いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

靴読本4

2010-03-28 04:56:48 | 
今更ながらの靴読本4です。

皆さん既にご覧になったと思いますが
最近気になるのは
やはりビスポークと言う響きです。
この本の特集にも
「英ビスポーク大研究」
「今、ビスポークはニッポンが面白い!」
という記事があります。
SAIONのサイドエラスティックとか
とても綺麗ですね~。

良くビスポーク
特にシューズの場合は
4~5足作らないと
まともな物が出来ないと言いますが
1足30万円としても
150万投資しないと、まともな物が出来ないと
言われても二の足を踏んでしまいます。

エドワードグリーンが10足は買える
価格ですからね~。

であればEGの職人が来たときに
フィッティングしトップドロワーを
パターンオーダーした方がいいじゃないの?
とも思いますが、そのひとだけの1足
しかも木型まで作るとなると
やはりビスポーク気になります。

EGのパターンオーダーの場合は
202の木型など、自分に何が合うか
事前にわかりますので
ある程度のフィッティング感は得られると思います。

しかし、人の足は左右違いますから
最初から完璧なフィッティングは難しく
勢い、気合で靴を履きらなしていくということに
なります。

そう、ある程度妥協が必要になります。

ここらへんがビスポークだと
どの程度まで解消されるかが
もっとも興味があるところです。

一度は自分の木型を作ってもらえる
ビスポーク
挑戦してみたいですね。

サンタ・マリア・ノヴェッラのオーデコロン

2010-03-27 05:08:41 | その他
サンタ・マリア・ノヴェッラのオーデコロンです。
先日オークションで購入しました。

イタリアの本店で直接購入された物とのこと。

香りはブランド名にもなっている
サンタ・マリア・ノヴェッラこと「王妃の水」です。

サンタ・マリア・ノヴェッラによると
「王妃の水」は
オーデコロンの原点であり、
500年にもわたり作り続けられてきた高貴な香り。
16世紀にカテリーナ・ディ・メディチのために調合され
彼女がフランスのアンリ二世のもとに嫁ぐ際には
専用の香水調合師をフィレンツェから連れて行ったとの
逸話が残る名香です。
ベルガモットを主とするシトラスがベースで非常に軽やかな香りは、
時代を越えてヨーロッパの歴史そのものを漂わせます。

とあります。

ちょっと独特の香りですね~。
丸の内店にいくと店頭の正面に飾ってあるのが
このコロンです。

今まで使っていた
ゴールドマスクがそろそろ終わって
しまいそうなので
今回サンタ・マリア・ノヴェッラを代表する香りとのことで
入手しました。



コロンはやはり香り確認していみないと
わからないですよね。

ということで先日、丸の内店で
テイスティングさせてもらいましたが
その中で
気になった香りがあります。

それはシチリアとジネストラです。
このコロン
他のコロンが14,700円なのに
この二つは16,800円です。

う~ん、何故か
高いほうに合致してしまいましたね~。
サンタ・マリア・ノヴェッラ恐るべし。

どちらにしても
こちらのコロンは
お店で購入することになりそうです。

サンタ・マリア・ノヴェッラは一度購入すると
コロン、アルメニアペーパー、ソープと
どんどんハマっていきます。

いや~、恐ろしくも
魅力的な商品ですね。

パナソニックの新型アイロン

2010-03-22 05:56:27 | その他
以前からとっても気になっている商品があり
今回、偶然都内の量販店でデモをやっているのを発見!

それはパナソニックの新型アイロンNI-WL600です。



本来ならカデン製品は「いつかタリアセン日記」でご紹介するのですが
アイロンだけは別物です。
靴磨きと並ぶ、紳士の嗜みですので。

さてこのアイロン
なんといってもアイロン面が今までにない
とってもユニークな形です。



両方向にかけることが出来るのが最大の特徴です。
所謂、アイロンを引き返すときに出来る返りジワが
出来にくいとのこと。

デモをやっているのは中年の女性の方でしたが
ワイシャツを手早くかけていられました。



確かにかけやすそうですね~。
そしてワイシャツの袖も
ビシッとキレイに折り目が入っています。

アイロン面は2種類あるようですが
断然この写真のミラー仕上げの物がお薦めです。
私の今使っているアイロンもこのミラー仕上げですが
このアイロン面、温度が上がると本当に
軽く滑ります。

