未経験者歓迎!合気道S.A.岩本道場のブログ

普段の稽古内容を中心に更新していきます。
道場の雰囲気や指導員岩本の人柄なども感じて欲しいです。

合気道の懐?

2005-11-30 00:01:58 | 合気道
既に日付は変わってしまったが、今日の稽古で面白い発見があった!
当教室にブラジリアン柔術を学んでいる会員がいるのだが、その方からのお話
「先日、柔術の方で合気道経験者と練習をした時に手首を極められまくりました!」
「柔術に合気道を生かしたいと思っていたけど、今まで半信半疑であったのが実際に上手く取り入れている人がいたので驚いた」
大体の内容は、以上のような話をしてくれた。

その事を気付かせられなかった私は反省しなければならないが、合気道の可能性の広がりを感じることは嬉しいことでもある。
その後、寝技における合気道技の検証(?)を少しさせて頂いた。
いやぁ、面白い!
今までも、柔術の攻防に関して、色々お話を聞く機会はあったが、合気道の技も寝技に生かせる部分が結構あることに驚いた。
そして、合気道は「空間固定」を求められるが、柔術の場合は床を使えるだけに、合気道技を寝技に生かした場合、立ち技より技がかけ易いのを感じた。

合気道技を「関節技」として捉えた場合、このような試みも面白いと思った。
稽古中は合気道をしっかり指導するが、稽古後には会員とこのような交流や情報交換は今後も是非していきたい。

私は、出来るだけ色々なタイプの多くの人と稽古をさせたい。
その方が、色々な気付きを感じると思う。
うちの教室も、もう少し会員が増えると嬉しいのだが…
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武道と正義(タイトル硬い…)

2005-11-29 01:15:03 | 合気道
先日の話と若干リンクする所もあると思う。
今日は、「力と正義」のお話

『力のない正義は無力であり、正義のない力は暴力(制圧的)である』

フランスの学者パスカルの言葉である。
極真会館の大山倍達総裁や少林寺拳法の宗道臣先生も良く仰っていた言葉ですので、武道経験者にはなじみの深い言葉かもしれない。

なので、いまさら感はあるにはあるが、少し書いてみようと思う。

例えば、新入社員が全く経験も知識もないのに、会社の方針にいちいち歯向かっても相手をしてもらえないだろうし、電車等で痴漢など迷惑行為を注意しても、自分に力がなければ返り討ちにあってしまう事もありえる。
とかく、「力」は必要なものなのである。
財力、知力、腕力、魅力、権力…力とはその全てを意味すると思う。

しかし、その力の使い方を間違えてしまうと、最悪な結果となってしまう。
最近ニュースで流れる「建築設計偽造」関連の話でもそうだが、個人では大した力はないのに、会社の力関係をバックボーンに圧力をかけた結果があれである。
そこには、「正義」がなかったからではないかと考える。

しかし、その正義も貫き通すためには、力に対して「NO」といえる力を身につけなくてはならない。
先のニュースで言えば、断れるだけの「財力のなさ」もしくは「若干のズルで、もっと稼げるなら…」という正義を欠いた欲が、圧力に対して抗えなかった理由ではないだろうか…

世間はモラルを問うが、ある環境に入ってしまったら、力をつける事無くして、自分の正義(モラル)を貫けないのが現実の世界である。
だからこそ、実力をつけなければならないのであるが、現実はそう簡単でもない…

武道も「力と正義」の両面を意識しなくてはならないものである。
稽古は、相手を傷つけ、制する事を目的としていながら、その力の乱用を抑える倫理観が問われる。
それは、自分や自分の大切な者(物)を守る正義のために使うものと教わってきた。
先の極真会館の大山総裁は、「その刀(力)は、磨いておかなければならないが、一生抜かないに越したことはない」とまで仰っている。

では、我々の正義とは何なのだろうか?

かなり難しい…
以下、パスカルの別の言葉を紹介しよう。
この言葉、怖いけど本質はついているように思う。
正義について考えてみてはいかがだろうか?

『流行が好みを作るように、また正義をも作る』

手前味噌ではあるが、武道を学ぶと言うことはその答えを見つける助けにはなると思うが…
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英語の勉強?

