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いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

コットンのボウタイ

2011-05-07 05:00:18 | タイ
UAのボウタイです。

たまたま都内のショップで見かけ
購入しました。

このボウタイを購入したのは
素材がコットンだったからです。
コットン素材のボウタイ
珍しいと思います。

しかも柄はこれからの夏にピッタリの
トロピカルなマドラス風。



ちょっとしたパーティや
あるいは休日のコーディネイトのポイントとして
良いと思います。
しかも素材はコットンですので
自由な組み合わせで。
王道はシアサッカーやコードレーンのジャケット。
私は先日、サファリジャケットに合わせました。

しかし、こういった物が
店頭に並ぶというのは
夏はもうすぐですね。

暑いシーズンにこういったボウタイ
涼しげに感じていいと思います。

沖縄は既に梅雨入りしましたので
やがて1ヶ月後には関東も。
そして暑い夏がやってきます。

今年は電力不足の関係で過剰なまでの
節電が予想されるので
厳しい夏になりそうです。

会社も節電モードでエアコンは送風のみ
クールビズを1ヶ月前倒して
5月からノーネクタイになりました。

電車もエアコンが入らなそうなので
私はスーツなどの衣類を
早くも夏物に入れ替えてしまいました。
まあ、肌寒い日があっても
アリアンナなどのストールを使えば
なんとかなるでしょう。
基本暑がりなので。

ところで私のクールビズスタイルですが
昨年からコットンのクラバットを
アスコット風に巻くというスタイルが
確立しました。
クラバットは、2本しかないので
とても足りないな~。
ということで
早速ビスポーク中です。
詳細は出来上がったら
こちらのブログでご報告しますね。

関東も早く梅雨が通り過ぎて欲しいですね、、、





小石丸 ハウンドトゥースクラレットタイ

2011-01-02 05:08:29 | タイ
小石丸のハウンドトゥースクラレットのタイです。
お正月に相応しい
華やかでエレガントなタイだと思います。

いつもお世話になっている
銀座のパーソナルテーラーで
リクエストした物です。

そう、タイをオーダーするにあたって
遂に生地から織ってもらって
しまいました。

ハウンドトゥースというと
一般的には白と黒となりますが
バーガンディ好きとしては
どうしても臙脂色系の
ハウンドトゥースが欲しかった、、、

これは既製品では
まずありえないと思います。

このクラレット色
仔細に見ると非常に
凝った織りになっています。

単なるクラレットでハウンドトゥースを
作っているのではなく
黒の絹糸を混ぜ、陰影をつけています。



これが又、このタイ独特の
華やかになりすぎない
エレガントな表情を出すのに
一役買っています。

この小石丸、独特の雰囲気のジャガード織り
そして、とても柔らかでしなやかです。
この織りで生地を作るのは
通常の5割増位の絹糸を使うとのことです。

そして作りはいつもの
芯地に同じ生地を使う贅沢な作りです。



このタイ、色々なスーツに
合わせてみましたが
手持ちのスーツでは
プリンツィバリの紺のチョークストライプ
ダブルブレストスーツや
同じくチャコールグレーのスーツに
良く合います。

特に紺系のスーツに合わせると
奇麗だと思います。

タイを生地からオーダーする
いよいよ恐ろしいビスポークの世界に
足を踏み入れてしまったようです。

しかし、それは
又、とても愉しい世界ではあるのですが。




ロバート・キートのアスコットタイ

2010-12-05 06:46:17 | タイ
英国のロバート・キートのシルクを使った
アスコットタイです。
先日、大阪へ行った時に
バタクハウスカット梅田店で購入しました。

何気なく売り場を見ていると
いつの間にやら
アスコットタイの品揃えが増えています。

その中に、とても奇麗な紫のタイ。
しかもペイズリーのクラシックな柄。
う~ん、私の嗜好は
振り返ってみると
どうも、色はバーガンディとパープル
そして蒼
好きな柄はどうもペイズリーのようです。

