いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

カラブレーゼのストール

2008-11-29 01:16:22 | その他
カラブレーゼのストールです。
先日 バタクハウスカットで購入しました。
カラブレーゼは
1924年、ナポリにて
エウジェニオ・カラブレーゼにより創業されました。



元々ヨーロッパではネクタイで有名なメーカーですが
最近ストールやチーフも展開しています。
工房は12名の職人がいて
丁寧に物づくりを行っています。

私はどちらかと言うと暑がりなので
ウールのマフラーより
ストールが最近は好きです。

特にペイズリー柄に弱いんですね。

このストール、色合いはかなり渋いので
グレー系やネイビー系のスーツに
ピッタリです。



素材はシルクで丁寧にハンドメイドで
作りこまれています。
ちょっと肉厚な感じでネクタイのヘビーオンスを
連想させるような素材感です。

薄いランバンのストールなどに比べると
非常にしっかり感があります。
ある意味ナポリというよりはイギリス風ですね。

コートを着るときは衿の汚れ防止の意味もあり
必ずストールをするようにしています。
最近はマッキントッシュやシルク混のコート
カバートコートも出動していますので
ストールは大活躍の季節ですね。

これから冬本番
服好きには楽しい季節です。


エドワードグリーンのトップドロワー

2008-11-27 00:59:45 | 
エドワードグリーンの
オールドサウスウォールドのトップドロワーです。
とってもかっこいいですね。
実はこれはカタログの写真です。



su-jinさんの
サポートもありイギリス本国のエドワードグリーンから
無事、カタログを取り寄せました。

カタログは通常のモデルとトップドロワー専用の
カタログに分かれています。

通常のモデルのカタログは
既に持っている折りたたみ式のカタログの
豪華版という感じです。

メーキングのページが
結構そそられますね。



そしてトップドロワーのカタログ。
実は冒頭の写真は
トップドロワーのページの一部です。

かっこいいですね、トップドロワー。
カタログを眺めているだけで
楽しいです。
特にこのモデルのアイレット近くの
ブローグが気になります。

是非こういう仕様でオーダーしてみたいものです。

カタログは約1週間で届いたので
既製品なら同じくらいの納期で届くのかも
しれません。

トップドロワーだと基本的にパターンオーダーになるので
納期は約20週間とのことです。

しかしトップドロワー
円高な今、とってもお買い得です。

真剣に悩む今日この頃です。

Tokio Hatのゼニアハンチング

2008-11-24 06:33:49 | ハット
トーキョーハットの帽子です。
アクアスキュータムの帽子と一緒に購入しました。




トーキョーハット(東京帽子)は
明治25年(1892年)創業
日本初の製帽会社です。



そんな老舗のブランドですが
色々な生地メーカーとコラボして
面白い製品を結構出しています。

今回購入したハンチングは
スーツのミルで有名なゼニアの生地を使用した
ハンチングです。



色はデニムのような色ですが
ヘリンボーンの織で
とてもクラシックな感じです。
素材はウール100%ですので
とても柔らかいです。

そんな素材感なのでハンチングにも係わらず
なんかドレッシーな雰囲気があります。
冒頭の写真のような
ネイビー系ジャケットなんかが
相性がいいですね。

ちなみにツイードと合わせると
こんなイメージです。



コーデュロイと違って
猟銃ではなくキャンパスを持って
油絵を描くのが似合いそうです。

最近ちょっと帽子にハマリ気味なので
今年の帽子関係の購入はこれで
打ち止めにしようと思います。

番外編 お宝探偵団 その2

2008-11-24 06:33:25 | 番外編
レトロネタ 勢いづいて第2弾です。

これは私が小さい頃
祖母から貰った物です。

ケースには日本赤十字社
特別社員章とあります。
裏には明治21年の刻印。




私の母方の祖父は
久留米で学校を開設、校長をしていたので
その時に日本赤十字社に寄付をしたようです。

博愛社から日本赤十字社に名称を変更したのが
明治20年。
その時に第1回総会が開かれています。
翌21年に第2回総会が開かれており
その時に寄付者や貢献した方に
贈られた物ではないでしょうか?

オークションとかを見ると
この時代の物が沢山出品されていますので
物としての価値はあまりありませんが
この時代にそういった行いをしていたことに
価値があると思います。

祖父の僅かに残る写真は道場で弓を引いている姿だけです。
写真からは気骨の人というオーラが漂っています。

タイムマシンがあれば
是非会ってみたいですね。

アクアスキュータムのハンチング

2008-11-23 07:08:21 | ハット
アクアスキュータムのハンチングです。
先日伊勢丹で購入しました。



素材は茶色とバーガンディの中間のような色の
コーデュロイです。
スリーエステイトのツイードジャケットの
コーディネートをイメージして購入しました。

これで猟銃があれば
完璧という雰囲気ですね(笑)。



ちなみにネイビー系のジャケットに合わせると
こんな感じになります。
こういうのも結構好きです。



内側は黒でアクアスキュータムのロゴが
織り込まれています。
被ってみると意外に暖く
実用性も兼ね備えています。




ライセンス製品ですが
アクアスキュータムって色々な製品を
展開しているんですね。

最近売却話で色々話題になっていますが
早く落ち着いて欲しいと思います。

番外編 何でもお宝探偵団?

