いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

1年間ありがとうございました

2012-12-31 15:02:30 | その他


あっという間に1年が過ぎ
遂に大晦日。

大きな変化があった今年
本当に沢山の方々に助けられ
励まされて
今日を無事に迎える事が出来ました。

沢山の出会いがあり
そして色々な事を
学ぶ場を得る事が出来
本当に感謝しています。

お付き合いいただいた方々
そして支えて下さった方々
本当にありがとうございます。

どうか皆さんが
幸多き新年を迎えられる事を
心よりお祈り申し上げます。

CLOSSOVER NIGHT 2012

2012-12-31 06:14:58 | 番外編
さて、昨日の続きです。
次に登場したのは渡部香津美。



今はなき六本木ピットインへ
良く見に行ったのを思い出します。
親友からの誕生日のプレゼントは
渡部香津美のアルバム「LONESOME CAT」
当時最新鋭の技術だった
PCMで録音されたものです。
渡部香津美のコピーをしていた私は
どうしてもあの独特のギターの音色が出したくて
彼が演奏で使っていた
アレンビックのギターを楽器店に見に行ったりしたのですが
当時でもそのギターは70万以上の価格。
とても高校生には買える代物ではありません。
結局、フェルナンデスから出ていた
コピーモデルを購入したのですが
それでも20万位したのでバイトで貯めた
貯金は全て無くなりました。
しかしギターにセットになっている
特殊なアタッチメントを接続し
アンプに繋げ初めて音を出した時
ほぼ同じ音色で
ギターが鳴った時は嬉しかったな~。

さて、コンサートでは
JAZZバリバリの曲を何曲か演奏し
そして「ユニコーン」の演奏が始まったときは
大きな歓声が会場から上がりました。
締めの曲は何とYMOのライディーン。
いつもと変わらない超絶テクニックに
もうノックダウンです。

そして鈴木茂の演奏を経て
ナニワエキスプレスの登場です。



しかし何か雰囲気が違います。
そうあのドラムスの東原力哉がいません。
変わりに長髪の若いドラマーが座っています。
何とコンサートの2日前に通風になってしまったとの事。
そして急遽代役になったドラマーは何と17歳!
わずか2日間で演奏曲を全てをマスターしたとは
凄いですね~。

代表曲でもある
「Between The Sky & The Ground」や
「the KOYA SAMBA」が
演奏され、絶妙なトークも加わり大いに盛り上がりました。
流石、大阪のバンド、盛り上げ方もうまいです!

そしてトリを飾るのは
高中正義SUPER BAND。



高中が全く歳を取っていないですね~。
う~ん、凄い。
そしていきなり最初の曲が
「BLUE LAGOON」です。
一気に会場は最高潮。

実は私、高中正義のコピーもしていたので
高中が使っていた
レッドサンバーストのYAMAHAのSG1000が欲しくて
当時、予約して購入しました。
時は正に高中ブーム真っ盛りの時でしたので
入手するのに1ヶ月以上かかった記憶があります。
そしてそのギターを使って
「BLUE LAGOON」を演奏すると
何か同じ音が出ている錯覚に陥りましたね~。

さて、ライブでは途中、King Crimsonの
「21st Century Schizoid Man Including Mirrors」なども
演奏され、最後に「RDY TO FRY」が演奏されました。
皆の気持ちが分かってる選曲。
勿論、最高に盛り上がりました。

何と6時間にわたるコンサート
CROSSOVER NIGHT。
9年ぶりの各バンドの熱演最高でした。

次はいつになるのかわかりませんが
次回も必ず行きたいと思います。
良い音楽はいつまでたっても
かわりませんね。

良い年の締めになりました。



年の瀬に

2012-12-30 21:39:04 | 番外編
昨日、場所は東京国際フォーラム
5,000以上の席数がある巨大なホールA。
2003年の開催から既に9年の月日が、、、

そう、私達ファンが待ちに待った
LIVE IN TOKYO CROSSOVER NIGTHです。

日本を代表するフュージョンバンドが
一堂に会する歴史的イヴェント。

満を持して遂にこの日、開催されました。

出演バンドは
新生カシオペア3rd
鈴木茂
高中正義SUPER BAND
ナニワエキスプレス
パラシュート
渡辺香津美 ART FUSION

当日、開場は15:00 開演16:00。
30分前に会場に着くと
既にかなりのお客さんが並んでいました。

我々のの座席は1階41列
席を目指して開場入りすると
軽快なビートとバイオリンの音色が。
最初は公開リハーサル?と思ったのですが
何と演奏が始まっていました。

当初の予定になかった
CHIHIROCKの演奏。
初めて私は見ましたが
今までに無いバイオリンの演奏だと思います。
そして次にバイオリンに変わって登場したのは
日本を代表するロックギタリストの一人
何とあの元BOWWOWの山本恭司が登場!
正にサプライズです。



