いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

祝! 初 オールソールリペア

2009-12-31 05:05:53 | 
冒頭の写真
とても美しい靴のソールですね~。

そう、英国靴は20足以上ありますが
踵や爪先のメンテは頻繁にあっても
オールソールしたのは今回が初めてです。

オールソールしたのは
チャーチのハイグローブという靴です。
約2年くらい前に伊勢丹で購入した靴です。

最初の頃は、まだ本格靴を
あまり持っていなかったので
この靴、結構履いた記憶があります。



そして靴底に無残に穴が開きました。



左右を、見比べると
右側の靴底はまだ少しオールソールするまで
余裕がありますので
左側の靴で濡れた路面か何かを歩いて
寿命を縮めたか
又は歩き方の問題かもしれません。



そして2週間ユニオンワークスに預けて
修理してもらった物です。



とても美しいですね~。
オリジナル以上かもしれません。

ソールはオリジナルに従って
チャネル仕上げではなく
普通のソール修理になっています。

なんか履くのがもったいない位です。

しかし今後チャネル仕上げの靴が
同時多発テロ的にオールソールになったら
恐ろしいですね~。

2ヶ月に1足位にして欲しいですね。

アッパーも爪先をキレイに磨いてくれました。
ありがとうございます。



ところで先日N川代表が
英国で靴を沢山仕入れてきたとのこと。
1月7日が仕事始めですから
ユニオンワークス渋谷店では
今後、沢山店頭に英国靴が並ぶと思います。

百貨店では売っていない珍しい靴も
あるかもしれませんので
一度見に行ってみようと思います。

Marui堂

2009-12-30 04:46:37 | その他
渋谷のMarui堂のスイーツです。
ユニオンワークスの帰りに
新しくオープンしていて
お客さんの何人か入っていたので
寄ってみました。

ミニロールやケーキ



菓子パンやドーナツがあります。



ドーナツは100円なので
リーズナブルですね。

入り口は小さいけど
とてもいい雰囲気です。

ケーキの味は
好みがありますが
普通かな・・・

結構お客さんが絶え間なく
入っていますね。

ちょっとしたお土産に
いいと思います。

こ、こ、これは!?

2009-12-29 15:11:36 | その他
この冒頭の写真を見て
これが何かわかるあなた!
かなり通ですね。

私は初めて知りました。
そう

じゃーーん!





大阪名物 くいだおれ太郎プリン です。




ユニオンワークス渋谷店のH口さんから
頂きました。
何でも奥様の実家が大阪とのことで
わざわざお土産として買ってきていただいとのことです。

この場をかりて、御礼申し上げます。
ありがとうございました。

さて、早速は箱を開けると
何と帽子が3つ!
コレは何っていう感じです。



早速二つ取り出し家内と一緒に
頂きました。



中を開けると色々なパーツが!?



顔の絵が描いてあるのが
説明書きになっています。
開いてみると

何々・・・・



ただのプリンではないんですね~



早速開封し、お皿にもります。



これにカラメルを・・・



普通はこれで終わりですよね~
ここからが、くいだおれ太郎プリンの真骨頂

カラメルクラッシュをかけます。



そして、その味は!?

「おー、美味しい!!」

いや~、これはヒットですね。
見かけの斬新さだけでなく、本当に美味しいです
このプリン!!

