そうなんです。運命の出会いは、いつ、どこで、おこるかわからないものです。私が出会ってしまった時計、それはヴィンテージのジャガールクルトです。
ケアーズさんにロレックスの修理受け取りに行った時に出会ってしまいました。この時計を見てそのエレガントな佇まいに一目惚れ。思わず店員さんを呼び、「この時計は何ですか?」と聞いてしまいました。
モデル名 インディケーター。1950年代の時計です。フェースの上部の窓、じつはこれ今でいうパワーリザーブなんです。MAXで40時間のパワーリザーブ機構が付いています。ムーブメントはCAL481 1948年に開発された名器といわれるムーブメントのひとつ。当時時計は手巻きが主流で自動巻はまだ黎明期。手巻きは巻いた感覚がよくわかりますので、朝巻けば翌朝まで時計は動き続けます。当時の自動巻きは巻きの力が弱く途中で止まってしまったり、または巻かれていてもその状態がよくわからなかった為、人気がありませんでした。そこでルクルトはムーブメントが今どういった状態にあるかを一目でわかるようにインディケーターを開発しました。70年前の時計でそれを実現していたのは凄いですね。
40,30,20とパワーリザーブが減少していき、残りわずかになるとインディケーターが赤い表示に変わります。これもインパクトあります。
さて、では時計の内部がどうなっているのか、次回ご紹介しますね。
ケアーズさんにロレックスの修理受け取りに行った時に出会ってしまいました。この時計を見てそのエレガントな佇まいに一目惚れ。思わず店員さんを呼び、「この時計は何ですか?」と聞いてしまいました。
モデル名 インディケーター。1950年代の時計です。フェースの上部の窓、じつはこれ今でいうパワーリザーブなんです。MAXで40時間のパワーリザーブ機構が付いています。ムーブメントはCAL481 1948年に開発された名器といわれるムーブメントのひとつ。当時時計は手巻きが主流で自動巻はまだ黎明期。手巻きは巻いた感覚がよくわかりますので、朝巻けば翌朝まで時計は動き続けます。当時の自動巻きは巻きの力が弱く途中で止まってしまったり、または巻かれていてもその状態がよくわからなかった為、人気がありませんでした。そこでルクルトはムーブメントが今どういった状態にあるかを一目でわかるようにインディケーターを開発しました。70年前の時計でそれを実現していたのは凄いですね。
40,30,20とパワーリザーブが減少していき、残りわずかになるとインディケーターが赤い表示に変わります。これもインパクトあります。
さて、では時計の内部がどうなっているのか、次回ご紹介しますね。