2008-11-23 07:07:04 | 番外編
ブログお仲間のquarantaさんの
リクエストにお答えして
番外編 何でもお宝探偵団です。

先日、箪笥(たんす)を整理していたら
かなり痛んだ古めかしい風呂敷が・・・

風呂敷には厚木中央劇場とあります。
注目すべきは電話番号
16番とあります。

何と2桁ですよ、ただの2桁。
調べてみると昭和32年前後に存在した
映画館のようです。

詳しくはこちら

もう他界した私の母は厚木が実家でしたから
ここで映画を誰かと見たのかな・・・
私がまだ生まれる前の時期です。
その時、開館記念か何かで配られたのでしょうか・・・

ということで
レトロな逸品?です。

同じ地層(笑)から発見された
もうひとつの風呂敷はこちら。



これはいわいる唐草模様でしょうか?
これも多分同じ時期の物と思われます。

私の母方は教師家系で
母も教師をしていましたが
母の20代の写真を見ると
まるで昔の映画に出てきそうな
ハイカラな服装をしていました。

そんな母の青春時代を連想すると
何か昭和ロマンを感じますね。

リベラーノのタイ3

2008-11-22 07:11:04 | タイ
リベラーノのタイ 3本目です。
これで最後です(笑)。

色はバーガンディで
カラーのドットが入っています。
バーガンディでも
大分落ち着いた色です。

生地はもちろんシルクでジャガード織です。



色はバーガンディなので
やはりネイビー系が一番映える組み合わせだと
思います。



リベラーノ
スーツやジャケットだけでなく
タイもちょっと気になる存在ですね。

ユニバーサルランゲージのセッティピエゲタイ

2008-11-19 00:35:57 | タイ
ユニバーサルランゲージの
セッティピエゲのタイです。



ユニバーサルランゲージにセッティピエゲがあるなんて
驚きです。

ネイビーのタイを増やしたいなと思い
最近時間があれば、色々なタイを見て歩いていますが
たまたま時間調整の関係で入った
横浜のユニバーサルランゲージに入った時に
このタイを店員さんに見せてもらいました。

タイの作りですが
本格的なセッティピエゲです。
日本製と書いてありますので
日本でもセッティピエゲを作れる
職人さんがいるんですね。

しかも日本的と思えたのは
大剣小剣ともにたるみ糸があります。
イタリア人が見たらクレイジーと言うかもしれません。



そして素材のシルクですが
非常に滑らかで適度な厚みがあり
まるでドレイクスのヘビーオンスタイみたいな
素材です。
織もとても綺麗で光沢もあり贅沢感もあります。

う~ん 素晴らしい!

もちろん即買いしました。
何とお値段は7,000円弱という
ビックリ価格でした。

イタリア製なら3万はしますね。

ユニバーサルランゲージには
他にもチーフ、マフラー、ストール等
結構気になる小物も充実していました。

スーツのパフォーマンスが高いのは
有名ですが小物もこんな技があったとは。

ユニバーサルランゲージ
正に紳士服のユニクロのようです。

また、覗いてみようと思います。

リベラーノのタイ2

2008-11-17 00:27:44 | タイ
リベラーノのタイです。
実はまとめて何本か購入しました。

今回紹介のタイは
赤色に小紋です。
赤色なんですが
見る角度によって色が変化します。



青みがかった
とても渋い色になったりします。

このタイは
ブリティッシュ系のスーツより
イタリア系の3Pのスーツに
合いそうですね。

私の手持ちのスーツで言うと
フランコプリンツィバリになります。

下のような感じです。



うーんオトナです。
リベラーノ雰囲気あるタイですね。

ユニオンワークスのベルトメンテ

2008-11-16 07:21:27 | その他
ユニオンワークスで
スエードのベルトをメンテしました。

さて何が違うのでしょう?
(色が違うのは写真の具合です。)

上がメンテ前



下がメンテ後です。



ユニオンワークスのブログを
ご覧になっている方でしたら
すぐにお分かりかと思います。

そうです。
縫込み方式のベルトの長さ調整です。
約9センチくらい詰めてもらいました。



通常はこの手のベルトだと
長さ調整が出来ないので
諦めるしかないのですが
ユニオンワークスのブログの記事を見て
「こんなことが出来るのっ!?」
ということで
早速お願いしました。

そして出来たのが
上の写真です。

素晴らしい! 見事です!
しかも今回は
ミシンの針が通らなくて
手縫いで仕上げてくれたそうです。

感謝、感謝です。

こんな凄いリペアで
コストは何と3,750円。
安いですね。

このベルトは伊勢丹で
エドワードグリーンのタバコスエードの
バークレーを購入した時に
エドワードグリーン担当のH井さんと
一緒に探してもらったベルトなんです。

結構な、お値段がするベルトだったので
諦めずにリペアが出来てよかったです。

ところで、お店に入る時に
偶然代表のN川さんにお会いしました。
いつお会いしても爽やかな方です。
久々に楽しいお話が出来たのは
ラッキーでした。