そしてペーパーバッグも抜かりがありません。

食前



食べてしまった後は



いや、久々の感動スイーツです。
しかも、とっても楽しめます。

H口さん、ありがとうございました。

そして、その夜は
残業をしているS々木さんに恐縮しながら
H口さんと近くの焼き鳥屋さんへ。

ユニオンワークスから渋谷駅への坂を下っていくと
ほどなくある焼き鳥屋さんですが
これが「チョーうまいんです!」本当に。
ということで、又、行ってしまいました。

煙にまみれながらH口さんと舌鼓を打っていると
何と代表のN川さんと残業をしていたS々木さん登場!!
一緒に楽しく飲ませていただきました。

N川さん、又、ご一緒しましょう。

この日はサプライズ続きの
楽しい夜でした。

リベラーノ&リベラーノのタイ

2009-12-27 05:36:20 | タイ
リベラーノ&リベラーノのタイです。
先日Kitonのタイを買ったときに
一緒に購入しました。

リベラーノ&リベラーノは
遂に日本での取り扱いがなくなるのか
セールにかかっているのを良く見ます。

このタイ、素材はもちろんシルク100%。
そしてとてもヘビーオンスです。
最初持ったときの重量感から
セッティピエゲかと思ったほどです。
実際の製法はクワトロピエゲになります。



ヘビーオンスなタイに出合うと
つい買ってしまうですよね~。
まして以前購入した経験から
リベラーノ&リベラーノのタイは
素材、縫製共に非常に高品質というのが
わかっているので尚更です。

そして色は
光沢のある明るめのネイビー。
通常のネイビーより
光の当たり具合によっては
結構目立ちます。

織柄はクラシックなドット柄です。

ネクタイの光沢が非常に高級感があり
しかもややもすると派手になりがちですので
コーディネイトは
タイの露出面積が少ないダブルブレストか
3Pに合わせるといいと思います。

スーツはネイビー又はチャコールグレー
又はブルー系のスーツだとスッキリします。

タイは大分2軍落ちになったものを
あげたり、廃棄したりしていますが
それでもかなりの勢いで増えてしまいますね~。

落合氏の3,000本とかには到底及びませんが
数えたことはありませんが
100本位はありそうです。

しかし実際に締めるのは
ごく一部なんですが・・・

バタクハウスカットのバタフライ

2009-12-26 05:20:20 | タイ
バタクハウスカットのバタフライです。
今週の木曜日に丸の内店で購入しました。

実はいつもご指導・ご鞭撻いただいている
nori_g日記のnoriさんに
「らみいさん、是非バタフライをお勧めします」
とのコメントをnoriさんのブログでいただいたので
早速年末の挨拶を兼ねて丸の内店へ行ってきました。

当日はH谷川さんが不在で
教祖様、又の名をツイード番長ことK保店長と
マネージャーのK野さんがいらっしゃいました。

K野さんから「これがnoriさんが購入したタイです。」と
う~ん、やっぱりこれもカッコイイですが
ここはやはりnoriさんのお勧めに従って
冒頭の写真のバタフライを購入しました。

