いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

北原コレクション「好きだから車だけ展」

2015-07-26 07:15:21 | 番外編

「開運!なんでも鑑定団」でお馴染み北原照久氏所蔵のブリキ製自動車を中心とした展示会「好きだから車だけ展」が羽田エアーポート国内線第2旅客ターミナル5階「FLIGHT DECK TOKYO」で開催中です。私も開催初日の7月21日にお邪魔してきました。開催場所は昨年と同じ最も見晴らしの良い場所で飛び交う飛行機が間近に見える素晴らしい会場です。

開催初日は北原さんのトークショーが開催され大変盛況でした。今回トークショーの司会を務めるのはものまね芸人TABOさん。軽快な司会と北原さんが絶妙なタイミングでモノマネを引き出し大変盛り上がったトークショーとなりました。

トークショーの中ではどうやっておもちゃ屋さんの店主と仲良くなるか、古いおもちゃの探し方などコレクションにまつわる裏話や北原流の人生の教えなどもちりばめながら楽しく進行していきます。

このトークショー何と本日は11:00、13:00、15:00と3回開催されますので是非行かれてみることをお勧めします。トークショーもコレクション展も共に無料です。

さて、北原コレクション展、写真撮影が自由なのも特徴です。いくつか気になったコレクションをご紹介しますね。



イスパノ スイザ ’ブローニュ’
これは古いおもちゃではありませんがひとつひとつ手作りで作られる貴重なおもちゃ。オリジナルのクルマが木製でビスを打ち込んで車体を補強している部分も忠実に再現されているとのこと。何とその数13,000本!(写真をクリックしてみて下さい)
レクサスの高級車に近い価格で、注文してから出来上がるまで数年待つとのことです。とても美しいクルマですね。



こちらは漆黒のキャデラックコーナー
単一車種、単一色でこれだけ数が集まるのは凄いですね。車体にワックスがかかっているような素晴らしい保存状態でした。



メルセデスベンツ レーサー
私が最も気になったコレクション、往年の名レーサースターリングモスのサイン入りのメルセデス。これはとっても貴重です。メルセデスのワークスドライバーの時代にはファンジオに次ぐドライバー。近年ではメルセデスベンツSLRのスターリングモスモデルが出たのは記憶に新しいところです。

ご紹介したのはほんの一部、実際のコレクションを見るとその膨大な量に圧倒されます。

会期は8月3日まで
クルマ好きの方は是非ご覧になってみてくださいね。




バタクハウスカットのウェストコート

2015-07-05 06:11:36 | スーツ

先日オーダーしたウェストコートが出来上がった。そうバククで一目惚れした生地でオーダーしたものである。仕様は襟付き、そしてフラップポケット付きである。



夏になると暑さでオフィスなどでも上着を脱ぐ可能性がある。ブレシーズを見せない為にはウェストコートは必須のアイテムである。
生地はバタク別注のリネン100%のもの。色はグレーである。このリネンかなり腰のあるしっかりものである。最近はかなり軽めの生地で作っていたことが多かったので非常に新鮮であった。

裏地はお任せでお願いしたのであるが、同色のグレーのもので仕立てられていた。



今回、今まで作っていた時とウェストコートの型紙が変わったとの事。採寸をし直してオーダーしたが、実はウェスト周りが大きく出来上がったので一度修正を行った。但し、いつも問題になるアームホール回りは一発で決まったのでちょっと感心した次第である。ここら辺が不安な方は仮縫いを入れれば問題ないのでご安心を。
そしてもう一つ従来と違う仕様は背ベルトがない点である。オーダーという事を考えれば、確かに不要である。よっていつもよりスッキリした感じに仕上がっている。

このグレーのウェストコート、グレー系は勿論の事ネイヴィーでもコーディネート出来るので、非常に重宝している。夏物のウェストコートの手持ちは白リネン、サテンブラウンのシルク、ライトグレーのリネン、そして今回のミディアムグレーなので、後はネイヴィーとバーガンディー位があればベストだな、などと考えてしまう。ここらへんはいずれオーダーする事としよう。

さて、今日も雨である。この季節雨がしっかり降ってくれないと後々困る事になるのはわかっているが、夏のあの日差しが恋しくなるのも事実である。梅雨明けが待ち遠しい。