2005-11-28 23:14:13 | Weblog
女「あなたはそんなに強いのに、どうして人にそんなに優しくなれるの?」
男「強くなければ、生きていられない。優しくなければ、生きている資格がない」

レイモンド・チャンドラーの「プレイバック」という小説中のセリフとして有名だ。
私は、小説「長いお別れ」の中のセリフだと聞いていたので、高校時代に図書館で借りてきたのに、実は「長いお別れ」のセリフではないらしい。
結局、当時の私には、文字だけの本はあまりに眠すぎて、すぐに断念したので、間違いに気が付かないまま現在に至った訳だが…
どちらの小説にしろ、セリフ以外、小説の内容は全く分からない…
でも、かっこいいセリフだよなぁ…言ってみたいものだ。

このやり取りの英訳は以下の通り。
If I wasn't hard, I wouldn't be alive.
If I couldn't ever be gentle, I woudn't deserve to be alive.

英語の授業みたいだが、これは「仮定法」の表現…ですよね?
仮定法は、基本的には「現実に起こっていない、もしくは、可能性の低い事」がニュアンスに入っている表現方法である。
このセリフを言った小説の中の探偵フィリップマーロウは、
(私が強くない訳はありえないが)もし、強くなければ生きてはいけない(よね?)
(私が優しくない事はありえないが)もし、優しくなければ生きている資格はない(じゃない?)
って訳せると思うのだが、どうだろう?
「男は…」と言う訳もあるが、「I ...」となっているのだから、ここは、「自分は…」と訳した方が自然だと考える。

「強さと優しさ」この相反したものに見えるものをフィリップマーロウは、
「その両方を持つことは当たり前だ!」
「持てない方がおかしい!」
という自信をこの表現から窺い知る事は出来ないだろうか?
さすが、ハードボイルド小説の登竜門と言われるだけの事はある!

武道も「力と優しさ」を内在しているものである。
基本的には、相手を倒すための技術体系を学ぶのが武術である。
身に付けた技術は、ともすれば凶器となりうる。
強さと優しさ、暴力と正義、我々武道や武術を学ぶものは、その精神性においても考えなければ、ただの無法者になってしまう。
ただ人を傷つける手段ではなくなっている故に、武の「道」と道がつくのであろう。

強くなればなる程、偉くなればなる程、人に優しくなれる人になりたいと思う。
それは、仕事や人付き合いでもその余裕が欲しい。

次回は、かなり有名なパスカルの強さと正義の話から少し語ってみようと思う。
私には学がない上、哲学書など殆ど読まない男である。
だから、それほど難しい話にはならない(できない?)ので、次回もお気軽に読んでいただきたい。
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理論と現実

2005-11-27 12:40:48 | Weblog
昨日は、代表師範の稽古日であった。
武器術と体術である。

このブログでも何度も書いているが、武器術の身体操法は、私の体術に良い影響を与えている。
例えば、「絞り」「重心の置き方」「後ろ足の張り」「体幹の使い方」etc.
頭では分かっているつもりだが、なかなか身体では体現が難しい。
これは、稽古を通じて身に付けていくしかないだろう。

また、型稽古でそれら感じた身体の使い方を意識して稽古をしてみる。
若干の違和感を感じる…
理想通りに身体を使っていなかった証拠であろう。
これも稽古で少しづつ身に付けていくことしかない。

合気道の型は、基本でありながら「ある種の理想形」として出来上がっているのではないかと思う。
『競技格闘技などはフェイントがあったりするので、いきなり力を込めて打ってこないだろう…』
『振りかぶるように打ってくる奴なんているのか?』
色々言われる事があり、それぞれに一理ある。
私個人の現段階での考えを述べさせて戴ければ、型は先に書いた「ある種の理想形」なので、技のかけ時の「最後の一部分」を切り取っていて、実際はあのシチュエーションに持っていく(様に導く?)事が大切で、故に、その一瞬を見逃さないような稽古が必要だと思う。

その「理想の最終形」と「現実への生かし方」の“のりしろ部分”が現在の稽古方ではまだまだ改良の余地があるように感じる。

当団体では、コンビネーションや組手がある。
そこで、嫌と言うほど理想を追い求めて、細かいことを言われて身につけた動き(理想)を動いている相手(現実)を前にして検証・すり合わせ(?)をしている。
実際は、なかなか上手くいかないことが多いが、それでも何かを感じることが出来る。(自分に課題を設けていれば…)

合気道の考え方や理念・理合を追い求めるには型稽古や細かな身体操法を意識する事は非常に重要で、当教室でも一番時間を割いて行う稽古である。
しかし、その理想の動きを身に付けても現実にはどうなのか?を試せなくては、もったいないことだと思う。

現実を知らないことが一番怖いことである…
合気道で言えば、少なくとも護身に繋がるものを身に付けて戴きたいと考える。
理想の動きを現実で出来るための稽古体系…試行錯誤ではあるが、私なりに取り組んでいる。

