いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

英国でドレスシャツをビスポーク

2016-07-31 08:25:54 | ドレスシャツ
さて、いよいよ本題に入っていきます。サビルローで一通り老舗テーラーを外から(笑)見学し、いつかこの中のテーラーのどこかでビスポークする事を誓い、次に向かったのはジャーミンストリートに面したピカデリーアーケード。ここにはNew&Lingwoodなど老舗の洋品店が集まっています。今回英国でしたかった事のひとつ、それはドレスシャツのビスポークです。BeSpokeその言葉の通りカッターと話しながらシャツを注文で作ることです。英国でドレスシャツのビスポークというと一番最初に思い浮かぶのはTurnbull & Asserだと思います。初めてオーダーする場合はまず6枚が最小単位になりますので、これは結構ハードルが高いですね。何よりTurnbull & Asserは今では日本でトランクショーをやっているので日本でもオーダーすることが出来ます。英国でしかオーダー出来ないシャツ屋さんといえばこちらのBuddです。サビルローの老舗テーラーアンダーソンシェパードでスーツをビスポークするとシャツはこちらで作ると言われている老舗のシャツ屋さんです。今回、友人のTさんに紹介していただき、こちらの門をくぐりました。



店内はいかにも老舗のシャツ屋さんというディスプレイです。





色々な襟型のディスプレイ。



そしてTさんから紹介していただいたチーフカッターのダレンさん。とても親切な方でした。



早速採寸です。この採寸の写真はBuddの既製品のシャツを着ながら行っていますが、実は私が間違ってメジャーメイドと言ってしまったので、このような採寸の写真になっています。翌日「ビスポーク」でと再度お願いして、採寸をやり直してもらいました。





採寸が終わった後は、生地とデザインを選びます。Buddの場合、ビスポークの時はオーダーの最小単位は4枚からになります。最初高番手のイタリアの生地を勧められましたが、やはり英国の生地でということでACORNの生地でお願いしました。まず最初に1枚が完成し、それを修正して残り3枚を作ります。1枚目が完成すると日本に送られてきますのでそのシャツでフィッティングのチェックを行います。チェックは写真を送って修正箇所をお願いするか、またはロンドンのお店に行ってチェックしてもらいます。私は1月にロンドンへ再度行く予定ですのでシャツの完成度を見てどちらにするか考えようと思っています。



写真を見るとわかりますが、Buddではボウタイ、ブレイシーズ、傘やナイトウェアも扱っています。ナイトウェアはちょっと気になりますね。

さて、1枚目のシャツの完成は一ヶ月後と言っていましたので、そろそろ届く頃でしょうか?楽しみです。


緊急告知!北原コレクション ミニチュアの世界展

2016-07-30 12:51:05 | 番外編
羽田空港第2ターミナル5階で開催されている
北原コレクション「ミニチュアの世界展」は明日が最終日になります。私も昨日お伺いしましたが単なるミニチュアではなく、物語性を持ったものや、作者の魂が感じられるものなど沢山の作品が展示されています。ジオラマグランプリを受賞した作品も展示されていますので是非ご覧になってください。入場は何と無料です!









明日の最終日は16時から北原さんによるギャラリートークも開催されます。1時間くらい前に行き、作品を事前に見てからギャラリートークを聞くとより一層楽しめると思います。



夏本番、この土日も暑そうですので気をつけてお出かけ下さい。



英国の食事は本当に美味しくないのか

2016-07-24 23:32:49 | その他
英国の食事はまずいと良く言われています。私も今回の英国出張では食事は全く期待していませんでした。いざとなれば中華料理店で済まそうと。まずは初日にホテル近くのパブへ。時間は18時前後でしたが、かなり賑わっていました。そして定番のフィッシュ&チップスをオーダー。



これは普通ですね〜。でも食べようと思えば毎日でも食べられそうです。

そして翌日、英国といえば、アフタヌーンティーです。友人がブッキングしてくれたブラウンズホテルのThe English Tea Roomへ。ここはあのアガサクリスティが執筆をしていた事で有名な老舗のTea Roomです。サンドイッチ、スコーン、デザートと次々出てきますが何といってもクロテッドクリームをたっぷり塗っていただく温かいスコーンは最高でした。クロテッドクリーム、日本ではこの味が何か違うような気がします。



そしてこちらのパブへ。シティ オブ ヨーク。

1430年創業。現在の建物は17世紀末に建て替えられたとのこと。歴史上の人物の肖像画などが飾ってありとても重厚な雰囲気です。エールビールは美味しかったですが、臓物系?料理が多かったので、ちょっと苦手だったかも。



