いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

アルバートサーストンのブレイシーズ

2008-10-31 06:27:28 | その他
アルバートサーストンのブレイシーズです。
先日伊勢丹で購入しました。

ブレイシーズも凝りだすと
色々なバージョンや色が欲しくなりますね。
もちろんアルバートサーストンでなければ
なりません。

このイギリスマークがなくっちゃね。



バージョンとしては
リボンタイプとフェルトタイプ
そしてトラウザースの留め方の違い等・・・

私のお気に入りは
やはりフェルトタイプですね。
今回購入したのがバーガンディ。
現在はそれ以外にパープルのフェルトタイプと
ネイビーソリッドのリボンタイプを持っています。

段々色々な色を集めたくなります。
次はグリーンとかグレーとか
欲しいですね。

でも元々ブレイシーズは露出しないものなので
本当に見えないお洒落・コダワリです。

でも、ブレイシーズを使うと
トラウザースのクリースがこんなにきれいに
出るのかと思います。

いいですね。ブレイシーズ。



アドリアンのロングホーズ

2008-10-30 00:25:58 | その他
アドリアンのロングホーズです。
以前、日本橋コレドビルの
セレンディピティで購入しました。

アドリアンはイタリア南部のブーリア州サレントにある
靴下専門メーカーです。

実はMEN’S Exの今年の1月号でも
紹介されています。

曰く

・マイクロファイバー素材で
 履き心地超極上

・抗菌仕様で静電気も抑えられる

・薄くてスムーズ

・天然素材にはない締め付け感

等 紹介されています。

早速、紺と黒を購入して履いてみました。

確かに履き心地はいいです。
特に普通のロングホーズにはない
ストッキングのような締め付け感があります。
そして肌触りはサラサラです。

一日履いても
綿のように湿気を含むことがなく
ずっとサラサラです。

う~ん
でも、やはり私はコットン100%がいいかな。
まあ、こうなるともう好みの世界です。

因みに1足約3,000円弱。
微妙な価格です。
気になる方は
一度お試しを・・・

クラランス 3点セット

2008-10-27 00:26:48 | その他
クラランスのメンズコスメティック3点セットです。

ちょっと休憩ブログです。

この夏 伊勢丹より案内状をいただき
お試しセットとして頂きました。

店頭で受け取りの際
女性店員さんがひとつひとつ
説明してくれます。

なんかちょっと恥ずかしいです・・・

まずは洗顔フォーム
とても細かい泡がたちます。
なるほど・・・



そして次は保湿液。
これはアフターシェーブローションとしても
使えるとのこと。
う~ん なるほど、なるほど・・・



そして一番気に入ったのがこれ
スクリーンミスト。



初めて知りました、こんな物があるなんて・・・
顔に吹きかけるだけで
紫外線をガードしてくれるとことです。

いや~しかし
伊勢丹の綺麗な女性店員さんに囲まれて
椅子に座って女性の化粧品コーナーのノリで
接客されるのは恥ずかしいですね。

こういうのが
もうすぐ普通の時代になるんでしょうか・・・

タテオシアンのカフリンクス

2008-10-26 05:11:10 | カフリンクス
タテオシアンのカフリンクスです。
先週、伊勢丹で購入しました。

素材ですが
シルバーとブルーラピスです。

ブルーラピス部分には小さな石状のものが見えます。
天然の素材というのがよくわかります。

最初はブルーラピスではなく
塗装のカフリンクスで
その塗装がはがれているかと思いました(笑)。
よくよく見ると、中々渋いです。

シルバーの台座は光沢が出るよう
メッキ仕上げになっています。
経年変化でメッキがはがれてしまっても
元々がシルバーですので
シルバー磨きで磨けば大丈夫ですね。
又、フェイスの裏やカフを止める部分にも
タテオシアンのロゴが・・・
作りは凝ってますね。




大きさはやや小さめで
ステンレスなんかと違う渋めの光沢が
とてもクラシックな感じがします。
そしてシンプルですが
イングレーゼな大胆なデザイン
それでいてエレガントさも兼ね備えています。