しかもペイズリーは
クラシックな柄とそうでない柄があります。
同じペイズリーでも
この柄を間違えると
クラシックな装いのつもりが
タイだけ妙にポップになってしまう危険があります。

今回は安心出来るとてもクラシックな柄です。



しかも、このアスコットタイ
かなりヘビーオンスです。
実は36 OZ.とのこと。

アスコットタイもこの位の
量感があるとボリュームのある
首元が作れますね。

さて、コーディネイトですが
シックに纏めるなら
ネイビー系のスーツやジャケットに合わせるのが
奇麗だと思います。



アスコットタイ、最近はペラペラな薄い物が
主流になってしまっていますが
こういったしっかりした作りで量感があり
しかもクラシックな柄の物を見ると
手元に置いておきたくなりますね。

ということで
タイとマフラーは果てしなく
増え続けていきます。



小石丸 トリプルストライプタイ

2010-11-20 06:20:03 | タイ
既にパーソナルテーラーでは
シルクと言えば小石丸が標準という
恐ろしい世界になっています。

さて、今回ご紹介するのは
やはり、その素晴らしい
小石丸を使ったタイです。

ごく少数が作られた
ビスポークのトリプルストライプタイです。
所謂、トリコロール柄です。

私も以前トリコロールのタイを
探した事がありますが
実はこういった色出しのタイが
ないことに気づきました。
イタリアの有名タイメーカーで何本か
見かけましたが
柄の太さが妙に細かったり
色出しが、今ひとつ奇麗でなかったり。

クラシックなタイとしては
標準的なものだと思っていたのですが、、、



実はこのタイ、色出しに秘密があります。
ブルー、エクリュ、バーガンディ
特にこのエクリュ部分は
エイジングされた色出しになっています。

織りもしかりで
従来の腰があり、張りのある小石丸と違い
とても柔らかく織られています。

そのことにより
新品なのに最初から使い慣れたタイの
雰囲気を持っている
そういった趣深いタイだと思います。

そして、作りは例によって
芯地に共生地を使う
贅沢な作りとなっています。



ある意味、職人さんを
ビビらせる、素材使いだと思います。

さて、コーディネイトですが
トリプルストライプタイ
実はスピタルスフィールド同様
意外にどんなスーツにも合います。



これは、代表的なタイの色である
3色が含まれていることと
関係があるのかもしれません。

色々なスーツに合わせやすく
しかも、使い慣れた雰囲気のタイ。
とても気に入ったタイの1本
となりました。

さて、アトリエでは、今や小石丸は
タイに留まらず
ドレスシャツを始め、色々な
作品(というのが適切な表現)が
生み出されています。

行く度に新しい発見(というより衝撃)があります。

う~ん、ある意味、恐ろしい。
いったい、どこまでゆくのだろう、、、




ゴールドドットのブラックタイ

2010-11-07 06:09:23 | タイ
バタクハウスカットのゴールドドットの
ブラックタイです。
先日、仮縫いの時に購入しました。

このタイ、タグを見ると
バタクハウスカットネームではなく
ビスポークテーラーの
batakネームになっています。



ということは
代官山にも同じ物が置いてあるのかも
しれません。

K部店長がこれのシルバードットの物を
丁度同じタイミング購入され
そちらを奪おうとも(笑 
思いましたが、実はシルバードットの方が
遥かにドットが目立つ為
こちらのゴールドドットにした次第です。



このタイ、ヘビーオンスで非常に肉厚です。
私の好きなタイプのタイですね。
ノットが緩みにくく
締めた時にもボリューム感が出ます。
3Pのようにタイの露出面積が少ない場合でも
映えるタイだと思います。