この新型アイロン、スチームも今までより
噴出し口が広い分多く出るとのことでした。

正直、買い換えるまでのインパクトはありませんが
これから購入を考えられている方には
とてもお薦めのアイロンだと思います。

因みに新しいアイロンの掛け方が
動画でアップされていました。

以前の方の方が圧倒的にカリスマ性がありましたが
わかりやく解説されていますので
アイロン初心者の方のご参考までにリンクしておきます。

しかし、こうなると
やはり、イタリアとかの海外製のアイロンも気になりますね~。

どこかで試せないでしょうか?

フランコプリンツィバリのオーダー会

2010-03-21 05:13:17 | スーツ
フランコプリンツィバリのオーダー会の季節になりました。

今年は4月3日が伊勢丹、4月4日が日本橋三越の予定です。

伊勢丹は例年通り本館7階のバンケットルームで行われます。
毎回、フランコ氏に会うのがとても楽しみなので
今回も都合をつけてどちらかに参加しようと思っています。

今回のオーダー会の特徴は
・10周年記念モデルのパターンを春夏用に
 オーダーモデルとして復刻。
・スリムモデルもアレンジして用意。
・生地はドーメルのアクアプランやストレッチ生地
 多分フランコ氏がアトリエから用意した特別な生地も
 あると思います。

私の場合は専用パターン化しているので
10周年記念モデルは
あまり意味はありませんが
何か、アレンジできることがあれば
当日三陽商会のK藤氏に相談してみようと思います。

まだ生地は決めていませんが
今回は紺系かな~と思っています。
通気性が高い生地があると良いのですが。

又、盛夏に着用するとしても
フランコ氏お薦めの総裏にするかとか
仕様は当日フランコ氏に
相談してみようと思います。

もうすぐですね~。
フランコ氏にお会いするのが楽しみです。

LUXブルーのポケットスクエア

2010-03-20 05:25:12 | その他
LUXブルーのポケットスクエア(チーフ)です。
先日、件の銀座のパーソナルテーラーで入手しました。

そう、正に購入しましたというより
入手しましたという表現がぴったりです。

実は、このポケットスクエアは
別件でテーラーにお伺いした時に
サンプルのハギレのような状態で
無造作にアトリエに置いてありました。

「んっ!」と思いハギレを手に取ると
その色合い、そしてこの上ない
上質なシルクのタッチに
いっぺんで心を奪われてしまいました。

オーナー氏にまさか

「このサンプルのハギレを下さい!」とも言えず

テーラーを後にしましたが
その数週間後、何とポケットスクエアに生まれ変わって
販売されているのを発見!
直ぐに入手したのは言うまでもありません。

そんないきさつで私の手元にやってきましたが
本当に運命的な物との出会いってあるな~と
又、思った次第です。

さて、このポケットスクエア
とても美しい鮮やかなブルーです。
そして文様がクラシックで大柄なチェック。
チェックが交差するところには
さりげなくダスティーピンク。
とてもエレガントで印象的な色、柄だと思います。

そして、前述した、そのシルクのタッチ。
緻密に織られていて
とても柔らかく、しかも弾力があります。
正にオーナー氏曰く、とろけるタッチです。

Kitonのポケットスクエアを以前紹介しましたが
それを遙かに上回る質感です。



エッジは手作り感一杯のハンドロール。
これだけ上質なシルクだと
縫うのにかなり苦労したと思います。



所謂、ある意味ビスポークのポケットスクエアなので
邪魔なタグがないのも良いところです。

コーディネイトですが
このブログでも何度か書いていますが
タイにあわせるのではなく
ドレスシャツに合わせるというのが
セオリーです。
そして、より個性的にまったく独立した色合いとして
捕らえるという方法もあると思います。

写真では少し分かりにくいですが
ブルーのストライプのシャツに合わせると
こんな感じです。



なんか春を感じますね~。

こういった小物で
ちょっとした幸せを感じるのって
とても心が満たされますね。

THE GENTLEMEN'S CLOTHING

2010-03-14 05:59:02 | スーツ
皆さんのお手元にはもう届いたでしょうか?

