いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

フランコ プリンツィバリ 盛夏スーツ

2008-05-31 08:08:51 | スーツ

スミズーラ会でオーダーした
フランコ・プリンツィバリのスーツが
先週、出来上がってきました。

写真ですと色がグレーのように見えますが
実際はベージュになります。

今回、初めてレジェリッシュモという盛夏仕様で
オーダーしました。
肩パッドも薄く、裏地はほとんどありません。
又、ボタンの色も夏っぽくしたつもりです。




さてその着心地ですが、通常のスーツでも
肩に乗るフランコのスーツはまったく重さを感じませんが
こちらは極端に言えば着ていないという感覚に近いです。

まるで薄手のカーディガンを羽織っているかのようで
着ている事を忘れてしまいますね・・・

生地は三陽のレディメイドでも展開している物で
少しシャリ感があります。
色はベージュでストライプが入っています。
夏っぽいと思いませんか?

生地を選ぶときにいつも思うのですが
バンチでは中々イメージが掴みにくいです。

私の場合は仕上がりがイメージ出来る
既製品に使われている生地の中から選ぶか
実際の反物状態の生地のストックがある物を
見てから決めるようにしています。

但し、それでは選択の範囲が狭められてしまうので
今後は色々挑戦したいと思っていますが・・・

作りはレジェリッシュモ仕様とはいえ
手抜きはありません。
もちろん髭衿も健在ですし



独特の袖の作りも変わりありません。



色は明るい色なので拡大色というところは
気になりますが(汗)、衣替えの月曜日からは
大活躍してもらう予定です。

アルバート・サーストンのブレイシズ2

2008-05-30 00:09:49 | その他

アルバート・サーストンのブレイシズです。
先週、バタクハウスカット丸の内店で購入しました。



前出の伊勢丹で購入したブレイシズは
リボンタイプに対して
こちらはフェルトタイプです。

元々は今回オーダーしたスーツを
初のブレイシズ仕様にした為
ここ何週間はブレイシズ何色にしようかな?
と色々思い巡らせていました。

バタクハウスカットプレスのnorigueiraさんに
もうすぐ大阪店から「熱い男 K店長」が
戻ってくるので、是非相談してみて下さい
とのお勧めがあったので、お店を覗いたところ
既に着任されていたので、早速ご相談させていただきました。

いやー K店長、面白い方ですねー。
以前はイギリスのCordingsにいらっしゃたとのこと。

K店長いわく
「ブレイシズの色は17条憲法を制定した
聖徳太子の高貴な色、パープルしかないでしょう!」と
熱く語られたので、お勧めのパープルにしました。

他で気になった色はバーガンディとグリーンでしたが
バーガンディは普通すぎ
グリーンはカントリーとの組み合わせが
お勧めとのことで、やはりシティはパープルでしょ!
とのことでした。

いやー、早くしてみたいですね。





バーバリーのシャツ2

2008-05-29 05:16:40 | ドレスシャツ

バーバリーのシャツ第二弾です。
昨年日本橋三越で
既にご紹介のブルーのクレリックのシャツと
一緒に作りました。

少し洒落っ気を出して色はピンク
カラーはラウンドカラーです。

生地はネクタイじゃないですが
ジャガード織りみたいなざっくり感のある生地です。

ネイビーのスーツとかに合いますよ。

袖はダブルカフスです。

これにブルーのドゥシャンのカフスとかすると
イギリス流隠れたお洒落?かもしれません。



しかし!
やはりフライとかと比較すると
艶が足りないんですよねー・・・


ジョンロブのオーダー会

2008-05-27 22:58:48 | 

ジョンロブから招待状をいただきました。



ジョンロブといえばエドワードグリーンと並んで
イギリス靴の究極の靴だと思います。
現在はエルメスグループですが
ビスポークはパリで、レディメイドはイギリスのノーザンプトンで
作られています。