コーディネイトですが
ブルー系のシャツとかに合います。

先日バタクのN寺さんと話したときも
「いいじゃないですか、そのカフリンクス。」
と仰っていただきました。



それにしてもカフリンクス
最近、なかなかいい物がないですよね。

次はアンティーク辺りをあたってみるかな・・・

イングレーゼなオッドベスト

2008-10-25 19:57:43 | コラボ デキるオトナはイングレーゼ
先日購入したオッドベストの
コーディネートです。

グレーのスーツにブルーのクレリック
タイはダークなブラウンです。

ボルサリーノを手に持つと
更に雰囲気が高まります。



一番下の捨てボタンの位置が絶妙です。

又、背中から見ると
dunsfordさんのご指摘のように
襟みつ部分が目立ちます。

やはり、ちょっと凝った作りですね。



その他のコーディネートですが
ネイビー系のジャケットや
スーツでも合いそうです。

またセミフォーマルっぽい
着こなしも可能ですね。

オッドベスト、ハマります。

ピータージョンストンのオッドベスト

2008-10-23 00:37:58 | コラボ デキるオトナはイングレーゼ
ピータージョンストンのオッドベストです。

正確にはピーター・ジョンストンと五大陸の
コラボレーションモデルです。

先日、伊勢丹で購入しました。

素材はシルクで
タグにはブリティッシュファブリックの表示が・・・



やはりイングレーゼ流にいくと
襟付きのウエストコートという呼び名が
ぴったりですね。

柄は今再びブームになっている
千鳥格子ことハウンズ・トゥースです。

背中は白なんですが
よく見るとペイズリーの折柄が入っています。
う~ん 渋い。



コーディネイトとしては
チャコールグレーやネイビーの
ジャケットやスーツに合わせると
エレガントです。

色々コーディネイトをトライしてみたいと
思います。

batak 急襲!

2008-10-19 21:49:45 | スーツ
バタクハウスカットの総本山
ビスポークテーラーの
batakを先週、急襲してきました!
N寺さん 危機一髪!

実は先週、代官山でパーティがあったこともあり
以前より行ってみたいと思っていた
batakに無謀にも
アポなし攻撃をしかけてきました。

お店は代官山から歩いて5分
代官山アドレス近くにある路面店です。

お店の外観は冒頭の写真の通りです。
お店のディスプレイは
丸の内店と共通の雰囲気です。

しかし、ビスポークテーラー
なかなか敷居は高そうです・・・

そして店内に他のお客様が
いないことを確認して
突入しました・・・

N寺さんが一瞬誰だろうと言う顔をされていましたが
私が先日採寸していったダブルブレストのスーツを
着ていったので、すぐに思い出されたようです。

N寺氏は少し離れて見て
頷きながら
肩とかを確認されていました。

例の着丈の話はこの長さで問題ないとのこと
気になるようであれば後1cm短くても
大丈夫ですね。
というようなアドバイスを頂きました。

なるほど・・・
と思っていたらフィッテングルームから
お客様が!!
大変失礼しました。
ご予約のお客様が来店中でした。

その後はセールスマネージャーの
H川氏に対応していただきました。

今回のスリーエステイトの
モデルとなったスキャバルのオリジナルの生地も
見せていただきました。

う~ん、瓜二つです。
スキャバルの生地は後一着分で終わりのようです。

H川氏の了解をいただき、来店中のお客様の邪魔にならないように
店内を撮影させていただきました。

まずはこのバンチの数!
さすがテーラーです。
しかしこれで全てではないようです。



店内にはビンテージっぽい生地も見受けられます。

そしてこだわりを一番感じさせるこの書棚!
いかにもサビルロウの老舗のテーラーのような書棚です。
(サビルロウには行ったことはありませんが・・・ 汗)



う~ん、N寺氏恐るべし・・・

店内の雰囲気は落ち着いて話が出来る
プライベートな雰囲気です。
下の写真の手前にある
ボウタイのスーツのディスプレイ
気になります。
今後の着こなしの参考にしようと思います。



そして「これぞビスポーク!」と思わせる
このスーツ、ウエストのシェープも
只者ではありません。



今、年間に作っているスーツの数を考えれば
それを半分にすれば1~2着作れるかなと
良からぬ事を妄想しながら
N寺氏に挨拶をして、お店を後にしました。

いやーいつかはやっぱりビスポークですね。

そして何とわざわざ、翌日N寺氏ご本人から
昨日の対応が出来なかったことのお詫びの電話をいただき
大変恐縮してしまいました。

今度はちゃんと予約をして伺います。

尚、batakの新しいwebマガジンに
勝手ながらリンクを貼らせていただきました。
服好きなら興味満載の内容になっています。

batak名前の由来も
紹介されていますよ。

ヘリテージ オブ イタリアンパーティ

2008-10-19 01:41:15 | その他
フランコプリンツィバリのスミズーラ会の後
ヘリテージ オブ イタリアンパーティが
メンズ館8階の「リジーク」で行われました。

