いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

一流の男の勝てる服 二流の男の負ける服

2013-02-24 06:52:09 | その他
かんき出版から 出版された
準ちゃんこと、政近準子さんの
「一流の男の勝てる服
 二流の男の負ける服」。

発売初日で重版決定という
今、話題の1冊です。



帯には

服を替えれば、人生が変わる!
これは真実です!!

とあります。

私が今までのビジネスの経験で
初めて人とお会いする時
服はその人の印象を
大きく決めてしまう要素である事は
間違いないと思っています。

相手もきっと同じ事
信頼出来る人なのかどうか
この印象はずっと尾をひきます。

本書にあるナポレオンの言葉
「人はその制服どおりの人間になる。」
制服=スーツとするならば
人は無意識のうちに外見を意識した行動を
取ってしまい
強いてはそれがビジネスそのものにも
影響を与えていきます。

日本におけるパーソナルスタイリストの
第一人者として1万人以上を
スタイリングしてきた政近さん。
それは言葉を替えれば
1万人以上の顧客を幸福にしてきたという事。

本書にはその実績に裏打ちされた
ノウハウが満載されています。

今まで、スーツを真剣に
考えなかった方や
細身スーツに2重襟のドレスシャツ
尖った靴がカッコいいと思っている方々にも
読んで頂きたい本。

そして素敵な装いが増え
街の風景が変わって行く事を
切に望みます。

是非、ご一読を。

P.S
既に発売1週間で3回目の増刷との事です。
amazonなどオンラインで品切れの場合は
書店の方がお求めやすいとの事です。

準ちゃん
おめでとうございます。


件のドレスシャツで

2013-02-09 07:35:23 | ドレスシャツ
件のドレスシャツ
昨日、ボウタイとハットを被り
銀座を散策するというイベントがあり
その時に初めて着用しました。



当日はシルクハットにステッキ姿の
バリバリに決めた方もいらっしゃいましたが
私はなるべくアンダーステートメントで。

冒頭の写真はその時の写真とは違いますが
基本的には同様の装いで参加しました。

このドレスシャツ
普通のタイよりボウタイの方が
良いかもしれません。

当初考えていた
同じ生地でのドレスシャツとクラシッククラバット。
(シャツ姿で失礼!)



これにスポーツコートという
組み合わせも良いと思います。

このドレスシャツ
もしビジネスシーンで着用するなら
なるべくスーツやタイを
シックにした方が良いと思います。
遠目には無地に見える
ネイヴィーのグレナカートチェックなどが
いいですね。





美しきドレスシャツ

2013-02-02 07:36:39 | ドレスシャツ
さて、前回の続きです。
既にお気づきかと思いますが
この美しい生地で
今回ビスポークしたのものは
ドレスシャツです。

ビスポークしたというよりは
自動的に出来上がってきたという表現の方が
良いかもしれません。
最近時簡に余裕がなさそうな私を気遣っての
魔窟の総帥の思いやりかと、、、

「人生を愉しみましょう」という
メッセージと受け取りました。

さて、今回のドレスシャツ
前回の型紙を使用しています。

私の最も好きな襟の形。
ちゃんと鎖骨をよけるように
カッティングされています。
ビスポークたる所以。
襟の固さも今回は
もっとも好みの仕上がりとなっています。



そして特徴的なボタン処理。




ダブルカフの形もエレガントで好きな
ディティールのひとつ。



そしてこの魔窟の代表的な意匠の
アームホール周りの盛り上がったステッチ。
私はやりませんが、糸の色を変えたりも出来ます。
これもカッコいいですね~。



そして比翼仕上げの前立て。
まるでフォーマルのような雰囲気です。



細かなところでは
こういったところも抜かりがないです。



さて、この美しいドレスシャツ。
どのようにコーディネイトするか、、、
私はスーツでトライしてみたいと思います。

さて、さて、愉しみです。