実は私、高校生の時、山本恭司の
ギタークリニックに参加した事があります。
ロックからバラードまで
その卓越したギターテクニックは
本当に凄いです。

しかしもっと驚いたのは
ドラムを叩いていたのが
何とAKB48のような格好をした
女子高生だった事。
川口千里、15歳のスーパー女子高生ドラマー。



今回メジャーデビューが決まり
1月8日に「A LA MODE」というアルバムがリリースされます。
しかし余りにパワフルな演奏なので
本当にびっくりしましたが
菅沼孝三に師事しているとの話を聞いて納得。
いや~久々に鳥肌ものでした。

既に時間は4時を回り、開場は満席に。
そして、登場したのは
出ました~!カシオペア3rd。



今回、ショックな事にキーボードの向谷実が脱退し
オルガン奏者の大高清美が代わりに加わりました。
ギターは勿論、野呂一生
ドラムスは既に世界的なドラマーとなった神保彰
ベースはナルチョ事、鳴瀬喜博です。
「TAKE ME」から曲はスタートしましたが
キーボード主体のこの曲は奏者が変わり
全く違う響きになっていて
良くも悪くも昔のカシオペアでない事を実感。
そして、ASAYAKEが演奏されると会場の盛り上りは最高潮に。
いや~、野呂のギター、思わず泣きそうになりました。

そして次に登場したのがパラシュート。
メンバーは超一流スタジオミュージシャン揃い。
中でもギタリストの松原正樹



そして、同じく今剛(コン ツヨシ)のギターが凄いです。



「HERCULES」のイントロが流れた時は
もう、失神しそうになりました。

そして次に登場したのが、、、
と続けたいのですが
続きは又、明日。



早くもスプリングコート

2012-12-23 07:13:30 | コート
アクアスキュータムから早くも春のお知らせ。
そう、スプリングコートオーダー会です。
1月20日までにオーダーし2月末に受け取り。
なるほど、、、
バーバーリーよりアクアス派の私として
ちょっと気になります。

さて今回、その中身ですが
まずはアクアス言えばトレンチコート。
英国軍用の
1914年の「AQUASCUTUM SERVICE KIT」から復刻版の
プリンスゲート。



丈は膝丈ですね。
やはり一番の定番です。

そして下のSERVICE KITから復刻された
カーティス。



所謂シングルトレンチのコートです。



ダブルのトレンチコートはどうも、、、
というか方には良いかもしれません。
当時のトレンチはかなり身頃に余裕があり
それをベルトで絞って美しいAラインを描く物が多いですが
アクアスにもそういったモデルがあっても良いと思います。

さて、オーダーで一番愉しいのは生地が選べる事。
今回のオーダー会では3種類のコットンから
選べます。

まずは定番の撥水性のあるギャバジン。
色は2種類ですが私ならやはりベージュを選びます。



そしてスプリングコートの定番素材でもある
シャンブレー。
霜降調の平織りの素材です。



これも私ならベージュですね。

そして、モダンな素材のコットンリネン。
色の種類も現代的です。



この素材の場合は最初から皺になりますが
それがかえって真新しさを感じさせないので
特にコートの場合は良いかもしれません。

何か、おろしたてのコートって
気恥ずかしいですから。

クリスマスそして
あっという間にお正月を迎えると
もう春はすぐそこなんですね、、、



英国図鑑

2012-12-22 07:16:21 | その他
枻出版社から出版された
Lightningの別冊「モノにこだわる 英国図鑑」。
サブタイトルとして
「紳士学、少し学んでみませんか。」とあります。

早速購入してみました。

靴、スーツ、コート、ドレスシャツ、ハット、傘
カジュアルウェア、アンティーク
ハリスツイード、ブライドルレザー製品等
そして英国車まで。

正に英国を代表するプロダクトが掲載されています。
単なるカタログ的な本ではなく
その製品にまつわる歴史や背景なども紹介。
靴の聖地ノーザンプトンの取材や
アランセーターの扱いで有名な
セヴィルロウ倶楽部のエピソード的な取材記事などもあり
充実した内容となっています。

その中でも特に今回気になったのは
Barbourのライダースジャケット。



1936年に生み出した名作「インターナショナル」の
生誕75周年の記念モデル。
インターナショナルはオートバイ用ジャケットとして
世に送り出され、現在では確固たる
ブランドを確率していますが
このモデルは所謂Barbour特有のオイルクロスではなく
ナイロン製。

