未経験者歓迎!合気道S.A.岩本道場のブログ

普段の稽古内容を中心に更新していきます。
道場の雰囲気や指導員岩本の人柄なども感じて欲しいです。

ナンだ!?

2007-09-28 00:58:22 | 他、武道・格闘技
骨盤の話をしている。

骨盤の使い方を見ていると面白い。
合気道も腰と言われているが、実はこの骨盤のことなのではないかと思う事がある。
骨盤と股関節、この重要性を最近感じてる。

この意識が目覚めたのは、合気道と中国拳法を同時に学んでいた時期があった事が大きいような気がする。
股関節に関する意識が、アプローチこそ違うが同じゴールを目指している気がする。
恐らく、日本の武道の多くは、「小よく大を制す」「柔よく剛を制す」ために、骨盤と股関節の扱いに答えを見出したのかもしれない。

骨盤と股関節の硬直と緩めと言っていいのか分からないが…
上手く抜くことと、上手く遊びを取ることの使い分けが武道的骨盤&股関節の遣い方のような気がしているが、その答えはまだ良く分からない…

しかし、実体験で骨盤や股関節を意識し始めてから自分の力の入れ方や安定が変わってきたことは確かなので、大きくは間違ってはいないのだと思う。

番組を見ていて思ったが、要は「体幹から、重力から、相手の力から…」周りのものを全て利用できた時に「小が大を制する力」が出るのだろう。
骨盤の操法は、それを実現可能にする重要な要素なのだろう。

で、ビックリしたのは「ナンだ!?」が今日で最終回だったようだ。



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レスリング

2007-09-24 00:55:19 | 他、武道・格闘技
浜口京子さん

メダル逃がしちゃいましたね…
http://www.nikkansports.com/sports/f-sp-tp0-20070923-260361.html

二回戦で、ポイントにおいて審判に主張する場面があったようですが…
柔道にしろ、レスリングにしろ、世界の審判団は日本には逆風のようで…(被害妄想?)

レスリングは良く分かりませんが、柔道に関しては学んでいたのであえて言わせて戴きますが、「投げは、相手と一緒に転ぶ事が投げではない!」「あやふやな判定の時点で、それは武道の投げではない!」と。
まぁ、そうやってそれ以上の勝利を見せなければならない選手は大変ですよね。
私のように言うのは簡単ですものね…

浜口選手は、応援している選手でしたので、残念でした。

次回、本人の納得に行く結果を出して欲しいですね。



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今更ですが…

2007-09-22 09:15:40 | 他、武道・格闘技
世界柔道について、先日、若干批判めいた記事を書いた岩本ですが、今日は谷選手の凄さについて。
そして、そこから学べる事について…

谷選手、凄いという形容だけでは物足りないくらいの凄さでした!(結局「凄い」といってしまった… 笑)

彼女は、常に世界一であったのに、オリンピックだけ金が取れない状態がかなり長くあって、やっと金を取った時の感動はどれだけだったのでしょう。
すると、肉体的なピークが過ぎているとか言われる中、次のオリンピックでまた金メダル。
2連続金メダルでを成し遂げる!

で、今回の世界柔道の優勝でしょ?
この前、一度選手権で負けてしまいましたけど…

子供まで生んで肉体的には絶対に衰えているはずなんだけど…
正に、“柔よく剛を制す”ですね。
武道とは、「年をとっても続けられる」「年齢と共に、力に頼らない老獪さが身に付き、自分より力の強い相手を制することが出来る」ことを理想として言われるが、なかなか現実の場で見せ付けてくれる方がいない(と思っている)。

谷選手は、落ちゆく体力の中で、上手い試合運びと試合カンで、見事競合をなぎ倒していった。
本当に凄い人です。

その凄さは、本人の資質もあるでしょうが、他の要因として、オリンピックで取れなかった金が取れたことがあげられるのではないかと思っています。
ずっと取れなかったオリンピックの金を得たことで、彼女の視界が一気に広がったんだと思います!
2位も凄いですが、1位しか見ることのできない世界があると私は思っています。
はやり、2位は2位の景色なんです。
それでも、相当凄い事ですよ!
ただ、言いたいのはそういうことではなく…

あるレベルを超えて見える世界を見た人は、自分の努力や苦しさを今ある喜びと重ね合わせて、辛い事の先にある喜びや充実感等が明確にイメージできる。
そうなれば、自ずとつらい稽古に耐えられる精神力や粘りが付いてくるのでしょう。

最近の風潮として、情報がすぐに手に入るからか「やっても無駄だよ」「効率的ではない」といって、初めから何もしない方々が増えている気がします。
経験の少ない者にとっては「意味のないもの」に見えても、それを乗り越えて先を見た者にとっては「意味のあるもの」と分かっているから、黙って先に進む。
すると、やった人とやらない人の差がまた開く…

経験のないものは、まずは行動する事しかないのだと思います。
その先に、少しずつ見えてくるものがあるのでしょうね。

できる人とできない人の差とはこういうところかもしれない…
谷選手の試合を見ると、いつもこのことを思い出し、考えさせられます。
彼女は、本当に凄い人だと思います。



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期待が大きいからなぁ…

2007-09-15 14:31:13 | 他、武道・格闘技
世界柔道2007

テレビ放送は、昨日が初日。

昨日の男子、井上康生&鈴木桂治。
共にそれぞれの試合でハプニングがあった。
http://www.sankei.co.jp/sports/fight/070914/fgh070914000.htm