素材は勿論シルクですが
タグにはイタリア製の表記があります。
閂とかもドットと同じゴールドになっています。
いや~拘ってますね。

グレー系のスーツに合わせると
シックな感じになり
とても良いと思います。

ということで
タイは増えるよ
どこまでも(笑



Kitonのバーガンディタイ

2010-11-06 06:11:25 | タイ
Kitonのバーガンディのタイです。
先日、都内のいつものショップで購入。



バーガンディという色
この色に目がないんですね~。

このタイを見た時
直ぐに欲しくなりました。

素材はシルク100%ですが
綿が混ざっているような素材感。
そして表面にバイアス方向に掠れ感があります。
なのに織りの畝は横に入っています。

その上でシルクの光沢もあるという
かなり凝った生地になっています。

作りはセッティピエゲ
裏地も同色のバーガンディです。



このタイ、ネイヴィー系のスーツに
合わせようと思います。

既製品のタイでは
イタリアのマリネッラ、ボレッリ
英国のドレイクスなどが好きですが
最近はKitonが一番好きになってしまいました。

う~ん、困ったなあ、、、

先日も、六本木のKitonへ転職されたM島氏を
表敬訪問した時
素晴らしい質感のシルクの
ネイヴィータイを見せられ
思わず購入しそうになりました。

タイはスーツと違い
場所を取らないので
(最近ではそうでもなくなってきているのですが 笑)
どんどん増えていって危険ですね~。

ということでタイの話題は続きます(笑





美しいクラシッククラバット

2010-11-03 06:13:49 | タイ
美しいクラシッククラバット。

パーソナルテーラーではシャツをビスポークする時
クラシッククラバットもセットで
オーダーするのが習わしになっています(笑

もちろん、シャツの生地や素材、柄にもよりますが。

今回初めてシャツをビスポークした時
私もクラシッククラバットを一緒に
お願いしました。

ヴィンテージのオックスフォード織りのシルクコットン。
色は美しい水色。
シルクコットンですが質感は限りなくシルクに近く
ドレープ感がとても美しいです。

最近クラシッククラバットを扱っているところは
少なくなりましたが
あったとしてもボリューム感がない物が
ほとんどです。

それは素材もありますが
むしろその作りが
簡素化されてしまったことによると思います。
現代の物は剣先部分は1枚になっていて
ネック部分で袋状にされている物が
ほとんどです。

これに対して
ビスポークのクラシッククラバットは
その作りが精緻で丁寧なのは勿論ですが
剣先まで袋縫いでネック部分は
3重に重ねられています。
(柄物だと柄合わせまで
 正確に行われるのは言うまでもありません。)

これが美しいドレープ感をだしている
秘密のひとつだと思います。


拡大写真

そしてその素材。
今回のシルクコットンもそうですが
今、見つけようとしても失われてしまった素材が
あまりに多い気がします。

合理化され低価格で大量生産
これはひとつの方向ですが
従来の手がかかる物作りが
それによって、駆逐されてしまうのは
寂しい限りです。

これが進化なのでしょうか、、、

さて、これを同じ生地で作った
ドレスシャツに合わせてみると
とてもエレガントだと思います。

ADAMを連想させるような雰囲気。

こういった世界観がビスポークの愉しさの
一つだと思います。


拡大写真

シャツ単体でネクタイを締めれば
ビジネススーツに
クラシッククラバットと合わせれば
エレガントでカジュアルな装いになります。

カジュアルな時のジャケット&トラウザースは?
さて、新たな悩みが増えました(笑



小石丸 クラブストライプタイ

2010-10-10 06:15:01 | タイ
そして、昨日の続きです。

そう、クラブミーティングのお約束事と言えば
クラブタイでタイドアップして
参加するという事です。

今回もその例に漏れず
前回ご紹介したロード・アランのタイか
今回ご紹介する新作の小石丸クラブタイの
どちらかをするのが義務づけられました(笑

ということで
早速、パーソナルテーラーで今回企画された
新作タイのご紹介です。
(と言っても今から、購入は不可能なのですが、、、、)