もう、数年前になるが、ある団体と交流を持ち、その団体も打撃と関節技を導入していると言うことで、当団体の試合にも参加した事があった。
私も参加して、その団体の方と対戦することとなった。
結果は、散々であった…
ルール上、判定にまでもつれ込んだが、ルールに守られた私の完璧な敗北であった…
全く持って良いとこなしであった…
当時、まだ始めたばかりで、合気道7級であったとはいえ、空手や柔道の経験もあり、そこそこいけると思っていたが、悲しいくらい動けなかった…(現実は、頭の中とは違ったのである)
自分の行っている打撃と合気道の融合について考えさせられるいい経験となった。
そして、その経験が今の稽古を考える上でも参考になっている。

当教室にも他格闘技を学んでいる人が多い。
「指導員が誰よりも強い」ということは、理想ではあるが、難しい事だと思う。
彼らの得意分野で組手を行うと、してやられる事も多い。
私の修行不足を身に染みて感じる瞬間でもある。
しかし、自分達の行っている武道の技術や理念がしっかりしたものであり、武術的にも「身を守れる術」として提供できるものであれば、自信を持って教えることは出来るし、合気道にはその価値があると思う。
後は各自の修行しだいである。

そういう(限定されてはいるが)現実を知るこが出来るのも、稽古があるから、当団体には組手があるからではないかと思う。

女性なら、実際に男性が力を入れて攻撃してきたらどのくらいの衝撃があるのか?を知るだけでも意味のあることだと思う。
当団体では、女性会員にもミットを持ってもらい、男性の打撃を受けていただく機会を設けている。
打つ方は全力で打ってはいないが、それでも力の差を感じることは出来ると思う。
そうすると、無茶なことをしようとは思わなくなる。
ここでも、「現実を知る」稽古を取り入れている。
子供なら、「どうやっても思い通りに行かず、敵わない相手がいる(例えば大人)」ということも知ってもらいたい。
弱者がどうやって生きていけるかを考えるのも広義の「護身」ではないかと考える。

「生兵法は怪我の元」と言うが、現実を常に知ることで、謙虚に無意味な争いを避ける精神も身につくと考える。
我々、武道を学ぶものは力を付けながら、現実を知り常に謙虚でありたい。

その為には、常に現実を知ることであると私は思う。
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交流

2005-11-26 01:15:10 | 合気道
我々の団体も巨大組織ではないが、それなりに各地区に教室が出来ている。
関東地方を中心に、大阪・愛知に稽古場所がある。
全国区とはまだ言えないが、関東地方だけなら、東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城とそれなりに我々の団体の合気道が習えるようになってきている。

しかし、その教室間での交流は意外に少ない…
私個人の意見では、もっと交流があっても良いと思っている。
上達するためには、多くの相手と稽古をすることが大切である。
合気道などは、相手の関節の硬さや体型によって、結構極めどころが違う時がある。
いつもの仲間と行っていて極めることが出来る技も相手が代わると勝手が違うことも多い。

そして、基本的な指導方法は同じでも、その教室ごとの個性や独特な発展がある。
教室間の交流は、その個性を肌で感じることが出来る絶好の機会でもある。
ノウハウは外に出したくないと言うものもいるかもしれないが、そこは同じ団体内、お互いの技術を高めて団体のボトムアップを図る事を考えたら小さなことだと思っている。

まずは、出稽古を通じて他教室にまわってもみたいし、当教室へ招くことで、会員の良い刺激として、教室全体の合気道向上の助けとしたいとも思っている。
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合気道とダイエット(組手編)

2005-11-22 06:58:44 | ダイエット
今日は組手のお話
今日は、ダイエットとはあまり関係ないかもしれない…
最初に話した「下半身」の動きの重要性の話になる。
それが、間接的にダイエット効果があるという程度でお読み戴きたい。

組手を行うのは、合気道団体では珍しいと思う。
組手とは、お互い自由に技を掛け合う稽古である。
当団体ではある程度の規制はあるが、合気道技プラス打撃を取り入れて組手を行っている。

賛否両論がある…

しかし、組手は非常に良い稽古方法の一つだと私は思う。
基本の技を重視し、型稽古でしっかり学び、組手でその技の感触を確かめる。
決して勝ち負けではない形で、動いている相手に自分の技を確かめる稽古としては優れた稽古法だと思う。
当然、安全には留意しているので、安心して稽古に望んでもらいたい。

さて、それとダイエットであるが…
もう、これは自由に技を掛け合うだけなので、運動量は他の稽古の比ではなく、相手がいるプレッシャーもあいまって、スタミナ消耗もかなりものになる。

