脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

原因のない症状などない!

2021年11月08日 | 本当に"原因不明の症状"ですか?
昨年の読売新聞記事「患者を苦しめる言葉 不定愁訴 原因がない病はない」という記事を見つけました。

博多駅近くの、
みらいクリニック院長で耳鼻科医の今井一彰(いまいかずあき)さんの記事です。

胸のすく記事でした。

原因不明とは、原因がないわけではなく、
症状の原因がわからないだけだと私は思います。

つまり、
その医師の能力では、
患者の症状の原因が何なのか突き止める事ができない、って事をです。

それなのにそれを、医師が認めたくないから、

まるで症状の原因がわからないのは、
患者のせいであるかのように言うのだと思います。

原因不明と言われるならまだしも、

原因不明の「線維筋痛症」
原因不明の「慢性疲労症候群(筋原性脳脊髄炎)」とか、
原因不明の体幹機能障害とか、

軽度外傷性脳損傷とか、

起立性調節障害とか、

自律神経失調症とか、
更年期障害とか、

なんらかの病名がついてしまうと、それを患者が信じ込んで納得してしまうので、
ただの「原因不明」より、
何らかの病名を医師が思いつくまま名付けてしまった方がかなりやっかいだと、私は思います。

そうした医師が思い付いた病名がついてしまうと、
患者は、自ら他の病名の可能性を探らなくなるし、妙に腑に落ちて納得してしまい、
さらに脳脊髄液減少症に気づきにくくなると思うからです。

さらに調べると、この先生は、
新型コロナ後遺症と、慢性疲労症候群や線維筋痛症との関係性についても記事を書かれています。

私は新型コロナ後遺症の症状、ブレインフォグ 脳の霧 の症状を知り、

慢性疲労症候群や線維筋痛症というより、

むしろ、脳脊髄液減少症の症状に似ているな、と感じていました。

今井先生は、不定愁訴が慢性咽頭炎に関係ある事は気づいても、慢性咽頭炎を含むいろんな症状が脳脊髄液減少症で起こる事は知らないのかもしれません。

だから、コロナ後遺症の不定愁訴の症状から、
慢性疲労症候群や線維筋痛症は思い出せても、

脳脊髄液減少症の文字が記事に書かれていないのだと思います。

慢性疲労症候群や線維筋痛症と同じ症状は
新型コロナ後遺症と同じ症状は、
脳脊髄液減少症で、私は経験済みです。

つまり、脳の霧と呼ばれる症状は、
脳脊髄液減少症でも起こりうる事を、

耳鼻科の先生も、
新型コロナの研究者も
気づいてほしいと思います。

脳脊髄液減少症を研究すれば、
脳の未解明の何かがわかる気がしますし、

原因不明とされるいくつかの症状の中には、
脳脊髄液減少症が原因のものが混じっていて、
それらは、脳脊髄液減少症の治療で改善可能なはずだと思うのです。

私みたいに。




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