最近、
NHKで生理や更年期の番組や報道が多いと感じる。
今朝もNHKで更年期の女性の更年期障害について報道されていた。
記事の最後に投稿欄があります。
脳脊髄液減少症で誤診された経験のある患者さんたち、どんどん投稿して、NHKに脳脊髄液減少症の実情を伝えてください。
たぶん、こういう流れになったのは、
かつてのように、
生理やセックス、更年期などの話題についてテレビで取り上げるのはタブーだった時代が、終わりつつあるのだと思う。
女性が少しずつ社会進出し、
報道する側にも女性が増え
男性だけでは見えてこなかった社会問題が見えてきているのだと思う。
けれど、
その女性記者にも気づかない、知識がないのが脳脊髄液減少症だと思うのです。
脳脊髄液減少症は、医師が症状の原因を突き止められず、不定愁訴と誤解するか、
ストレスのせい、精神疾患と誤診されるから、
脳脊髄液減少症患者が思春期なら
症状は更年期障害とは言われず、
自律神経失調症とか、ストレスのせいとか、思春期特有の起立性調節障害とか医師に言われ、
更年期の女性だと、同じさまざまな体の不調、婦人科症状を訴えるから、
更年期障害と誤診されるのがオチ。
私は、脳脊髄液減少症で女性ホルモンが減ってしまいましたし、
月経前の頭痛や倦怠感が尋常でなく、婦人科では月経前症候群だと思われ、
誰も、それらの症状の根本原因が脳脊髄液減少症だと指摘してくれませんでした。
脳脊髄液減少症は男性女性問わず、老若男女に起きうるため、
患者の性別、年齢、主訴に応じて、さまざまな病名がつけられているのが現状だと思います。
その辺を調査する人が誰もいません。
医師でさえ、脳脊髄液減少症のさまざまな症状を知らないのだから、
今でも、髄液漏れは頭痛の症状が必須だなんて勘違いしている医師がいるのだから、
NHKも調査したくてもできないのだと思いますけど。
せめて、女性記者様には脳脊髄液減少症になるとどんな症状が出るのか知ってほしいし、
母親がなると、どんな風に家庭や子育てなら影響するかを想像してほしいです。
脳脊髄液減少症の知識があり、検査診断のできる、医師が少なすぎる現状の中では、
治る人も治らないまま誤診されて放置されれば、
どれだけの損失と医療費の無駄使いが起こるか想像してほしいと思います。