去る4月27日 東銀座において出石尚三氏をお招きして講演会を開催しました。出石氏はWeb版朝日新聞のファッションコラムや著書「スーツの百科事典」など服飾業界では非常に著名な服飾評論家の方です。
今回この講演を開催するきっかけとなったのは出石氏と食事をしながら、ウィンザー公の話をしていた時にカジュアル化が進む日本の服飾はどうなってしまうのか、あまたにウィンザー公に関する文献は山ほどあるが、それだけでなく語り継がれていかなければならないのではないか、との話で盛り上がったのが事のいきさつです。
当日は平日しかもビジネスタイムである17時スタートにもかかわらず沢山の方にお集まりいただきました。講演会のテーマは「英国からきた流儀」サブタイトルは「ウィンザー公スタイル」です。
まずは英国という国、伝統と格式を重んじ、そして良くも悪くもウィンザー公が英国の親善大使的な役割を担っていた事。
しかしその実、伝統のロイヤルファミリーの決まり事を次々ブレークしていた事など非常に興味深い話でした。
後半は実際の着こなしの写真を見ながらの解説、初めて見た写真なども数点あり、とても貴重な講演でした。
下の写真はプロデューサーであり世界最速イラストレーターでもある柿本氏の講演メモ及びイラスト。よく雰囲気が出ていますね~。
講演終了後に本の即売を行いましたが、用意した本が売切れになるほどの大変な人気ぶり。出石氏が、お一人お一人に毛筆でサインして下さった本は大変貴重であり、とても良い記念になると思います。
そして、その後の自由参加の懇親会もほとんどの方が出席され、2次会まで開催される大変な盛り上がりでした。
今回のご好評を受け又、夏頃に次回の講演を企画したいと思います。
ご参加頂いた皆さま、そして出石先生
心より御礼申し上げます。