防風の為のチンストラップや
ライディング中でも扱いやすい
斜めにスラントしたポケットなど
機能美のあるデザイン。
とってもカッコいいですね~。

もうすぐセールのシーズンなので
要チェックです。

そしてバイクと言えば
ユニオンワークスの中川氏が
愛車のトライアンフTR6と共に紹介されていて
ビックリでした。



装いも正に英国のバイク乗りという雰囲気。
記事では勿論バイクを乗るときの靴も紹介されているので
是非ご覧になって下さい。

「英国図鑑」
まだまだ、欲しいものが沢山ある事を
再認識した次第でした。





パリのテーラリング その2

2012-12-16 08:43:11 | スーツ
さて、それでは実際のスーツを
検証してみましょう。

冒頭の写真、私はこのスーツに目を奪われましたが
明らかに私の知っている従来のスーツと
異なるカッティング。

最もそれを体現して分かりやすいのは
下の写真のスーツです。



全体のラインの流麗さ。
特にラペル周りに注目して頂きたいのですが
これは明らかにフランス独特の
服作りが表れていると思います。

これはフランスのスーツが
多かれ少なかれレディスの服作りの
影響を受けている為だと思います。
その発想を巧みに取り入れる事により
このように華やかで美しいスーツが
生み出されています。

そして健次郎さんの最新作。



シャツとタイをしていないので
イメージが掴みにくいかもしれませんが
何とも柔らかそうな、体に追従してくるイメージのスーツです。
肩が少しコンケープドしているのも特徴です。

ディティールにも多少触れておきます。



フィッシュマウスとラペルのボタンホール。
ミラネーゼと呼ばれる芯糸を使って作るボタンホールです。
高度な技術が必要とされ
現在ではこれが出来るのは
パリとミラノのテーラーのみだと言われています。

そしてネームです。
勿論、健次郎さんの手刺繍。
拘ったディティールですね。



さて、以前神戸ブランメル倶楽部の東京分会
空気を纏うスーツの話をされていたので
再度、そのお話を詳しく伺いました。

以下、健次郎さん談

空気を纏う・・というのはつまり自分とスーツとの間に
空気のゆとりを二重、三重に入れることです。
立体的であり平面的ではない
つまり奥行きで服作りをしているということです。
日本、世界に限らず既製服全般は
残念ながら、まだまだ平面的な服がほとんどです。
「細く見える服」=「タイトな服」になってしまっています。
私は奥行きで服を作ることを心掛けていますので
着用したとき「ゆとり」を体のまわりに
分散させてフィッティングしていきます。
そのゆとりがあるからこそ
人が動いたときに、人と服の間にゆとりが出来
服がふわっとついてくる。
またドレープという言葉も
あくまでタイトではないからこそ
生まれる布の美しさです。
それら、ゆとりがありながら立体的で
そして遥かに細く見え奥行きがあるように見える服
それが私の作品、フィッティングです。

それはイタリアの服とも違う
フランス独特のもの(カッティング)なのだと思います。
構築的な胸のドレープ
ボリュームを見せながら各部分で
フィットさせていくので
お客様からは

『こんな着心地は初めてです!』

と言って頂けます。

以上、健次郎さん談



美しく、そして動きやすく
その所作までもが美しく見えるスーツ。
それは正しく「第2の皮膚」となる
服作りだと思います。

さて、健次郎さん現在帰国中で
パーソナルオーダー会を
恵比寿ウェスティンホテルで行っています。
ジャケットで31.5万~、スーツ42万~との事。
国内のビスポークテーラーと変わらない価格です。
パリからの郵送費、関税費を考えると
かなりリーズナブルな設定。

既に予約枠はかなり埋まってしまっているようですが
ご興味のある方は

contact@kssm-cecilia.com

までお問い合わせ下さい。

フランスのエスプリが感じられる美しいスーツ。
いつか私も是非オーダーしてみたいと思います。




パリのテーラリング

2012-12-15 06:06:45 | スーツ
ビスポーク、あるいはスミズーラ。
色々な言い方がありますが
所謂、注文服と言う存在。
特にスーツにおいては
仕立てるテーラーによって
まったく違うテイストとなります。

英国系、イタリア系、そしてアメリカ系。
一般的には英国系ではコンケープドショルダーで
逆三角形、ウェストが絞り込まれたもの。
対してイタリア系では全体的に丸みを帯び
やや肩幅が広く適度なウェストの絞り込みのスーツ。
そしてアメリカ系ではナチュラルショルダーで
ウェストの絞り込みが少ないI型に代表されるスーツが
代表的なものになるかと思います。

そして日本では意外に知られていない
フランス系のスーツ。
所謂Vラインと言われますが
肩幅はイタリア系のスーツに比べ
ややジャスト気味。
ハイウェストで裾が直線的に
落ちるラインとなっています。
グローバルな世界においては
常に英国と対峙する双璧のスーツです。

その中でも最も代表的なテーラーと言えば
フランチェスコ・スマルト。
1962年にムッシュスマルトにより確率された
その美しいスーツは
サビルローを代表とする英国のスーツとは
明らかに違った仕立てのスーツです。



