いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

グローブトロッターは揃えるべきか

2015-02-15 08:38:16 | 
先日、縁あってヴァルカナイズでグローブトロッターを購入。
色はすでに持っているCENTENARY 21"TROLLEYに合わせて赤。



私の日々の暮らしにおいて
鞄は字のごとく革でなければならないという
セオリーが最近崩れつつある。
素材のバルカンファイバー 
大まかに言えば紙製というわけだが
インナーの仕切りなども含めると
カバン全体として決して特別に軽いといわけではない。

では、なぜグローブトロッターなのか。
英国製、伝統がある、かのウィンストンチャーチルが使っていた
丈夫、革と違い雨でもある程度大丈夫、色のバリエーションが沢山ある
など、、、

私の場合、確たる理由はまだみつけられず
今回購入したものをオンとオフ共に使い倒してみて
「グローブトロッターは揃えるべきか?」の結論を出そうと思っている。

このトロッター、サイズはビジネスに最適と思われる
13インチミニユーティリティケースである。
中には仕切り版が付いている。



これは外すことも出来るが
ビジネス用と考えた場合は必須であろう。
中はそっけない内張である。
ビジネス用なのでリバティのカラフルな内張は不要である。

以前購入した21インチと比較すると
こんな大きさである。



近々ビジネストリップもあるが
こうやって持っていくのであろうか。
以外に落ち着きが悪い。
かといって9インチのミニユーティリティーでは
ビジネスでは実用的でない。
さてどうしたものか。



私はSではないが雨の日専用にして
耐久性を試してみたい気持ちもある。
どちらにしても実用系のモノは使い倒して
真価が発揮されるものが本物だろう。
特に英国製であればなおさらである。

街でこのトロッターを手にしている私を見かけたら
「グローブトロッターはどうですか?」と
是非、気軽に声をかけていただきたい。


フランコプリンツィバリの3P

2015-02-11 19:58:32 | スーツ
フランコプリンツィバリのスーツがやっと完成。
ビスポークという訳ではないのだが
ウェストコートにちょっとした不具合があり
時間がかかってしまった。

生地は以前ご紹介したが
ネイヴィーのウィンドペーン。
パッと見はウィンドペーンとわからない。
この生地、ちょっとぬめり感があり
仕立て栄えもする中々良い生地であった。



着心地に影響を与えるであろう袖周り
相変わらず特徴的なカッティングである。



このところダブルブレストが多かったので
今回は久々に3Pとした。
ブレイシーズを使う私としては
3Pだとオフィスで気軽に上着を脱ぐことが出来
中々便利である。



3Pを着用すると懐中時計が恋しくなる。
実際にはこの上にオーバーコートを着用するので
時間をすぐに見ることが出来ず
現実的ではないのだが、、、

まあ、もうすぐ春、もうちょっと待てば
オーバーコートを脱ぎ捨てる
軽やかな季節がやってくる。

懐中時計はそれまで
待つこととしよう。