このところパーソナルテーラーでは
小石丸シルクの圧倒的な品質の素晴らしさに感動し
色々な物づくりのトライが続けられています。

スカーフのようなクラシッククラバット
そして、大量の小石丸シルクを必要とする
価格の付けようがないコート、、、

そして、今回生まれたのがクラブストライプタイです。
正式なクラブタイとして
ロード・アランに続き、第2弾になります。

このストライプの色出しには、試行錯誤がかなり
繰り返されています。

生地では、雰囲気がつかめないので
仮縫いしたタイです。


拡大写真

ストライプの一番上部では色が変えてあります。
上の色が薄い方が今回正式にクラブストライプとして
採用された蒼紫です。
下部はそれにもっと赤みを加えたもの。
単体ではどちらも問題ないように思えますが
実はスーツと合わせると、下部の赤みを帯びた蒼紫は
派手すぎる。
これは実際に作ってみないとわからない、、、、
こうした大変な労力を重ねて
今回の小石丸クラブストライプが完成しました。

高貴な色の蒼紫と日本古来の色でもある銀鼠
とても美しくエレガントなタイだと思います。

そして織りも拘って
蒼紫を縦畝、銀鼠を横畝とストライプ毎に畝を変えて
あります。

作りも前回のスピタルスフィールド同様の
共生地を使った芯地。
贅沢極まりないです。


拡大写真

クラブミーティング当日
メンバーのほとんどが
今回のクラブストライププタイをしてきましたが
不思議とどんなスーツにも合います。

エレガントかつ美しい
そしてクラシックな作りのタイ。
それに合うクラシックなスーツの装い。
クラブミーティングという
愉しい集い。

正に、ジェントルメンズクラブという
ひとつの文化が形成されようとしています。
但し、肩肘張らない、気軽な集まりではありますが、、、(笑





バーナーズのアスコットタイ

2010-09-26 06:17:20 | タイ
バーナーズの生地を使った
アスコットタイです。
先日、バタクハウスカット丸の内店で購入しました。


拡大写真

バーナーズ、1740年創業の英国の
シルク生地メーカーとして有名ですね。
膨大なネクタイのアーカイブパターンを持っています。

きっかけは、先日何気なくお店を覗いたところ
気になるディスプレイが、、、、


拡大写真

ツイードのジャケットにチェック柄の
アスコットタイ。
何とも言えない、いい柄ですね、
素材は秋冬物のウール100%。


拡大写真

しかもタグがbatak house cutではなくbatakですね~。
ということは元々は代官山に
ビスポークの顧客用として置いてあるモデルです。

現品しかないとのことなので
H川氏に早速、トルソーから外してもらい
仔細にチェック。

赤とグリーンを使ったこのチェック
なかなか私好みです。


拡大写真

襟裏部分もしっかり補強されていますね。



このタイ
お店ではツイードのジャケットに合わせていましたが
手持ちのシルク混ウールのネイビージャケットにも
合いそうです。

今日あたりはもう風も冷たく
本当に秋っぽくなってきました。

こういったアスコットタイが恋しくなるシーズンですね。

段々、服飾が愉しい季節になってきました、、、


FAIRFAXのアスコットタイ

2010-09-19 05:09:54 | タイ
FAIRFAXのアスコットタイです。

これは以前、阪急デパートで発見し
一目で気にいった物です。

その場で購入しようと思ったのですが
ディスプレイされている現品しかなく
しかもあまり状態が良くなかったので
結局、新宿の伊勢丹MEN'S館で
取り寄せし購入しました。

その節は阪急MEN'S館さん
お世話になりました。

さてこのアスコットタイ
素材はシルク
柄は白地にネイビーですが
この赤のストライプがきいています。



このアスコットタイをすると
とてもエレガントな感じで
纏まります。

ネック裏もちゃんと補強がしてあるので
とても使いやすいですね。



スーツにもブレザーにもそして
カジュアルなスタイルにも
合うと思います。

今、良くしているビンテージマドラスのアスコットタイは
素材がコットンですので
夏場には最適ですが
こちらはシルクですので
少し涼しくなった季節の方が
使いやすいですね。

さあ、もうすぐ秋本番。
そろそろ出番ですね、、、