最近では世界で戦う若者が増えましたが
件のフランチェスコスマルトで
チーフカッターまで上り詰めた
唯一の日本人。
鈴木健次郎さん。

彼が日本で展開しているスーツ
KENJIRO SUZUKI sur mesure PARIS。

先日、健次郎さんに和光の受注会で
お会いする機会がありました。
個人的にも非常に興味が沸く
その美しいスーツのいくつかを
ご紹介したいと思います。

詳しくは次回で。

グアナコ

2012-12-09 07:27:47 | コート
グアナコをご存知でしょうか?
グアナコ、南アメリカの高地
特にそのほとんどが
アルゼンチンに生息しているといいます。

グアナコの毛は羊と比べても
とても柔らかく
アルゼンチンでは
上質な毛を採集するために
グアナコ生息用の区画を設けているほど。



1頭から取れる原毛はおよそ500g。
そのうち約3分の1が純毛高級繊維原料となります。
その毛はカシミヤより柔らかく
保温性に優れる高級素材。

私はグアナコと言うと
まず思い出すのがボルサリーノの帽子。



ボルサリーノもグアナコになると
高級なラインとなり
帽子を梱包するケースも特別な物が用意されます。
見るからに肌触りが良そうなハットですね。

さて、今回、日本橋三越から送られてきたレターに
グアナコを使用したコートがありました。
カシミア80% グアナコ20%の
ラグラン袖のステンカラーのハーフコート。



日本橋店のみの限定で価格は50万オーバーですが
これは1着あったらスペシャルな一生ものコートして
良いかもしれません。

しかし出来うるなら
ステンカラーコートではなく
アルスターコートがあったらもっと良いですね。
価格はさらにアップしそうですが。

まずは、その手触り、着心地を確認したくなるコートです。
近々潜入捜査してこようと思います。



気になるコート

2012-12-08 06:41:31 | コート
もう、あなたはコートを
お召しになっているでしょうか。

いよいよ冬本番になり
ここ最近はまるでお正月を前倒しするかのような
厳しい寒さ。

こうなってくると
綿のトレンチもいいけど
やはりウールのコートも恋しくなってきます。

先日送られてきた三越のコートフェアの中で
気になったコート。

冒頭の写真、サルトリア・イプシロンのコート。
サルトリア・イプシロンとは船橋氏主宰のテーラー。
ロンドン、ミラノ、ローマで
本場の仕立てを修行した氏のスーツは
「甘くやさしく縫う」仕立てで
驚く程、軽いとの評判。

ヘリンボーンのシングルチェスター。
素材はカシミア5%混のウール。
カシミアが少し入っているだけで
ウールの質感は大分変わります。
より柔らかく光沢があり高級感も増しますね。

そしてクラシックなデザイン。



細めの襟が全盛の昨今
それに反する様なサーティーズ的な襟が
とても良いと思います。
三つボタンですが比翼仕様ではないにも関わらず
クラシックな雰囲気ですね~。

価格も9万を切り
この手のコートとしてはリーズナブルだと思います。

ウールのコート
1着は男のワードローブとして
必須だと思います。


世界から猫が消えたなら

2012-12-02 05:34:26 | 番外編
マガジンハウスから出版されている
「世界から猫が消えたなら」
川村元気さんの著書。

もうあなたはお読みになったでしょうか。

携帯アプリ「LINE」に連載小説として
掲載されていたもの。

「LINE」で小説?
いったいどんなものなのだろう、、、

川村元気さん
「電車男」「告白」「悪人」と
ヒット作を世に送り出している
映画プロデューサー。

著者がこの本を書いたきっかけは
何と携帯電話を紛失した事とか。
携帯電話を紛失し、誰とも連絡が取れず
そして自分が誰の電話番号も覚えていない事に
愕然とする。

確かに私もそうだ、、、

そして電車に乗る。
いつもなら携帯電話を見るところだが
手元に携帯は無い。

ふと窓を見ると何と虹が出ている。
周りの乗客を見ると
皆が携帯をいじっていて
誰一人として虹に気付くものはいない。

何かを失う事により
何かを得る事が出来る。

本の帯にはこうある。


僕は生きるために、
消すことを決めた。

この世界から
チェコレートが消えたなら 
    電話が消えたなら
    映画が消えたなら
    時計が消えたなら
     猫が消えたなら

30歳郵便配達員。
余命あとわずか。
陽気な悪魔が僕の大切なものと
引き換えに1日の命を与える。

僕と猫と陽気な悪魔の摩訶不思議な7日間の物語。


本のカバーを外すと
予想を裏切る装丁。



これはアロハシャツを撮影して
加工したもの。

何故アロハシャツか?
本を読めばわかります。

まるで演劇を見るかのように
一気に読んでしまう作品。

切ないです。