオと黒電話が、、、



昔はメリヤス工場だった、このカフェ。
ベトナム料理を中心としたメニューでしたが
外の雨音を聞きながら
果てしなく、まどろんでしまう二人でした。

そしてその後はいつものように、、、



ビバ 大阪!


ハケットロンドンのシャツ2

2010-12-12 05:58:47 | ドレスシャツ
ハケットロンドンのシャツその2です。

昨日ご紹介したシャツがどちらかと言えば
ドレスシャツ寄りとすれば
こちらはよりカジュアル色が強いシャツだと思います。

色はライラック。
このライラックという色
良いですよね~。

例えばブラックウオッチのジャケットに
シルクのライラックの裏地
あるいは同様に無地または織り柄の
ライラックのシャツを合わせたりすると
とてもエレガントだと思います。

ライラック、優しい色で
バーガンディと並んで好きな色のひとつです。

さて、今回のライラックは
スポーツシャツなどにも良く用いられる
所謂、ベンガルストライプです。

ベンガルストライプというと
一般的にはマドラスチェックに似た柄を言いますが
広義ではカラフルな縞柄も含みます。
和服柄でも「弁柄格子・紅柄縞」は
同様の意味です。



シャツ生地はアルビニ。
やはり、しなやかな2プライコットンです。



こちらはボタンダウンなので
よりカジュアルに着れますね。

襟裏と袖裏は同色のマイクロチェック。
特に袖はまくった時にこの柄が見えるのが
ちょっと洒落ていると思います。

サイジングですが表記にはMEDIUMとあります。
昨日紹介したシャツは所謂一般的な
ドレスシャツのサイズ展開でしたが
こちらはS M Lというサイズ展開です。

パターンは大分ゆったりした作りになっているので
細身の方にはちょっと大きすぎるかもしれませんね。

そして製造国ですが
こちらは何とブルガリア。
やはり英国製ではありません。
しかし、価格と品質は充分見合っていると思います。

このシャツ、私は
ジャケットやアウターのニットの下に
着ようと思います。

しかし、シャツも果てしなく
増えていきますね~。