いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

ネスプレッソ スペシャルイベント

2014-02-15 07:45:20 | 番外編
ホッシー事、ファションディレクターの干場義雅氏のFacebookで
ネスプレッソスペシャルイベントのご案内。
抽選との事で、当たらないだろうと思って応募したところ
見事当選してしまいました。

このイベント
日本とスイスの国交樹立150周年を記念した展覧会

「時を知る 時計の歴史/
 日時計の誕生から最新の複雑機構への歩み」

とコラボレーションしたスイスに本社を置くネスレのイベント。
会場は六本木ヒルズumu。

会場につくと早速ウェルカムシャンペンでのお出迎え。
来場者は美しい女性ばかり、、、
流石、干場氏をゲストとして迎えるイベントですね~。
約50名の来場者の内、男性は私を含め二人だけでした。

さて、干場氏、ネスプレッソのCMで有名な
ジョージクルーニーを意識した
アルマーニのスーツで登壇です。
今日もキマっています。



トークショーではネスレプレッソと干場氏のエピソードが
いくつか披露されました。
曰く
・夜中に原稿を書く時は
 ネスプレッソのカプチーノを何杯も飲み
 眠気を覚ましながら書く事
・イタリアではカプチーノに砂糖をふりかけ
 あまりかき混ぜずに飲むのが粋など

干場氏も熱心なネスレプレッソユーザーなんですね。

そしてトークーショーの後は
来場者が○×のプラカードを持って
クイズに参戦するイベント。
優勝者には豪華賞品があるとの事で
会場は多いに盛り上りました。
コーヒー豆の歴史や
表参道店オープンの時のエピソードなど
マニアックな問題が次々出題されます。
最終的に勝者は5名に絞られたのですが
何と私もその中に入ってしまいました、、、
(何と場違いな!)

最終問題はティスティング。
エスプレッソを飲みそれが何の豆なのかを当てる
4択の問題。

普段飲んでいるネスプレッソ
飲んだ瞬間すぐにこれが4択のうちの何なのか
わかってしまいました~。

5名のうち私を含め3名が正解ということで
何と太っ腹ネスレさんは最新マシンUを
3名にプレゼントしてくれました。



私は既にマシンをもっているので
最もこれを役立てくれる方にプレゼントした次第。

久々のネスプレッソイベント
とても愉しかったです。

次は久々にネスプレッソセミナーに
参加してみようかな、、、



ジェントルマンと英国車

2014-02-01 07:36:49 | 番外編
ある日facebookを開くと
我らクルマ好きなら
誰でもが知っている自動車評論家 徳大寺有恒さんの
トークショーのお知らせ。

場所はおなじみの代官山蔦屋。
気付いた時には時既に遅しで満席でしたが
ダメ元で蔦屋さんにお願いしたところ
快く席を確保して頂けました。

このトークショーは
「間違いだらけのクルマ選び」を出版している
草思社主催のもの。

何とか早めに仕事を切り上げ
会場に30分前に到着。
幸運な事に最前列の席が1席だけ空いていました!

トークショーは2部構成。
前半部分は「間違いだらけのクルマ選び」の
共同著者である島下泰久氏と
NAVI CARSを出版しているボイス・パブリケーション代表の
川西啓介氏の対談。

対談では表に出ない
エピソード話が満載でした。

「間違いだらけのクルマ選び」を出版する時に
クルマを辛口で評価する内容なので
クルマ業界から干されないように
徳大寺さんの本名である杉江博愛ではなく
大仰な徳大寺有恒という名前を
草思社の創業者である加瀬昌男氏が考案した事

そしてその内容は「歯に衣着せぬ」どころか
自動車メーカーの人間が読んだら
怒髪天を衝く内容であった事。

そしてそれが77年のベストセラー1位となった事など
大変興味深い内容でした。

後半からは巨匠こと徳大寺有恒さんの登場です。
ネイヴィーブレザーにネイヴィーのタイ
チャコールグレーのトラウザース
シックでありながらも
エレガントな装いでした。



以前二子玉川でお会いした時より
ずっと元気なご様子で安心しました。

巨匠の登場にその場の雰囲気も華やいだ物になり
皆が一言一言を聞き漏らすまいと
真剣に話を聞いていましたが
徳大寺さん一流のジョークも飛び出し
会場はとても和やかな雰囲気に。

氏曰く

「間違いだらけの~」原稿を送ったら
加瀬社長から大変長文の手紙が送られてきて
要は書き直せとの事
結局出版されるまで3度も書き直した事。

巨匠のクルマの見方をを一変させた
VWゴルフと出会い
当時、経営していた会社が倒産し
自動車など購入出来る状態ではなかった巨匠に
そのクルマの購入を薦めてくれ
そして実際に購入してくれたのは奥様だった事

本を出版後の自動車メーカーの様々な対応
鷹揚なものから自動車貸し出し禁止まで

内容だけを聞くと大変な話なのですが
巨匠の口からその話が飛び出すと
それはウィットに富み
思わずニヤリとしてしまいました。

色々なエピソードについては
ボイス・パブリケーションのNAVI CARS
「徳大寺有恒という生き方」に特集が掲載されていますので
是非ご一読される事をお勧めします。

トークショーも
あっという間にお開きの時間となり
和やかな雰囲気のサイン会。
一緒に写真も撮って頂きました。




最後に徳大寺さんと言えば英国車
特に「ダンディートーク」でジャグァーについての記述は
忘れる事が出来ません。


「ジャグァーは、乗り手にある種の、生き方のスタイルを要求することがある。
 ひと言で言えば「下品」でいることを許さない。『紳士たれ』とささやくのである」


徳大寺さん いつまでもお元気で
生涯現役でいて下さいね。

*出典
「NAVI CARS 徳大寺有恒という生き方」