アップしたつもりが下書きのままになっていた。
25日に書いた「護身セミナー報告」も読んでくださいね。
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戸田教室の進級審査が、昨日終了した。
皆さん、お疲れ様でした!
<少年少女部>
取得級や年齢、入会時期にバラツキが出てきた為、良い感じでバランスが取れている気がする。
入会が古く、級位が上のものは、先輩としての意識が芽生え、後に続くものはそこに引っ張られる。
後から入会したが、年齢が上のものは、追いつけ追い越せではないが、向上心をもって稽古に取り組んでいるように見える。
特筆するところとしては…
グダグダになりやすい七級受験者が非常にしっかりしていたところに驚いた。
審査稽古中も、よくまとまって稽古をしていたのが本番で生きたのだろう。
あと、前回の三級審査で不合格になった二名の再チャレンジ!
稽古以外の日に集まって、審査のための稽古をした会員もいたらしい。
これは、指導員としてより、合気道を学ぶ者として嬉しくなる。
ある子は、前回は全く意識をしなかった足の出し方や右左の違いを意識するようになっていた。
また、別の子は、何度言っても足捌きがメチャクチャであったが、今回はそこも改善されていた。
三級受験は、彼らの他にもう一人いた。
彼は、受験レベルでは全く問題はない。
自分だけなら、当日によほどの事がない限り合格できるレベルにある子である。
その子は、事前の審査稽古の時も、他二人にも教えたりして一緒に合格を目指そうとしてくれた。
自分の事だけを考えれば、そんなことは必要ない訳だ。
しかし、彼はそれをやってくれた。
普段から「合気道は自分一人では稽古ができない」「自分だけのことしか考えない人にはなってはいけない!」と言っているのだが、それをしっかり頭に入れて実践してくれた事が本当に嬉しかった。
そして、二級審査に挑む二名
彼らは、常に当教室の少年・少女部を引っ張ってくれている。
いつの間にか、頼もしい子になっていた。
疑問があれば率先して私に進言してくれるし、少しは後輩や周りを見ながら稽古をしてくれているようである。
そういう自意識は、稽古には必要だと思っている。
そういえば、彼らも三級受験者と一緒に自主練習をしたそうである。
審査にその結果がしっかり出ていた。
また、今回は受験しなかったが、二級受験者の受けを取ってくれた子にも感謝したい。
自分が受験しないからどうでもいい訳ではなく、審査稽古から相手を務めて、本番でも受験者二名の受けと取ってくれた。
最近は、桃太郎を学校のお遊戯でやると、主役をやらせたい親が学校にクレームをつけて、結果、皆で桃太郎を演じるという、とんでもないバカで救い様のない間抜けな出来事が起こっているとTV見た事がある。
事の真相は、実際に子供のいない私には分からない。
また、皆で一等賞になるという運動会は、まだ続いているのだろうか?
私は、稽古において、このような「皆一緒」という考えは取り入れる気はない。
人それぞれ差が出て当たり前、強い弱い、上手い下手は出てきてしまう。
それを誤魔化し誉めることは、武道で言えば、力がないのに力があると信じ込ませてしまい、分不相応の立会いをしてしまう可能性もある。
それは、すなわち「死」を意味することである。
私のいらぬ気遣いが、修行者に勘違いをさせてしまうことになる。
だから、
「皆一緒に、同じレベルで強くなりましょう!」
とは言わない。
しかし、相手に対する思いやりは大切にして欲しいと思っている。
どうやっても人とは差が出てしまう。
自分が思っているより伸び悩んでしまった場合でも、自分なりの成長の仕方を模索することは出来る。
そして、「上手い」側にいる者たちも、そこに慢心せずに、相手があって自分が上手くなった事を常に感じて、感謝して欲しい。
そうやって、お互いが思いやれるように稽古をして欲しい。
その意味では、今回の審査は、その入り口付近を感じる事が出来たような気がして嬉しくなった。
この感じがいつまでも続くと嬉しい。
この雰囲気を維持できると期待しているぞ!
頼むぞ!少年・少女達!
一般部の話は、翌日に…
☆aikipanda's other sites☆
合気道S.A.戸田
http://www5e.biglobe.ne.jp/~office_g/aiki/top.htm
有限会社オフィス・ジーユーエヌ
http://www5e.biglobe.ne.jp/~office_g/
ゆう坊日記 ※6/24更新
http://officegun.blog28.fc2.com/
25日に書いた「護身セミナー報告」も読んでくださいね。
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戸田教室の進級審査が、昨日終了した。
皆さん、お疲れ様でした!