そして先週、遂に憧れのジョンロブのオーダー会に
参加してきました。場所は丸の内店です。



通常のパターンオーダーですと
レディメイド価格の30%がアップチャージとなりますが
このオーダー会の時だけはアップチャージが無料となります。
これは大きいです。

そして何より魅力なのはぴったりサイズで
好きな素材、色でオーダー出来るのが
一番の楽しみです。

フィッティングではこんな靴や



こんな靴を履いて、自分にぴったりのサイズを探していきます。



店内はとても落ち着いた雰囲気で
リラックスしながらゆっくり靴が選べます。



そして最終的に選んだモデルはウィンザー公で有名な
ウィリアムです。デザインはダブルモンクになります。

でれくさんのでれくの日記に非常に綺麗なウィリアムが紹介されていますのでご参照下さい。

そして私が選んだ素材はもちろんミュージアムカーフ。
色は私がもっともジョンロブらしいと思っている
パリジャンブラウンにしました。
色と素材の見本は下の写真の一番左の靴と同じです。



ストラップの金具の色は控えめにシルバーにしました。
ちなみラストは8695 サイズは2Eの5ハーフです。

出来上がりは6ヵ月後の11月。
あー待ち遠しいです。

ボルサリーノ(実践編)

2008-05-25 01:33:11 | ハット

いっちゃいました。
ボルサリーノ。
昨日、日本橋高島屋で購入。
いやーいいんでしょうか?
サラリーマンこんな格好で。

そして購入したボルサリーノは
慣れる為に早速被って高島屋を後にしました。

その足でスーツを受け取りに伊勢丹へ移動。
心配だったのでそのままの姿で伊勢丹の各売り場を回り
親しい担当者に率直な感想を聞いところ
まずまずの反応でした。

ここで改めてボルサリーノとは?

1857年イタリアはトリノ近くのアレッサンドリアで
ジョセッペ・ボルサリーノが創業。
芸術的職人として成功を収め2代目テレジオ・ボルサリーノで
商業的に大成功を収めます。
そして現在では帽子と言えば
ボルサリーノというくらい有名です。
ちなみに今のデザイナーは女性で
アレッサンドラ・マリゲッティという方が
ボルサリーノの全アイテムのスタイルディレクターとして
活躍しています。

前置きが長くなりましたが
まずは正面から見ると



クランクのつまみ部分はとてもデリケートでそこを持つと
割れてしまうことがあるそうです。
ですので被るときは必ずツバを両手で持ってとのこと。

そして横から後ろから・・・
とてもエレガントなスタイル。
編みもとても綺麗です。




内側の頭を囲う部分は革ではなくクロスです。
この方が縮まなくていいと思います。



素材はシゾールという麻の高級素材で出来ています。



そしてボルサリーノのロゴが泣かせます・・・




そして保管はもちろんこの箱で。



色はネイビーですので、どんなスーツとも合わせやすいです。
しかし遂にいってしまいましたね・・・・

冬用もいってしまうのは確定のようなもんですね。

ところでボルサリーノの帽子の価格はピンきりですね。
3万~なんと105万円なんていう恐ろしいパナマもありました。
いくら記念モデルとはいえ恐ろしい価格・・・

だけどサラリーマンがこんな格好で、いいのでしょうか?
来週から雨でなければ通勤時に被っていく予定ですので
勇気とポリシーが試されます。



コンブリオのシャツ

2008-05-23 12:39:01 | ドレスシャツ

コンブリオのシャツです。
先週伊勢丹で購入しました。

コンブリオは非常に丁寧な作りで
着心地がとても良いシャツのひとつです。

今回購入したのは
夏に向けて涼しげに見えるシャツです。
あくまで涼しげです。

多分、半そでのシャツが機能的には一番涼しいのでしょうが
クラシック、エレガントと機能はある意味
対極にあるのでこれをクリアしなければ
紳士への道は開けません(人はそれをやせ我慢といいます)。

私が持っているコンブリオは
袖がダブルカフスで襟はワイドスプレッドの物が多いのですが
今回は襟はセミワイド、カフスはターンナップカフスです。
ミラノカフスともいい
いわいるダブルカフスのバリエーションのひとつです。

ちなみに
ダブルカフスはイメージ的にはドレッシーでエレガントな
イメージがありますが、実際にはダブルカフスは略式で
固く糊付けされたシングルカフスが
正式なスタイルとのことです。

また身頃の部分は本当に涼しい生地で作られています。
昨日初めて着ましたがなかなか良いですね。

今日は外は28度、これから夏が恐ろしいです・・・

ボルサリーノの帽子(憧れ編)

2008-05-22 12:54:41 | ハット

イタリアのボルサリーノの帽子です。
誰もが知っている憧れの老舗ですね。
有名なのはアラン・ドロンのずばり「ボルサリーノ」で
一躍有名になりました。

そして
写真はボルサリーノいわいるパナマ帽です。

今、夏に向けてパナマ帽を買うかどうか
とても悩んでいます・・・

金額とかのことではなくて
この手の帽子ってかぶるのに
とーーても気合がいりませんか?