例年はクラシコイタリアの顧客を中心に
パーティを開催していましたが
今回は「イタリアンインディペンデント」や
「マリーナ・ヨッティング」の顧客も
対象のようです。

従来は招待状がありましたが
今回は販売担当のスタッフの口コミによる
招待のようでした。

又、メンズEXの読者も15名程度
募集していましたので
参加されていたと思います。

さてパーティですが
開催の挨拶も特になく
流れ集合的な感じで
販売担当スタッフに引率された
顧客が次々とリジークに集まってきました。
人数は顧客とスタッフで70~80名位
結構会場は混み合っています。

会場は立食形式で、イタリアンを中心とした
食事やお酒が振舞われています。

会場を見渡すと、業界関係の方もお見えになってるようです。

そして、早速イタリアンな方々へ突入です。
まずは冒頭の写真のロベルタ・ラッタンツィさんが
すぐ近くにいらしゃいましたのでアタック開始です。



ロベルタさんは
ビスポークシューズで世界的に有名な
シルバノ・ラッタンツィさんの娘さんです。
現在はラッタンツィの靴のデザインを担当されています。
お会いするのはこれが2度目です。
相変わらずお綺麗ですね。

彼女は英語が出来るので、イタリア語に比べれば
コミュニケーションが取りやすいです。
そしてとても話しやすいタイプの方ですね。
片言のイタリア語で話すと嬉しそうに
早口でいっぱい話しかけてくれるのですが・・・

そしてセッティピエゲのネクタイで有名な
マウリツィオ・マリネッラさんです。
相変わらず社交的な方で
「オー!!」
といつも会っているかのように
肩を組んで応えてくれます。



そしてマリネッラやイザイアの輸入代理店SDIの
F枝代表取締役もお見えでしたので
名刺交換させていただきました。
(私)
「私の持っているセッティピエゲのタイは36オンスなので
 もっとヘビーオンスのものがいいですよね。」
という話をしましたが
36オンスのプリントタイが
今後中心のようです。
う~ん、ヘビーオンスのセッティピエゲを
オーダーしようかな・・・

そして最後に巨匠、ファビオ・ボレリさんです。



ご存知ルイジ・ボレリの2代目社長です。
現在は創業当初のシャツだけでなく
トータルメンズファッションブランドとして大躍進中で
ミッドタウンにも旗艦店を出店しています。

ファビオさんもお会いするのは2度目ですが
相変わらずシャイな方です。
そして体はいかにも鍛えてるというオーラが
出ています。

ボレリのシャツのフィッティングや
タイの話を色々させていただきました。

話の内容ですが
(私)
「ルチーアノのシャツが欲しいのですが
 どうも第1ボタンや第2ボタン辺りのフィティングが
 合わない」

これはサイズ展開が2種類あるようです。
今度再度フィッティングしてみようと思います。

そして
(私)
「タイは非常に素晴らしいですね。
 特にクワトロピエゲが好きで
 私も何本か持っています。
 セッティピエゲはやらないのですか?」

これはすでに伊勢丹でも一部展開中とのことです。
失礼しました。
但し、やはり中心はスタンダードなタイプでいくとのこと。
売れ筋もスタンダードタイプなんでしょうね。

そしていつもお世話になっている
プリンツィバリのY田部さんや
靴売り場のH井さん、靴のバイヤーのN村さん
インターナショナルコーナーのI波さんや
スミズーラ担当のT島もいらしゃいました。

そしてあっという間に時間がたち
始まった時同様、流れ解散的にお開きになりました。
前回は色々挨拶とかありましたが
どうもイタリアの職人かたぎの方々には
不評のようで今回は挨拶は一切なしになったようです。

帰りのエレベータでボレリさんと一緒になり
私が手に持っていたボルサリーノを見ていたので
「ボルサリーノ!」と言うと
頷きながらファンタスティック!!
とおっしゃていました。