最近、私の指導している会員さんを見てよく思うのが、ここでも下半身の動きである。
手前味噌で恐縮であるが、当会員の色帯は、別の武道や格闘技経験者もいるので、基本的な地力は持っている。
技も、真面目に稽古に取り組んでくれているだけあって、組手で生かせるほどのレベルには到達している方々ばかりである。
打撃の組手ではかなりの動きをするのだが、打撃を封じた組手となると全くと言っていいほどいい所がでなくなってしまう。

それは、技が出せないとか、稽古の技が出来ていないと言う事ではない。
いい所まで入れる…あと一歩で決める事が出来る…しかし、技が極まらない…
形は出来ている(様に傍からは見える)が、実は出来ていない。
ある方は慌ててしまい、決めている手(腕)にこだわり、またある方は力の入れる方向が少し違っていたりする。
実はこれも下半身の動きで、自分を重くも軽くも感じさせることが出来るのである。

最近は、私がこのような指導をしているので、会員さんも意識してくれているようですが、なかなか苦労しているようである。(笑)
まぁ、すぐに出来てしまったら、私のいる意味もなくなるのでそれが普通と言えば普通なのだが

私も柔道、空手、中国拳法と下手の横好きで色々学んできたが、合気道の動きは異種独特のところがある。
筋肉の入れどころも、腿の筋肉を使っているようで、実はそこより重要な筋肉(ではないのだが)の動きを求めていたり…
ふくらはぎを使って蹴っている様で、実はそうして欲しくなかったり…
踵で回った方が楽だけど、本当はそうではなかったり…
腰のラインも…etc.
上げればキリがなくなってしまう。

このような、面倒な規制のある動きを求めることで、長く・健康的な、それでいて武道的な動きに結びついていくのではないかと現在は考えている。
実際私の短い修行期間ですら変化を感じるから言える事でもある。
その操法を型稽古の「静」なる稽古だけで終わらせたくはないと考える。
やはり、「動」としての自由組手の必要性を私自身は感じている。
※以上は、他団体への批判ではなく、私の組手に関する個人的な見解なので、全く他意はない。諸団体の方々はお気を悪くしないで戴きたい。

空手の世界でも、伝統的な日本古来の動きがあり、身体操法が面白いとも聞く。
中国拳法なんかは、不思議な身体操法の宝庫ともいえる。

生きるか死ぬか…
そんな世界で、体の大小は言い訳にはならない…
その為には、武器を扱うことも必然となってくる…
小さい身体の者が、大きな相手と戦う、もしくは、大きく重い武器を扱う…
おのずと身体の使い方や方法が見出されてきたのであろう。

すこし、大袈裟であるが、ギリギリの世界に接してきた「術」だからこそ、その方法論には美しさと潔さがあるように思う。
武道・武術の世界とは、なんとも奥が深く面白い。
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続・稽古とダイエット

2005-11-21 11:19:42 | ダイエット
1週間ぶりです。

前は、「基本動作」についてお話した。
基本動作に見る「下半身の動き」がダイエットに影響するのでは?と考えてみた。
今回は、その下半身の動きは型稽古で当然生きていると言うことを書いて見たいと思う。
あくまで、当教室の稽古内容を省みての発言であることをお忘れなく。

今日は、合気道の花形(?)稽古である「型稽古」について考えたい。
当団体では、技を掛ける人をそのまま「掛け」と呼んでいて、技を受ける人をこれまたそのまま「受け」と呼んでいる。
団体によって、呼び方は色々あるようだ。
型稽古は、その「掛け」と「受け」二人一組になって、技を掛け合う稽古である。
予め、どういう攻撃を仕掛けて、それを決められた技で対応していく、約束組手(稽古)のようなものである。

まず、「受け」
基本的に、受身が取れなくてはならない。
我々の団体は、足場が畳ではないところでも稽古を行うため、少し変わった受身をとる。(と言っても特別なことをするわけではないが)
ただ、一般の合気道や柔道でやるような、勢い良く畳を叩くような受身はとらない。
詳しくは、見学に来ていただきたいが、マット運動でゴロゴロしている感じと言った方がよいのだろうか…
身体を丸くして、しっかり頭を上げる、出来るだけお尻から倒れるように導く。
基本はこのようなところだろう。
柔道有段者の私にとって、この受身のとり方は「大丈夫なのかい?」と不安にさせるものであったが、これが慣れると結構使える。
演舞などで大胆に飛ぶことは出来ないが、力の逃がし方などは学ぶべきところがある。(個人的には、少しバリエーションは増やしたいと思うが…)
この受けがかなりきついのである。
先に書いたように、頭を上げて背中を丸める…
首と腹筋に結構力が入る。そして、寝て&起きてを繰り返すことになる。
約束事とはいえ、人によって癖やタイミング、体調によっても掛け方に違いがあるので、相手の動きを感じなければならないので、自然、とっさの対応力をつける訓練にもなっている。

