いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

モンブラン マイスターシュテック ソリテールドゥエ1441

2008-03-29 07:44:49 | 万年筆 ステーショナリー
モンブラン マイスターシュテック ソリテールドゥエ 1441です。
舌をかみそうな名前です。
言わずと知れた筆記具の名門ですね。
正統派は万年筆なんでしょうが、仕事で使用することを考えると
やはりボールペンの方が便利です。
今はヤマダになってしまったキムラヤ新橋店で
2006年秋位に購入しました。

元々このボールペンを購入したのは
MEN’S Exに坂本龍一さんの愛用品として
載っていたのがきっかけです。

いざ使ってみると書き味は非常に滑らかです。
ヘッド部分のスターリングシルバーが
見た目の美しさだけでなく、程よい重みを与え
書きやすいです。



モンテグラッパも気になりましたが
仕事はやはりモンブランですよね。

クロスのボールペンとペアで使っており
クロスには黒色のインクを
モンブランは万年筆風に青色にして使っています。

次はペンケースかな・・・・?

UNION WORKS

2008-03-28 12:55:25 | 
昨日、いつもリペアでお世話になっているユニオンワークスさんへ
行きました。
クロケットの黒のストレートチップのヒールの交換の為です。
クロケットは色が黒でしかもダイナイトソールなので
雨の日専用靴として位置づけられています。
梅雨に入る前の早めのリペアです。
既にブログで前出の衝撃のクロケットです。

靴の修理の受付を済ませて帰ろうとすると
ユニオンのHさんから「お時間あったら靴を見ていって下さい」との
お言葉。
えっ!!ユニオンワークスさんてリペアだけじゃないの?
店内にある靴はすべてサンプルだと思っていました。



トリッカーズを中心に別注のクロケット等
何気なく展示してあります。
しかも価格が安い!!

そしてよく見ると何と英国靴の雄が置いてあるではないですか!!
デザインはシングルモンクの黒プレーントゥのタイプです。

リジェクト品も多いのですがまったく何でリジェクトされたのかが
分からないような品ばかりです。
自分の靴に合うサイズあるか確認したところ
Hさんから「これが6EEです。」と紹介され
早速フィッティング。

やや緩いかな?と思ったのと
今日は靴をリペアに来たんだ。靴を買いにきたのではないはずと
思い、靴を一旦脱いだのですが、何せ英国靴の雄です。
もう気になってしかたありません。

ちょっと悩んだ挙句、もう一度フィッティング。
きつめにストラップを結び、少し歩くと
何とピッタリと靴が寄り添ってくるではありませんか!!

ここでHさんから
「この靴は客様のような大人の方が似合いますね。
 この間もあるお客様が1時間悩んで結局購入されていきました。
 土日を挟むと売れちゃいますからね。」

と決定打とも言える痛恨の一打を打たれノックアウト・・・
気付いたときには買ってました。

しかも商品はリジェクトではなくどうもデッドストックのようです。
サービスでビンテージスチールを付けてくれるとのこと。

詳細は改めてご報告します。





タグホイヤー セナモデル

2008-03-27 01:44:36 | 時計
タグホイヤーのアイルトン セナモデルです。
機械式時計は確かに素晴らしいのですが
ゴルフとか腕に衝撃がかかるようなことをする時は
心配なので、このクオーツモデルをしています。

2006年8月頃にオークションストアで購入しました。
もう10年位前のモデルですが新品同様でした。

ブレスがシルバーとゴールドのコンビで
文字盤が黒というところにやられちゃいました。

又、クロノマスターで、しかもクオーツなので
1/100秒まで計測が可能です。
まあ実質的に使うことはありませんが・・・・

ペガソ(フライ)のシャツ4

2008-03-26 01:25:30 | ドレスシャツ
ペガソ(フライ)のシャツ、遂に4枚目です。
もう何も言うことはありません。
前回、これで打ち止めって言ったばかりなのに
先週土曜日伊勢丹メンズ館で購入してしまいました。

でもこれで本当に最後のペガソ(フライ)です。

さてそのペガソですが非常にきめの細かい
柔らかい綿です。
本当に素肌に着たら気持ちよさそうです。

ペガソを何枚か着て気づいたのですが
やはり衿の形が素敵ですね。
スーツがよりドレッシーになるような気がします。

次はボレッリがやっぱり欲しいかな・・・

エドワードグリーンの講演会 お土産編

2008-03-24 00:34:22 | 


エドワードグリーンの講演会の続きです。
講演会の最後におみやげとして、エドワードグリーンの
シューケアセットがヒラリー女史から直接配られました。

まずはクロスとブラシとシューホーンです。


シューホーンがなかなか渋いです。
まるで天然素材のようなシューホーンです。
裏を見ると泣かせる演出 EDWARD GREENの刻印が・・・


そして最後にシューポリシュです。
チェルシーワークショップとあり、ノーザンプトン クーパーストリートの住所が印刷されています。
このラベルを見ただけで、
「絶対近いうちにノーザンプトンへいくぞっ!」
と心に誓ったのでした。
(もしノーザンプトンへ行くときは
 伊勢丹さんが工場見学もアテンドしてくれそうです・・・)