そして、こちらはステーキで有名なHAWKSMOOR。




サーロインステーキを塩胡椒で頂いてみました。400g食べれるかな〜と思いましたが、ペロっといってしまいました。



そして、今回、最も感動したレストランRules。コヴェントリーガーデンにありロンドン最古のレストランとか。007の最新作スペクターの撮影もここで行われたとの事。ジビエ料理が有名で、メニューには散弾銃の弾が入っているかもしれないのでお気をつけ下さい!みたいな事が書いてありました。私はスープとTボーンステーキにしましたが、スープはコクがあり、ステーキは肉本来の美味しさが良く出ていて本当に感動の美味しさでした。



英国式のデザートも頂きましたが、全てが本当に美味しかったです。お店自体はシルクハット?を被ったドアマンがいて入りずらい雰囲気ですが、中に入ってしまえばお店の方はとてもフレンドリー。なお、2階はバーになっていました。ロンドンに行ったら又、必ず行きたいと思います。



英国の食事は美味しくない

これはどうも当てはまらないようですね。但し、日本のように安くて美味しいものは少ないかもしれません。英国ではお店選びをきちんとし、事前に予約をしていけば食事はとても楽しめると思います。

尚、機会があれば、どなたかにジェントルマンズクラブのレストランにも連れていって頂きたいな、、、美味しい料理人が集まっているとの噂です。

そして、次回からはいよいよ本題に突入します。
お楽しみに。



そして英国に上陸

2016-07-16 07:24:43 | その他
遂に英国に行きました!
いつか英国日記の意味、それは

1.いつか英国に行く
2.いつか英国紳士のようになる

このふたつの意味が込められています。そのひとつが遂に実現しました。友人の大学教授ご夫妻とバタクハウスカット川部店長と共に英国に初上陸を果たしました。勿論初上陸は私だけ。特にご夫妻はかなりの英国通です。



羽田からブリティッシュエアウェイズでヒースロー空港に到着。イミグレはテロの影響か審査は結構厳しく色々質問されました。そう言いながらも全員無事入国。地下鉄にもバスにも使えるオイスターカードを早速購入。地下鉄でアールスコート近くのホテルへ移動しチェックイン。初日の夜は英国といえばパブ!ということで、ホテル近くのバブでフィッシュ&チップスなどをいただきました。私は現地に着いた途端に時差が解消する便利な体質ですが、パブで飲みながら時計を見ると夜の9時過ぎ。しかし周りはまだ明るいです。そうこの季節は夜10時を過ぎないと日が暮れないのですね。なんだか1日がとっても長く得した気分になりました。

そして翌日。
ビッグベン!これを見たとき英国に来たのを実感しました〜。天気も素晴らしい晴天。今回の旅は天気にとても恵まれました。



そして一度は見ておきたい、バッキンガム宮殿と衛兵交代式。生演奏まであるのですね。





その後、とても行きたかった、ジャーミンストリートへ。ご存知の通り、英国のそうそうたるブランドのお店が軒を連ねる通りです。そしてかのボーブランメル氏と感動のご対面!



ブランメル氏の後ろは靴の名門エドワードグリーンがありました。そしてシャツの名門ターンブルアッサーへ。シャツをビスポークする場合は6枚からと中々ハードルが高いお店です。店内にも入りましたが、ボウタイなども沢山置いてありました。



英国の帽子といえば、こちらですね。Lock & Co. Hattersです。



中折れ帽を中心にディスプレイしてあります。奥にはハンチング帽がありました。二階はロイヤルファミリーのイベントの時などに参列されるご婦人方が被られるようなハットが沢山展示してありました。



まるでお上りさん状態ですね〜。英国の旅はまだまだ続きます。



実は、、、 そうなんです。

2016-07-10 23:30:17 | その他

皆様、ご無沙汰しています。
世の中色々なことがあり、そして私自身バタバタしていて、すっかりご無沙汰してしまいました。

そもそもこのブログ

「いつか英国日記」

これには二つの意味があります。
一つ目は英国好きながら実は英国に行った事がありません。いつかは英国に行きたい。まずはロンドン、そして出来る事なら靴の聖地ノーザンプトンへ行きたい、、、
そして二つ目の意味は、いつか英国紳士のようになりたい。

このふたつの意味を持って「いつか英国日記」というタイトルになっています。

そんな、ある日

あれこの光景は?



そしてこの光景は!?



まさか、、、

そういえば、冒頭の写真も!

そう、そうなんです。

続きは次回で、、、