次に「掛け」
こちらは、基本動作の延長である。
それが、人相手だと一人で行うほどうまく行かない。
微妙に焦りや「うまく決めてやろう」と言う心が、微妙な(微妙ではない方もいるが)バランスの悪さを醸し出す。
相手がいるので、より下半身を意識しなくてはうまく崩せず、極まらなくなる。
この下半身と上半身の動きが調和しないと、技のようで「技」ではないのである。

それが、組手となると、尚更「下半身の動き」が非常に大切だと言うことに気が付く。

組手のお話はまた後日。
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すっきり!

2005-11-20 21:56:14 | Weblog
本日、資格試験終了しました。
手応えは…
まぁ、勉強不足でしたので、あれで合格したらよほど神様が味方してくれたのだと思います。
自分の勉強不足を反省しつつ…次回の絶対合格を目指します。
とありあえず、ホッとしました。

さて、「合気道とダイエット」ですが、明日から続きを書きます。
資格試験も終わり、ブログも復活です。
また、宜しくお願いします。
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今週だけ…

2005-11-13 21:49:03 | Weblog
本業の業務内容の一つである「ファイナンシャル・プランニング」業務において、自分自身、よりステップアップしたいので、今の持っている資格の上位資格であるCFP資格取得にチャレンジしている。
今日と来週の日曜日がその試験日である。

今日の結果は、最悪であった…
自分の準備不足を痛いほど思い知らされた…
来週の資格試験に向けて、今週はブログ更新をお休みさせて戴きます。

来週からまた宜しくお願いします!
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稽古とダイエット

2005-11-12 11:37:21 | ダイエット
前に、少し痩せたとこちらにも書いたが、今も少しづつではあるが、痩せ続けている。
合気道はダイエットに繋がっているのだろうか?
今回は、当教室の稽古を省みながら、合気道がダイエットにどのように影響を与えているのか考えてみたい。

事前に言っておくが、私は合気道修行者であって、評論家ではない。
日々の稽古で体感したことを述べさせて戴くので、文献を無視していたり、科学的な根拠に乏しいところも多々あるだろうが、この辺りはご容赦戴きたい。

さて、当団体の『基本動作』と呼ばれる動きは、12種類(体捌きを含めると14種類)あり、皆、下半身を中心にした動きである。
この『下半身中心』というところが、ダイエットには重要といえる。

昨今の健康・ダイエットブームで『基礎代謝』と言う言葉は一度くらいは聞いたことがあると思う。
基礎代謝とは、生命を維持するのに必要なエネルギーで、通常1日の総消費エネルギーの約70%を占めると言われている。
一般に、筋肉量が多いと基礎代謝が高いと言われている。
そして、年齢を経る事で、基礎代謝は衰えていくとも言われている。
皆さんの中にも、「昔はいくら食べても体重が増えなかったのに、今は水を飲んでも、息を吸っても太っていく…」なんて経験のある方がいるのではないでしょうか?(笑)
基礎代謝が衰えているかもしれませんよ…(笑)

では、それが何故下半身なのか?

以前、中国拳法を学んでいた時に「下半身に基礎代謝を高める筋肉群が多くある」と聞いたことがある。
当団体の基本動作も、下半身中心であり、初めて行う人にとってはツライ動きでもあり、一通り行うと、全身から相当の汗がでてくる。
実は、本動作は下半身の筋肉を鍛えるものではなく、最近注目されている内在筋(私は、裏側の筋肉と呼んでます)を意識した動きでもある。
これが、年齢を経ても衰えづらい身体を作るとも言われている。

私も、基本動作を真剣に一通り30分程度行うと1~2kgは簡単に落ちる時もある。(私に無駄な脂肪が多いのか?)
それに、またすぐに食べ過ぎてしまうので、体重微減にしかならないが…

この辺りのメカニズムは、知り合いの医学療法士(を目指す男)に所見を戴く予定である。
その彼もこのブログを見てくれているそうなので、一応、書いておく…
「合気道が、身体を向上させる一助になれば嬉しい事と考えています!」
今度ビデオを見せたいので、是非プロ(見習い?)の意見をよろしくね!

そして、次は型稽古が与える影響を考えたいが、長くなったので、それはまた後日にまわしたい。
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