色はネイビー
柄が結構種類があります。
ヘリンボーンの物とかもステキでしたが
やはりこの織柄が当日着ていた
下の写真のスーツにも合うなと思い
こちらにしました。

そして自宅で結び方マニュアルを引っ張り出し
四苦八苦して何とか結んでみました。

下の写真のスーツはバタクハウスカットのダブルブレスト
いわいる英国的なドレープスーツです。



いや~普段しなれないので
まだまだです。

こちらはフランコのチョークストライプのダブルブレストと合わせた物
いわいるクラシコイタリア的なラインのスーツでも
バタフライは、いけそうです。



noriさん曰く、「はじめ抵抗があってもHATと同じですぐに慣れてしまいます」
とのこと。

実は20年くらい前、クライアントの事業部長さんが
いつもバタフライをされていました。
年齢は60歳近かったと思います。

当時私は平社員でしたので、お会いするのも
2~3回/年でしたが、その方はいつもバタフライです。

当時は変わってるな~と思っていましたが
今思い起こすと、とてもエレガントだっとと思います。

ということで年始の出勤日初日は
顧客周りもないのでこれで出勤してみるかと・・・

う~ん、大丈夫でしょうか。

Kitonのセッティビエゲタイ

2009-12-23 07:11:25 | タイ
Kitonのセッティピエゲのタイです。



新宿のよく行くセレクトショップで購入しました。

最初に手に取った瞬間、あまりの質感に
おおっ!と思ってしまいました。

所謂、本当にヘビーオンスで
しかも手のひらに乗せると
スルスルスルっと手から滑り落ちるような
弾力があるタイです。

しかも作りはKitonではあまり見かけない
セッティピエゲです。



このシルクの素材ですが
とてもデリケートで
冬の乾燥した手で触ると
素材の表面が引っかかってしまうような
素材です。

同様の素材のタイをもう1本持っていますが
タイを締める時は手袋をするか
手に保湿クリームを塗ってからでないと
危険な感じです。

まあじきに面倒くさくなって
結局普通のタイと同じように扱ってしまうのですが・・・

柄は私があまり持っていない
ネイビーにブルーのストライプです。

しかもブルーのストライプ部分が
良く見るとハンドトゥースになっている
変わった柄です。

チャコールグレー系の3Pや
ネイビー系の3Pに合わせようと思います。

しかし久々にこういった質感の
タイに出会いました。

もう年内は買い物終了と思ったのですが
出合ってしまったのですから
しょうがないですね・・・

と言いながら
今日は、とあるセレクトショップのファミリーセールに
行く予定です。

いい出合いがありませんように・・・(笑)

フランコプリンツィバリのタイ

2009-12-20 05:32:38 | タイ
フランコプリンツィバリのタイです。
初めて買いました、フランコのタイ。



実はよく行く都心のショップに
格安になっていたので購入しました。

色は合わせやすい
ネイビーに小さなスクエアの小紋です。

ネイビー系の3Pとかにこのタイをすると
シックなネイビーソリッドタイとは違う
華やかな感じになっていいですね。

フランコのタイはインポートとライセンスがありますが
このタイはライセンスの方です。
どこかのOEMだと思いますが
たるみ糸などもあり、ちゃんとした作りのタイです。



シルクツイルですが
ヘビーオンスでしかも締めやすいです。

年末にもう1着オーダー中の3Pが
上がってきますので
タイも一緒にチェックしてみようと思います。

アンティーク カフリンクス

2009-12-19 07:40:11 | カフリンクス
カフリンクスです。
先日銀座にあるテーラーで購入しました。
とても拘りのある
そしてパーソナルなテーラーなので
名前は伏せておきます。

このカフリンクス
約30年前にテーラーのオーナーが
ロンドンで入手したとのことでした。
八角形が特徴的な
アールデコ期のビンテージ・スナップ式カフスです。
MOSAINの刻印が入っています。
(MOSAINの意味がよくわかりませんが
 ご存知の方がいらっしゃったらご教授下さい。)
おそらく製造年は1940年~50年
あるいはもっと古いかもしれません。



エナメルが入っているのと
文様が特徴的です。
エナメルと言っても
今のエナメルと違い当時のエナメルは
とても手が込んでいるので
まるで七宝焼きのような仕上がりです。

オーナー氏の話によると
スナップ式のカフリンクスは
どちらかというと当時の「ストリート系」ファッションを
代表するもので「ボールドルック」全盛の時
ロンドンの一部のスタイリッシュなテーラーなどで
扱われていたとのことです。

因みにボールドルックとは
1947年頃から50年代にかけて流行したスタイルで
大胆な(ボールド)男らしい広い肩幅、広い衿
ゆるいウエストがデザインの特徴。
ドレープ・ズボンとの組み合わせにより
全体的に頑強な男性を強調したスタイルです。

しかしこのカフリンクスの文様
なんとなくエレガントです。

カフリンクスのデザインは
ストライプのクラブタイと同じように
単なるデザインではなく出自を表す物
例えばジェントルメンズクラブ
又は、家紋のような物の可能性もあります。

どちらにしても
アンティークな物はどこか謎めいていて
いいですね。



そして見つけた物とは

2009-12-13 04:59:14 | ハット
そして信濃屋さんの帰りに見つけたのは
クリスティーズのソフト中折れ帽です。

特に何の目的もなく横浜高島屋に寄り道しました。

ここの帽子コーナーは実は穴場で時々面白いものが
入荷しています。
何の気なしに覗いてみると
何とオリーブ色の帽子が何種類か置いてあります。
オリーブ色のソフト中折れ帽は正直初めて見ました。

