いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

アクアスキュータムのドレスシャツ

2014-08-16 07:11:48 | ドレスシャツ
アクアスキュータムのドレスシャツです。
正確にはアクアスの生地のドレスシャツ。

伊勢丹でオーダーしたもの。
生地は夏に向いたライトな生地です。



襟はセミワイド
袖はダブルカフス仕様です。
淡いブルーの生地ですので
紺系やグレー系のスーツに合わせやすいと思います。

さてフィッティングですが
前回オーダーした時よりも
着丈を長くするなど
微調整を行いました。



上の写真が最も実際の色合いに近いと思います。
フィッティングはスリムフィットではなく
クラシックな余裕のあるサイジングです。

ネームは特に入れませんが
ブランドタグの下にイニシャルが入ります。

さて、外は30度を超す気温。
ボウタイと合わせ
なるべく涼しげに装いたいですね。



サマーハットとホスピタリティ

2014-08-14 09:14:56 | ハット

銀座一丁目

「魔窟」と言われるパーソナルテーラーは
急激な速度で更なる進化を遂げています。
靴、スーツ、ドレスシャツ、タイ、スカーフ
眼鏡、傘、鞄、和服、そして遂に家具
願えば何でも叶うのでは?

そんな速度で色々な職人チームがビルディングされ
古参のクラブメンバーであっても
その全容を知るのは困難です。

正に魔窟、、、

さて、その魔窟で比較的新しいビスポークメニューである
帽子をオーダーしました。
冒頭の写真の夏仕様のシゾールの帽子です。

ブリムが狭めでクラウンが
あまり高くない仕様になっています。
勿論、採寸をしてオーダーしますので
フィッティングは完璧でした。

実はこの帽子、当初は下の写真のリボンが
付いていました。



一般的な黒のリボンです。
ところが意気揚々とこの帽子を被って帰ったところ
あっという間に(本当にその日のうちに)
キツくなり被るのが困難になってしまったのです。

早速帽子を魔窟のオーナーである総帥に見てもらうと
レーヨン素材の巻きリボンが縮んでしまったとの事。
その場ですべり(サイズリボン)と巻きリボンを外すと問題なく被れました。
シゾール自体が縮んだのでなくて良かったです。
約2週間で帽子の再プレスと
巻きリボン、すべりの張り替えを行ってもらいました。

リボンの素材はレーヨンからシルクに変更
シルクは縮み防止の水通しを行った物で
作ってくれました。
万が一の事を考え、やや蛇腹状にすべりが取り付けてあります。



実は沢山持っているボルサリーノのシゾールや
パナマも同じ事が起こっています。
購入したデパートに問い合わせたところ
修理は難しいと言われたのですが
同じようにすれば、直りそうですね。

さて、この帽子のメニュー
冬物ではフェルトやビーバー
見た事もない淡いグリーンやベージュの素材があり
抗し難い魅力があり
とても恐ろしく感じました、、、



銀座一丁目の魔窟、、、

アトリエに行くと、とても落ち着きます。
服の話から料理の話
ヨーロッパでの社交場での話など
話題は尽きる事無く
あっと言う間に時間が過ぎてしまいます。

私にとっては
とても素晴らしいホスピタリティを感じる場所
それが魔窟です。

「人生を愉しみましょう」

その言葉を聞きに
又、魔窟へ吸い寄せられるように
通いそうです、、、


スコッチグレインのローファー

2014-08-02 08:13:36 | 
スコッチグレインのローファーです。
色はダークブラウン。

ちょっと近くに履いて行く時や
クルマを運転する時などに気軽に履ける靴
イベント会場などで
多少乱暴に扱っても気にならない靴
スポーツコートとトラウザースに合う靴
そして
レースアップでなく
ソールはゴム底ということで探しました。

デザインや足へのフィッティングで
色々探し最終的にスコッチグレインのローファーに
たどり着いた次第。



型番はNL2268。
スコッチグレインにしては
踵の緩さがあまり気にならない木型です。

そしてソールは土踏まず以外の部分は
ゴムが貼ってある仕様。



革質は可もなく不可もなくですが
使い込んで行くうちに
エイジングによって深みを増していくと思います。



2~3回履いて、軽く鏡面磨きを施しました。



さて、肝心の履き心地ですが
実は右足の小指が痛くなりました。
大分以前に購入したインペリアルでは
そういった事がなかったので
大丈夫かと思ったのですが。

早速、デリケートクリームを塗って
自作器具を使って小指の当たる部分を
ストレッチして解消しました。

丁度セールという事もあり20%オフで
購入出来たので、非常にコスパは高いと思います。

ガンガン使って
磨きも入れて育てたいと思います。