何か嬉しいですね。

そして最後にアリヴェデールラと挨拶させていただいて
メンズ館を後にしました。

このイベント、毎回参加させて頂いていますが
今回もとても楽しかったです。

伊勢丹関係者の方々ありがとうございました。



フランコプリンツィバリのスミズーラ会 2

2008-10-18 02:04:11 | スーツ
さて 採寸も終わり
雑談タイムです。

実は今回、前回ネクタイをいただいたお礼に
お土産を持っていきました。

色々悩んだのですが
最終的には大峡製鞄の革の靴べらに
しました。

色は表が赤で裏が黒です。
赤いステッチがとても洒落ています。

大峡製鞄の靴べらを選んだ理由は
フランコさんが大峡製鞄の
オーバーナイトケースを使用しているというのを
雑誌の記事で読んでいたので
大峡製にしました。
裏に銀文字で大峡製鞄と入っています。

これをお渡ししたところ
とても喜んでくれました。
よかったです。

そしてもうひとつ
お願いしたいことが・・・

実はフランコプリンツィバリさんと
私を結ぶ付けてくれた方
今は故人となってしまった
落合正勝さんの本にサインを
どうしてももらいたかったのです。

初めてフランコさんとお会いしたときに
落合さんの本の話をしました。

個人的にも落合さんと親しかった
フランコさんは色々楽しそうに当時、思い出を
話してくれました。



曰く、落合さんは
とても頭脳明晰で素晴らしい方、
そして、フランコさんのスーツが
どうしてそんなに着心地がいいのか
食事中も食事が出来ない位
質問攻めにしたそうです。

フランコさんは
そんな話を嬉しそうにしてくれました。

その落合さんの本です。

「この本があったのでフランコさんと
 出会うことが出来ました。
 是非この本にサインをお願いします。」
とお話し
快くサインしていただきました。

サインはイタリア語で
「尊敬する人」という言葉と共に
 フランコプリンツィバリと
書かれています。

嬉しかったです。

フランコさんも感極まって
泣きそうになってしまいました・・・



今回はとてもいい思い出になりました。
又、秋にも再開することを約束して
オーダー会場を後にしました。

フランコプリンツィバリのスミズーラ会

2008-10-18 01:22:34 | スーツ
先週の日曜日、伊勢丹バンケットルームで
行われた、フランコプリンツィバリの
スミズーラ会に会社の後輩と一緒に参加
してきました。

今回のスミズーラ会で
4回目の参加になります。
今回はかなり混んでますねー。

そして、フランコさん
元気そうです、そしてちょっと太りましたね・・・
やはりイタリアは食事がおいしいですから。

半年振りの再会です。
「又、お会いできて嬉しいです」とつたない
イタリア語で挨拶すると
「おー!!元気か!?」みたいな
いつもの親しいノリになりました。
これがフランコさんのいいところですね。
本当に愛すべきテーラーです。

そして通訳の方はいつもの関西弁の
女性のイタリアの方。
この方もなかなか面白い方です。

通訳の方を通して
前回お会いしたときより
体重が13kg ウエストが7cm位細くなりました。
と伝えたら
日本語で「どうしたのー!?」って聞かれました(笑)

ダイエットで痩せたことを伝えると
「おー素晴らしい!私も痩せなければ・・・」と
おどけた様子のフランコさんです。

さていよいよ採寸の開始です。

以前のデータが使えないので
1からやり直そうということになりました。

胸囲や肩幅などいろいろな場所を
計っていきます。




参考の為に以前スミズーラ会で
作ったスーツも
フランコさんがチェックされていました。



さて採寸も終わり、最後にパンツを合わせて
無事終了です。

今回、生地はカノニコの生地で
チョークストライプです。
デザインはダブルブレスト。



慎重を期し、袖はアンフィニッシュにして
再度スーツが出来上がった後に
合わせることになりました。

それにしても
フランコさんが来日したときは
フランコさんスペシャルの専用パターンを作成しますので
かなり調整の範囲が大きいです。

フランコさんが来日時、いつも同行されている
三陽スミズーラ担当のK藤さんも
思わず真剣な表情です。

でも、これは本当にスミズーラと言う感じでいいですね。

そしてまだまだ話は尽きません・・・・