「THE GENTLEMEN'S CLOTHING」。

伊勢丹の3月17日から始まる
春夏物の紹介の冊子です。

久々にこの手の物で
面白いと思いました。

内容はブリテッシュ、イタリアン、アメリカン、その他と
分類され代表的なテーラーが紹介されていますが
カタログ的な要素だけでなく
歴史についても紹介されていて
最近の服飾関係の雑誌より面白いと
思ってしまいました。

もちろん
あのフランコ氏も紹介されています。



写真も今まであまり露出していない
テーラー本人の写真や工場の模様の写真があり
保存版としていいと思います。

もうすぐ4月
オーダー会の季節ですね。

又、生地に悩むシーズンになりました。

今年の春夏はどうしよう。

巻物 Part2

2010-03-13 05:44:15 | その他
そして春の巻物第2弾です。
実はリネンストールを購入した時
もう1本気になるストールがありました。
それが冒頭のアリアンナのコットンストールです。



色はスカイブルー系の優しい感じの色ですが
実はソラーロのように色が変化します。
見る角度により色が変わり
又、色が変わることによってドレープ感が
より強調され、とても柔らかい雰囲気が出ます。

ということで
2日連続で伊勢丹メンズ館へ行き
結局、お買い上げ~!ということになりました。

このストール、素材はコットン
所謂アリアンナのもっとも定番的なストールです。
緻密な織のせいか、とっても柔らかく
首に巻いているだけで
とても気持ちがいいです。

今の季節ですと
コートに巻いてもいいですし



もう少し暖かくなったら
スーツに合わせても良いですね。



色がソラーロのように変化するとは言え
無地なのでドレッシーな感じに纏まると思います。

いや~巻物って本当に楽しいですね。

春の巻物は

2010-03-07 05:29:53 | その他
ということで前日の続きですが
何か足りない。
そう、巻物が足りませんね~。

で、早速、色々見て廻りましたが
やはり伊勢丹メンズ館が品揃えは
一番でした。

で、今回購入したのは
ARIANNA(アリアンナ)のリネンのストールです。
リネンストールというと
カジュアルな感じがしますが
アリアンナは横糸が裾でカットされずに継ってあり
裾の耳部分も小さいので、リネンストールにも係わらず
ドレッシーです。



タグに織機が載っているように



1800年代の手織りの機械で
今も生地を織っているイタリアのブランドです。

このリネンストールは色が
ライトグレーの無地ということもあり
コートやスーツにも、意外と似合います。



リネンストール初めて購入しましたが
アリアンナの物は肌触りも良く
なかなか良いですね。

因みにコットンのコートとも
相性が良いです。



こんな巻き方で外に出しても
いいかもしれません。



コートスタイルに巻き物は
3月~4月までですから
短い間のコーディネイトのエッセンスですね。

それ以外には、以前ブログに紹介した
シルクのストールを2枚ほど持っていますが
何かもうちょっとバリエーションが
欲しい気になってきました。

ということで、それは又、次回で。

春物コートにチェンジ!

2010-03-06 04:18:17 | コート
遂に今週から3月に突入です。
早いですね~。
これではあっという間に1年が終わりそうです。
焦ります。

さて、本題に戻りますが
3月でもまだまだ真冬のような日もありますが
どんな気候にもかかわらず
3月に入ったらスプリングコートです。
ウールのオーバーコート達は
もう撤収です。

そして冒頭の写真が
現在現役のスプリングコート達です。

一番左がダーバンのコットンコート
その右のスカイブルーのコートが
マッキンのダンカン、もちろんゴム引き。
そしてその右がこれまたマッキンのブルーのダンケルド
そうゴム引きです。
そして一番右がダーバンのシングルトレンチの
ネイビーコートです。
シルク50%コットン50%の軽いコートです。

暖かくても寒くても
この手のコートを羽織ると
もうすぐ春だな~という実感が沸いてきます。

しかしこれらのコート3月と4月だけしか
着ることがありませんので
短命ですね~。

にもかかわらず、もう1着買って
1週間ローテーションを完成させようと
虎視眈々とチャンスをうかがっている
今日この頃です・・・(笑。
う~ん、いかん、節約、節約。

と思っていたのですが、やっぱり
これだけでは何か足りないですよね~。

ということで・・・・

続きは又、明日。