私は都心勤務ですが
かぶっている人を見たことが
ほとんどありません。

伊勢丹MEN'S館でイベントを行うときに
こういう方は来られてますが・・・

もし買うのであれば

現実的には、こんな感じとか


これは日本のメーカーですが、こんなのとかでしょう。


この下の写真はボルサリーノですが
少しカジュアルでしょうか・・・


これをかぶって通勤するのは
かなり勇気がいるかな・・・
まして会社の人にあったらどうなんでしょう。
慣れるのでしょうか。

ポケットチーフを始めたときも
最初は色々言われましたが
今では何か言う人はいません。
もう馴染んでしまったというか
私はそういうキャラというのが
受け入れられたからだと思います。

でもボルサリーノはインパクトが
ポケットチーフの比ではないような気が・・・

でもかっこいいですよね。
ボルサリーノ。
夏はパナマ帽、冬はファーのタイプのソフト帽。

あーー憧れます。
どうしよう・・・・




スエードのベルト

2008-05-20 23:58:45 | その他

スエードのベルトです。
昨年、エドワードグリーンのバークレーを伊勢丹で買ったときに
合わせて購入しました。


素材はカーフのようです。

多分イタリア製。
価格も結構しました。

ブランド名はよくわかりません。
Franqaiseと書いてあるようです。


スエードは秋、冬というイメージがありますが
実際は夏でもスエードの靴を履きます。
その時は必ずこのベルトをしています。

梅雨があけたらライトグレーのスーツに合わせて
バークレーとこのベルトをするのが楽しみです。

だけどベルトって知らないうちに本数が増えてますね。



16本骨の傘

2008-05-19 23:04:32 | 

16本骨!の傘です。
先日伊勢丹のセールで購入しました。
傘の骨の本数は6本、8本、10本・・・そして16本!
でも24本なんていうのもあるようですが
一般的な傘としては16本が最大ではないでしょうか・・・

傘の価値はおそらく持ち手とか傘の生地で決まると思いますが
不思議と骨の本数が多い方がクラシックに感じますね。
そして柄はクラシックなストライプです。



英国好きなら傘と言えば
スウェインアドニー・ブリッグの傘ですよね。

この傘は違いますがいつかはSABの傘を持ってみたいと
思います。

これから雨の季節、明日も雨のようです。
風にも強そうな16本骨、活躍しそうです。

アルバート・サーストンのブレイシズ

2008-05-18 01:40:26 | その他

アルバート・サーストンのブレイシズです。

先日、伊勢丹のセールで購入しました。

バタクハウスカットでスーツを採寸しているとき
ブレイシズの素晴らしさを初めて実感しました。

スーツ受け取り時にはどの色にしようと
ワクワクしていたのですが、先日伊勢丹で偶然見つけてしまい
即買いしました。

バタクハウスカットプレスのnorigueiraさんが
私がブレイシズ買うのを楽しみにしていることを
丸の内店の店長氏に伝えてくれているそうですが
とりあえず我慢できずに1本目!いってしまいました。
今ある、3Pスーツもブレイシズ仕様に変更予定なので・・・

そして今回購入したブレイシズはネイビーです。
もっともクラシックな色だと思っています。
ベルトの部分はバタクに置いてあるフェルト製ではなく
通常のリボンなどに使われている素材です。

早速来週から着用してみようと思います。
クリップも併用できるタイプですが
トラウザースが痛みそうですので早めにトラウザースの仕様を
変更する予定です。

来月頭にはバタクのスーツが上がってきますので
その時はnorigueiraさんお勧めのパープルか
又はバーガンディのブレイシズを購入しようと思っています。

あー買うもの一杯です。