いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

ハケットロンドンのシャツ

2010-12-11 06:16:11 | ドレスシャツ
ハケットロンドンのドレスシャツです。
以前、伊勢丹のセールで購入した物。

ドレスシャツといっても、カジュアルでも
着れそうなシャツですね。

生地はイタリアのアルビニです。
以前バタクハウスカットのドレスシャツでも
ご紹介しましたが1876年設立の
イタリア老舗ブランドです。
イタリア三大生地メーカー(アルビニ、モンティ、オルトリーナ)の一つで
トーマスメイソンなんかも今はその傘下に入っています。

さてこの生地、140番手の所謂バンカーストライプです。



しなやかな2プライコットンを使用していて
とてもソフトな着心地です。
冒頭の写真をご覧いただくとわかりますが
襟裏にはハケットらしく
ブルーのマイクロチェック生地が使われています。
これは袖裏にも使われていて
正に、見えないお洒落ですね。

フィッティングはスリムフィットとありましたので
今風の細身かと思いちょっと焦りましたが
(一応購入時に販売員の方に
 サイズを計測してもらいました)
そんなこともなく、私でもちゃんと普通に着れる
フィッティングでした。

さて、このバンカーストライプのシャツ
私はスーツにではなく
ネイビーのジャケットとかに
カジュアルに合わせたいと思います。

そして、後から気づいたのですが
気になる点がひとつ。
シャツについていたタグに
ウェアハウスオンリーとあります。



所謂、ショールーム専用という意味だと思いますが
ワンオフのサンプルモデルという意味でしょうか。
それにしては、品質表示タグとかも普通についていたのですが、、、

う~ん、謎ですね~。

それと、このシャツ、モロッコ製とあります。
コストダウンの時代の流れを感じますね~。
別にモロッコ製が悪い訳ではありませんが
ハケットはやはりMADE IN ENGLANDで
あって欲しいですね。

ビスポークや
プレミアムモデルのシャツは
そうなのかもしれませんが、、、


ロバート・キートのアスコットタイ

2010-12-05 06:46:17 | タイ
英国のロバート・キートのシルクを使った
アスコットタイです。
先日、大阪へ行った時に
バタクハウスカット梅田店で購入しました。

何気なく売り場を見ていると
いつの間にやら
アスコットタイの品揃えが増えています。

その中に、とても奇麗な紫のタイ。
しかもペイズリーのクラシックな柄。
う~ん、私の嗜好は
振り返ってみると
どうも、色はバーガンディとパープル
そして蒼
好きな柄はどうもペイズリーのようです。

しかもペイズリーは
クラシックな柄とそうでない柄があります。
同じペイズリーでも
この柄を間違えると
クラシックな装いのつもりが
タイだけ妙にポップになってしまう危険があります。

今回は安心出来るとてもクラシックな柄です。



しかも、このアスコットタイ
かなりヘビーオンスです。
実は36 OZ.とのこと。

アスコットタイもこの位の
量感があるとボリュームのある
首元が作れますね。

さて、コーディネイトですが
シックに纏めるなら
ネイビー系のスーツやジャケットに合わせるのが
奇麗だと思います。



アスコットタイ、最近はペラペラな薄い物が
主流になってしまっていますが
こういったしっかりした作りで量感があり
しかもクラシックな柄の物を見ると
手元に置いておきたくなりますね。

ということで
タイとマフラーは果てしなく
増え続けていきます。



ペッカムライのシルクストール

2010-12-04 06:42:12 | その他
ペッカムライのシルクストールです。

以前、丸の内のヴァルカナイズロンドンで購入しました。



ヴァルカナイズロンドン、英国の傘、鞄、ストールなど
色々な小物があり、結構愉しめます。

このストールを見つけた時も
「おっ! これは既製品らしくなくてイイ!」と
思いました。

ペッカムライは創業が1996年という
新興のシルクタイブランド。



店舗にはタイだけでなく、魅力的なストールが
いくつか置いてありました。

これからの季節
トレンチコートやマッキントッシュの綿のコートを
着る時は、防寒だけでなく襟の汚れ防止の為にも
シルクストールは必須です。

やはりこれらのコートに合わせるストールは
クラシックな物がいいですね。

今回のストール、色はネイビーと
簡単には説明出来ない、凝った色出しです。
紫とも違う、藍色に近い、蒼という表現が
もっとも、それを表しているかもしれません。

そしてミステリアスな曼荼羅模様。
この柄、実は結構好きです。



そしてこのストールをもっとも
際立たせているのが
エレガントなフリンジ。
私が、とても気に入った部分でもあります。

既製品らしくない
正確には今の日本には余り売っていない
クラシックなフリンジだと思います。



このフリンジの凄いところは
織りに合わせてシルバーとネイビーの
2色の色を使っているところです。
こういった
拘ったところがとても良いですね。
ペッカムライ、なかなかわかってます。

この手の色のシルクストールは
コートの色をあまり選ばず
何にでも合わせやすい
ストールだと思います。

しかし、ストールは
いつの間にかどんどん増えていくところが
実は、もっとも恐ろしいところですね。