<少年少女部>
取得級や年齢、入会時期にバラツキが出てきた為、良い感じでバランスが取れている気がする。
入会が古く、級位が上のものは、先輩としての意識が芽生え、後に続くものはそこに引っ張られる。
後から入会したが、年齢が上のものは、追いつけ追い越せではないが、向上心をもって稽古に取り組んでいるように見える。
特筆するところとしては…
グダグダになりやすい七級受験者が非常にしっかりしていたところに驚いた。
審査稽古中も、よくまとまって稽古をしていたのが本番で生きたのだろう。
あと、前回の三級審査で不合格になった二名の再チャレンジ!
稽古以外の日に集まって、審査のための稽古をした会員もいたらしい。
これは、指導員としてより、合気道を学ぶ者として嬉しくなる。
ある子は、前回は全く意識をしなかった足の出し方や右左の違いを意識するようになっていた。
また、別の子は、何度言っても足捌きがメチャクチャであったが、今回はそこも改善されていた。
三級受験は、彼らの他にもう一人いた。
彼は、受験レベルでは全く問題はない。
自分だけなら、当日によほどの事がない限り合格できるレベルにある子である。
その子は、事前の審査稽古の時も、他二人にも教えたりして一緒に合格を目指そうとしてくれた。
自分の事だけを考えれば、そんなことは必要ない訳だ。
しかし、彼はそれをやってくれた。
普段から「合気道は自分一人では稽古ができない」「自分だけのことしか考えない人にはなってはいけない!」と言っているのだが、それをしっかり頭に入れて実践してくれた事が本当に嬉しかった。
そして、二級審査に挑む二名
彼らは、常に当教室の少年・少女部を引っ張ってくれている。
いつの間にか、頼もしい子になっていた。
疑問があれば率先して私に進言してくれるし、少しは後輩や周りを見ながら稽古をしてくれているようである。
そういう自意識は、稽古には必要だと思っている。
そういえば、彼らも三級受験者と一緒に自主練習をしたそうである。
審査にその結果がしっかり出ていた。
また、今回は受験しなかったが、二級受験者の受けを取ってくれた子にも感謝したい。
自分が受験しないからどうでもいい訳ではなく、審査稽古から相手を務めて、本番でも受験者二名の受けと取ってくれた。
最近は、桃太郎を学校のお遊戯でやると、主役をやらせたい親が学校にクレームをつけて、結果、皆で桃太郎を演じるという、とんでもないバカで救い様のない間抜けな出来事が起こっているとTV見た事がある。
事の真相は、実際に子供のいない私には分からない。
また、皆で一等賞になるという運動会は、まだ続いているのだろうか?
私は、稽古において、このような「皆一緒」という考えは取り入れる気はない。
人それぞれ差が出て当たり前、強い弱い、上手い下手は出てきてしまう。
それを誤魔化し誉めることは、武道で言えば、力がないのに力があると信じ込ませてしまい、分不相応の立会いをしてしまう可能性もある。
それは、すなわち「死」を意味することである。
私のいらぬ気遣いが、修行者に勘違いをさせてしまうことになる。
だから、
「皆一緒に、同じレベルで強くなりましょう!」
とは言わない。
しかし、相手に対する思いやりは大切にして欲しいと思っている。
どうやっても人とは差が出てしまう。
自分が思っているより伸び悩んでしまった場合でも、自分なりの成長の仕方を模索することは出来る。
そして、「上手い」側にいる者たちも、そこに慢心せずに、相手があって自分が上手くなった事を常に感じて、感謝して欲しい。
そうやって、お互いが思いやれるように稽古をして欲しい。
その意味では、今回の審査は、その入り口付近を感じる事が出来たような気がして嬉しくなった。
この感じがいつまでも続くと嬉しい。
この雰囲気を維持できると期待しているぞ!
頼むぞ!少年・少女達!
一般部の話は、翌日に…
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合気道S.A.戸田
http://www5e.biglobe.ne.jp/~office_g/aiki/top.htm
有限会社オフィス・ジーユーエヌ
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ゆう坊日記 ※6/24更新
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