ヒラリー女史から
「(ポリッシュを)2個差し上げますので何色がいいですか?」と聞かれ
私は
「カドガン、オウンドルがバーガンディ、ドーバー、サウスウォールドが
 ダークオークなので、バーガンディとダークオークをお願いします。」
と言いました。
ヒラリー女史はちょっと嬉しそうな顔してたような気が・・・

ヒラリー女史が直接エドワードグリーンの茶色の布袋に入れ
渡してくれました。
(その後さらに伊勢丹さんがそれを伊勢丹の紙袋に・・・)

やっぱり、伊勢丹さん主催で
「名門イギリス靴をめぐる ノーザンプトンの旅」を
企画していただけると嬉しいです。

本当に今回はいい思い出になりました。
伊勢丹のH井さん、N村さん
本当にありがとうございました。

エドワードグリーンの講演会

2008-03-23 02:26:19 | 
エドワード グリーンの講演会です。
2008年3月22日(土) 11:00から
伊勢丹新宿店 バンケットルームで行われました。

伊勢丹では年数回エドワードグリーンのオーダー会が
開かれています。
今回はエドワードグリーンの社長ヒラリー女史と
工場長のアレックスさんが来日し、オーダー会のフィッティング等を
行う以外に講演会が開かれました。

まさに今回はUKフェア真っ只中の私にとってはメインイベントです。

いつもお世話になっている靴売場のH井さんやバイヤーのN村さんに
エスコートされ友人と会場に入ると10分前でしたが
まだどなたも見えてません。
会場は4人テーブルが5つ、非常に少人数で行われるのに
びっくりしました。
てっきり、いすが並んでいて40名~50名入れて行うものと思っていました。
着席するとミネラルウオーターとチョコレートが振舞われました。

さて時間ぎりぎりになると、これまたUKフェアにピッタリな
ダンディに決めた紳士の方や、カップルの方が入場され
ゲストはおそらく10名程度の非常にVIPな環境で
スタートです。

最初にヒラリー女史がご挨拶され、ビデオでグリーンの工場と
製造工程についての説明が行われました。


ビデオが終わり若干の質疑応答の後、メインイベントの
靴の鏡面仕上げの実演会です。
担当されるのはエドワードグリーン工場長のアレックスさんです。


工場長と言いながらも、今も現場が好きでよく工場内で
最後の仕上げの磨きとかをされているとのことです。

さて今回は黒のプレーントゥの靴を使って実演会が
始まりました。

アレックスさんが手馴れた手つきで靴に
黒のワックスを入れていきます。


鏡面仕上げはみなさん苦労されていると思いますが
本日のゲストの方はみな気合が入った鏡面仕上げです。

アレックスさんが軽くいい感じに使い古した布で
靴を磨いていきます。
水は使わずに、何と時々布を舐めながら、作業を進めています。
5分もすると靴が段々光ってきました。

この中での質疑応答を纏めると、以下のような内容でした。
1)乳化性クリームはほとんど使わず、普段の手入れは
  ワックスで十分。
2)爪先と踵を中心にワックスをかける。
3)力は入れずに、軽くこする。
  又、水も(アレックスさんは舐めていました)
  使いすぎないように。
4)靴全体にもワックスを軽くかける。但しかけすぎると
  折れ目が白くなるので注意。
5)コバの部分も忘れずにかける。

以上のような内容でした。

アレックスさん、ワックスをかけている様子が非常に楽しそうです。

家で靴の手入れをしている時が一番リラックス出来るとの話に
思わず全員がうなずいてしまいました。
(本当みなさん靴好きな方ばかりです)

こうして靴は綺麗に鏡面仕上げになり
和やかな雰囲気の中、講演会は終わりました。

いやー、何か楽しかったです。
又、出席されてゲストの方たちとも
話しことができ、これも又楽しかったですね。
靴が好きな方はファッションも徹底している方が
多いのも再確認した次第です。