ひとつはイタリアのボルサリーノ
そしてもうひとつが今回購入した
クリスティーズです。

両方試着したのですが
ボルサリーノはとてもエレガントな雰囲気
素材はとても柔らかいラビットのフェルト製です。

これに対してクリスティーズは
さすが英国、ロックの帽子もそうですが
質実剛健、どちらかと言うと英国紳士がキリリッと被るような
雰囲気です。
素材もボルサリーノに比べると固めでしっかりした作りです。

気づけば手持ちの帽子はすべてボルサリーノですし
以前より気になっていたクリスティーズでしたので
今回購入してしまいました。

クリスティーズは1773年創業の英国の老舗帽子専門店です。



トップハット(シルクハット)が登場したのが1797年ですから
さらに遡ること20年以上前から創業していたことになります。
英国の老舗帽子店ではジェームズロックが有名ですが
これと双璧をなすとも言われています。

内側の作りですが、ボルサリーノは内張りがないタイプでしたが
こちらはしっかり内張りがあります。
しかもトップの裏側の部分はビニールでカバーされているので
汚れ防止にもなりそうです。

(ボルサリーノはカバーがありませんので
 使っていくと内側の特にトップの裏の部分の
 ロゴとかはすぐに消えてしまいます。)



実はこの帽子
先日信濃屋さんで購入した
ローデンコートに合わせる為に
購入しました。



白井氏からは同色同素材のチロルハットがお薦めと言われたのですが
そのカジュアルな雰囲気とあの羽根付きの帽子を被る勇気は
流石にまだなかったので
この帽子を偶然見つけられたのはラッキーでした。

因みに
昨年はクリスティーズではこの色の展開はなかったとのことです。

これである程度、コートと帽子のコーディネイトが確立しました。

ネイビーのアルスターコート → ネイビーのボルサリーノ
ライトグレーのアルスターコート → グレーのボルサリーノ
ブラウンのカバートコート → ブラウンのボルサリーノ
グレンチェックのステンカラーコート → グレーのボルサリーノ
ローデンコート → オリーブのクリスティーズ

まあ、もちろん、あえてこれを崩すことも
ありますが・・・

冬はやはり
コート、マフラー、帽子、手袋ですね。
ステッキはまだ未熟なので
将来にとっておきます(笑)。

信濃屋の白井氏とポロコート

2009-12-12 06:37:59 | コート
信濃屋さんと言えば
知らない人はいない、白井氏の登場です。
先日、初めてお会いしました。

写真のイメージや記事の内容を見ると
とてもコワイ方かと思いましたが
実際お会いすると、とても気さくで紳士な方でした。

この日のコーディネイトも冒頭の写真のように
バッチリ決められていました。

又、「ひと日記」さんにも
お会いすることが出来、あっと言う間に
閉店時間が過ぎてしまいました。

ところでこの日、とても気になったのは
白井氏のコートです。

なんとカルロ・バルベラのキャメルのポロコートです。



なんとも言えないキャメルの色合いと艶でした。
触らせていただいたのですが
肌触りもとっても柔らかです。

そして作りも、とってもクラシック。

ポケットが特徴的なパッチド・フラップポケットになっていました。

袖もクラシックなコートには
なくてはならないターンナップカフです。

背中を見ると、これまた
素晴らしく美しいインバーテッドプリーツです。



返り際、白井氏がこのコートをお召しになって
帰られましたが、襟を立て、ボルサリーノを被られて
とっても、決まってました。

こんな紳士になりたいですね。

そしてその帰り道
何気なく横浜に寄り道したのですが
ある物を発見!

気づけば熱心に試着している私・・・
詳しくは又、明日のブログで。