昨日のテレビで、解説のシドニー五輪銀メダリスト篠原さんが言うとおりだと思う。
井上選手の判定はどちらに転んでも仕方がないところもあるが、鈴木選手の判定は一本だったと私も思う。

審判の質ということもあるだろうが、外国勢の柔道への理解が独自の道を歩み始めている事がこういう問題に繋がっているのではないだろうか?
柔道は武道であると私は考えている。
勝ち負けの基準は、そもそもの武道精神の延長戦にあって欲しいと考える。
このまま外国勢の意見によって解釈が変更され、元の柔道の精神を維持できないのであれば、競技柔道に関しては名前を変えて欲しいと思ってしまう。

昨日の試合について、斉藤監督が言ったといわれる「こんなの柔道じゃねぇ!」という言葉、私もその通りだと思う。

国際柔道連盟も、理事から日本人を外そうという動きもあるようで、世界と日本の溝が深まっているようだ。
欧米各国は、戦略立ての文化。
故に、サッカーや野球、アメフトなどのスポーツが長けているところもある。
柔道も彼らの戦略に物を言わせ、山下さんの様な偉大な柔道家を連盟から排除していく状況を知ると今後が恐ろしい。
このまま海外のスポーツ化推進の波に押されて“日本の誇る武道”すら手放す形になってしまうのか…

ただ、日本選手団にも言いたいことはある。
「自分が投げた後に、寝かされなければ良いだけの話なんだ!」ということである。
そもそも、戦いの場で寝ることは不利と考えられていて、柔道の基本は「倒れない事」だと理解している。
そして、不完全に投げてしまった相手に止めを刺す技術として寝技が存在していると考えている。
だから、自分が投げた後、相手の状況によっては、すぐに寝技で止めをさせる状態でなければならない。
それなのに、一緒に倒れこんで、相手が寝たからといって、そこから返されている様では、日本武道としての柔道ではないと言われても仕方のない所はあると思う。

他にも日本柔道連盟だっておかしな所はある。
今回の選手権もオリンピック代表選考を兼ねている。
棟田選手をオリンピックには存在しない無差別級エントリーにした所に、連盟の思惑が見え隠れする。
やはり、人気・知名度のある井上選手をどうにかオリンピックに行かせたかったのだろう。

この前の試合でも、女子柔道で谷選手が負けたにも関わらず、谷選手がオリンピック代表になった件にしても、疑問を感じざるを得ない。
個人的には、谷選手を応援していて、ママでも金を目指して欲しいと思っていたが、試合結果がその時のすべてなのは勝負の世界の基本ではないのだろうか?
だから、その勝敗に大きな影響を与える判定に関しても真剣に考え、昨日のような判定だと腹も立つのである。

私が学んでいた時から比べても、相当変わってしまった柔道。
国際化だけが本当にいいのか?
メジャーになる事が本当にいいのか?
これでは、義務教育に武道が取り入れられても、全く意味のないものになりそうで心配だ。



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中学校「保体」で、“武道”が必須に?

2007-09-07 14:30:27 | 他、武道・格闘技
頭ではしっかりまとまっていないんですが、興味があるので、とりとめもない内容でも書いてみようと思いました。

中央教育審議会が、中学校の保健体育で「武道」を必須化する旨を了承。
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20070905k0000m010041000c.html

武道教育が「伝統と文化の尊重」する精神に繋がるのだろうか?という疑問は残るのですが…

“武道精神を学ぶことを義務教育課程に取り入れる”

武道を指導させて戴いている身としては「武道の社会貢献」という意味では、喜ばしいことです。
私自身も指導という面でご協力させて戴く機会があるならば積極的に参加したい…という気持ちはあります。

しかし、手放しでは喜べないところもあります。
指導者は、現代社会で武道の果たせる役割について改めて考えさせられる事になるからです。
武道は、武を通じて道を求める修行(?)と考えています。

書道ならば、書を書くことでその道探求する。
華道ならば、花を生けることでその道を探求する。
で、武道は、「相手を制する術を通じてその道を探求する」と言えるのではないでしょうか?

武道は、肉体を通じて道を学ぶ以上、多少は「肉体の酷使」が必要です。
その精神性は、一般体育のそれとは違うと考えています。
ある程度の時間とレベルを経なければ、本当の意味で「武道精神」など身に付かないと思います。
ましてや、現代の教育は、すぐに「暴力」というレッテルで指導者を攻撃します。
武道は、言葉で諭すものではないから、受け手によっては「暴力」という方もいるでしょう。
なぜなら、書や花と違って、武とは直接的に相手を傷つける術を学ぶのです。
それは当然で、元々は相手を殺傷するための技術なのですから…
また、任意で集まる町道場と違い、学校での授業は「義務」になることも、指導の仕方に変化が出るのではないでしょうか?

逆に、肉体を通じて行うものだからこそ、リアルな痛みを知る事は出来るでしょう。
また、肉体を追い込み体力的にも精神的にも乗り越えた時に、他に対しての思いやりが芽生えるようになります。
現代の武は、学ぶ者にこのような精神を宿せるように導かなければならないと思います。

それが、現代における道としての武のあり方だと思います。
そういう意味では、是非、武道に接してもらい、何かを感じてもらいたいとは思いますが…

武道指導者として、子供達に与える影響の大きさを考えると、考えさせられますね。
ただ、やはり機会があればチャレンジしてみたい!
どこかの中学校で、私を求めてくれる方はいないかなぁ…



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