そして最後に何と!エドワードグリーンの
シューケアセットが全員にプレゼントされました。

その内容については次回に。

S.T. Dupontのカフリンクス

2008-03-22 05:46:58 | カフリンクス
STデュポンのカフリンクスです。
今年の1月伊勢丹新宿店で購入しました。

前回のドゥシャンの失敗を反省し
今回はシックなモデルにしました。

真ん中の石が紫のものもあり、ちょっと興味を
惹かれましたが、ここは冷静になって
黒のタイプにしました。

デュポンというとイメージとしては
ライターという気がしますが
アクセサリーも結構作ってたりします。
万年筆、鞄とかの革製品、えっ!洋服まで・・・
意外です。

さてカフリンクスですが
裏にも刻印が入っており結構丁寧な作りです。


このTバーの部分が可動式になっており
固定式よりは使いやすいですが
やや角度をもって動くのでダブルカフスのシャツに
はめる時には少しコツがいります。

でも何にでもあうカフリンクスで重宝しています。

ゼニス クロノマスター Tオープン エルプリメロ

2008-03-22 00:20:54 | 時計
ゼニス クロノマスター Tオープンです。
ケースはSS、文字盤は黒で革ベルトです。
2006年10月頃 さくらや新宿店で購入しました。

初めての本格機械式時計。
まだ時計にあまり興味がなかった頃
O師匠より時計の話を聞き、最初に興味をもった時計です。

最初はゼニスって何?
マニュファクチュール?エルプリメロ?
とわからなことだらけでしたが、色々調べるうちに
エルプリメロのムーブメントの素晴らしさと
現代的にモダナイズされたオープンの文字盤と
そしてお約束の裏スケで完全にやられてしまいました。


いざ購入してみると、機械式時計はこんなに正確なのか!と
驚きました。
個体差はあると思いますが、2日で1秒しか遅れません。
うーん素晴らしい!エルプリメロ。

さらにパワーリザーブが直ぐに巻き上がる効率のよさ!
クオーツなんて無用の長物に思えるような時計です。

最近のゼニスは何かちょっと違う路線に行っているように感じますが
クロノマスターは良いと思います。
あくまでXXTではなく40mmのTオープンです。
オープンになったところから見えるムーブメントの動きが
いつまで見ていても飽きません。
ギョウシェも非常に綺麗ですね。

最近は価格が高騰していますが、興味のある方は
まだまだ買いの時計です。




DUCHAMPのカフリンクス

2008-03-20 22:42:38 | カフリンクス


ドゥシャンのカフリンクスです。
英国日記と言いながらイタリア物が続きましたが
やっと英国製品です。

昨年伊勢丹新宿店で購入しました。
ドゥシャンというと派手なデザインの物が多いですが
これもご多分にもれず、かなり派手です。

ピンクとブルーの物があったのですが
この時は真剣にスーツに合わせようと思っていたので
ブルーのシャツににも合うかな?と思いブルーの方を
購入しました。

伊勢丹の店員さんも「ブルーのシャツとか白のシャツに合わせると
さわやかですよ」と言われ購入しましたが
やはり冷静になってみると、スーツに合わせるのは
難しいと思い、今はジャケットに合わせています。

やれやれです・・・・


パネライ ラジオミール PAM00103

2008-03-20 16:21:43 | 時計
パネライのラジオミール PAM00103です。
以前ブログに書きましたが、ルミノールマリーナを
手に入れたら、どうしてもラジオミールも欲しくなって
しまいました。

パネライの歴史からいくと元々のオリジナルは
1938年に作られたラジオミールとのこと。
しかもコンパクトな40mm。エレガントです。

うーん欲しい・・・
しかし、この時計は現在販売されておらず
恐らく最終モデルは2002年くらいに
製造されたモデルだと思います。

しかもムーブメントはZENITH社のエリート!
何故か途中でパネライへの供給がストップされ
予定生産台数を作成されず途中で生産中止に。

これは見つけるのが難しいそうです。
店舗も中古を何本か見ましたが
納得のいく程度の物がみつかりません。

ところがある日オークションに出ているのを発見!
直接出品者の方とコンタクトを取ることが出来
2007年の10月に無事入手出来ました。

現在市場では新品(ほとんどありえませんが)は
150万位で販売されていますが、このパネライはそれに比べると
かなり格安で譲っていただきました。

パネライを譲っていただいた方は
時計のコレクターのようで、まったくの新品状態。
しかも年数がたっているとのことで
コンプリートサービスまで実施ずみでした。
もちろん付属品も完備でおまけに当時のカタログも
新品状態のものを付けてくれました。

感謝、感謝です。

ところでそのパネライですが
私も現在はコレクション状態で実際には使っていません。
別に財テク目的ではないのですが。

ちなみの裏はお約束のシースルーバックです。


ローターは前期のシルバーのものと後期のゴールドの2タイプが存在しますが
こちらはゴールドタイプです。
ケースはピンクゴールドでスーツにもばっちりです。

いつしようか楽しみにしています。