未経験者歓迎!合気道S.A.岩本道場のブログ

普段の稽古内容を中心に更新していきます。
道場の雰囲気や指導員岩本の人柄なども感じて欲しいです。

スピード

2006-01-29 22:51:20 | 合気道
私の好きな「仮面ライダーシリーズ」が、今日から新シリーズになった。

その名も…
“仮面ライダーカブト”

今日の放送は、本編への導入の様な感じであったので、静かな出だしであった。
見たところによると、スピードに焦点があてられそうな気がした。
パワーフォームとスピードフォームがあるようだが、これらは分かりやすく…
・パワーを出すには、スピードが落ちる
・スピードを出すにはパワーが落ちる
と言う関係である。
そして、今日の放送ではその関係の紹介までは至っていなかった。
いちライダーファンとしては、来週からの放送を武道とは関係なく、単純に楽しもうと思う。

さて、武道にも「スピード」と「パワー」について色々な考え方がある。
パワーを上げるには、スピードを上げる事を唱える説もある。
簡単に言えば、同じ拳で殴るにも、ゆっくり殴るより、スピードをつけて殴った方が効き目があるという事である。
そのスピードに耐えられる拳の強さやスピードを上げるための筋力と身体の使い方のバランス等々、考慮に入れなくてはならない所は多いが、まぁ、ウソではないだろう。
そして、これらは物理的に(?)スピードを捉えている考え方でもある。

また、武道には物理スピードではない「スピード」観念がある。
私もその域には達していないので、うまくは言えないが、「いつの間にか近くにいる」とか「何故か当てられてしまう」といった類の話である。
正直、私はそのような達人との交流がないため、先のような経験はした事はないが、実際にあるようだし、私も信じている。
そして、またこれも良く言われるのであるが、先の状況を傍で見ている人達は「何であいつはよけないでボーっとしているんだろう?」と不思議に見えるようだ。

現在、私の個人的な考えは、間合いと体捌き(身体操法)に答えがあるのではないかと思っている。
聞きかじりではあるが、ボクシングのフットワークでも似たようなものがあるようである。

我々武道を学ぶ者は、やはり強くなりたいと思うはずである。
その為には、パワーとスピードは意識せずにはいられないのではなかろうか?
効率良く身体を使い、威力のある攻撃をする。
そして、威力はあっても、相手に当たらなくては意味を持たない。
その為には、相手に反応する時間を与えない「スピード」が必要となる。
単純に時間を短くする方法もあれば、相手に「早いと感じさせる」動きもある。
武道的には、後者の動きを身に付けたい。

仮面ライダーを見て答えに気付く事はないだろうが、スピードについて、改めて意識させられた事は確かであった。
ちょっと無理がある?
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メルマガ原稿90%完成

2006-01-28 00:51:33 | 合気道
更新頻度が下がっている…
頑張らなくては!

さてさて、本部HPメルマガ原稿が、ある程度出来上がった。
この後、若干の校正を入れて、提出する予定である。

前にも書いたが、技術論より精神論である。
腕力には各々限界があるが、意識のキャパシティは無限であると考える。
心の持ち様で人は変われるし、その育成にあたり、武道が関与するフィールドは結構大きいと考えている。

まぁ、ここで全て書いてしまうと意味がないので、メルマガを楽しみにしてもらいたい。

話は全く変わるが、私の指導している戸田教室の道路を挟んで向かい側にバーのような飲み屋が出来た。
先日、会員の一人と飲みに行った。
結構綺麗な感じで、店員さんの対応も良かった。
しかし、あの場所で儲かるのかなぁ…?
少し心配。
機会があれば、このお店で会員さん達と飲み会も行いたい。

あと、その飲み会で色々アドバイスを戴いた「夜の黒帯」Fさん、ありがとうございます。(今回は、夜のお話しではなかったです)
教室を離れれば、Fさんは人生の先輩です。
会社経営者としても私の先輩ですし、お話非常に参考になりました。
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深いっスねぇ!

2006-01-22 14:51:44 | 護身
当団体、合気道S.A.本部HPのメルマガ原稿依頼が私のところに来た話は以前お話したと思う。
今日は、お休みだし原稿執筆に時間を割いてみた。

「合気道と護身」が基本テーマのようだ。
護身といっても、色々切り口がある。
合気道だと、武道であるし、護身術としても有名なところがあるので、どうしても「暴漢などに襲われた際の対処術」という側面をイメージしてしまいがちである。
そのイメージは、間違いではない。
我々は、合気道の技が、より使える技術となるように、試行錯誤して指導をしているのだから…

ただ、武道の持つ「精神性」に少しスポットを当てて書いてみたいと思ったので、私の原稿は、単純に、護身対策=技術論ではなくなっている。
この辺り、私の天邪鬼なところで、普段は「使えなければ意味がない」等というような事を言っているくせに、ちょっと別の見方で書きたくなってしまうのである。
※まぁ、特別な考え方ではなく、本来はあるべき姿を書いたのであるが、一般の読者にとっては、第一に思い浮かべる護身イメージの話ではないので、あえて「別の見方」と書かせて戴いた。

詳しくは、メルマガを読んで戴ければ嬉しい。
代表師範に聞いたところ、私のメルマガは、2月~5月の間のどれかになるらしい。
気長に待ってもらいたい。

しかし、このブログやメルマガ原稿を書いていてつくづく思うが、一つのことを学び習得していく事は、つくづく深く長い道のりなのだなぁ…と思う。
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西遊記

2006-01-19 21:13:28 | 日常
1月から月9で「西遊記」が始まった。
メインのキャスティングは、以下の通り。
孫悟空:香取慎吾
沙悟浄:内村光良
猪八戒:伊藤淳史
三蔵法師:深津絵里

月9で西遊記とはなかなか思い切ったことをしてくれたものだと思う。
私は、西遊記好きなので、構わないが…

私が西遊記を好きなのは、もう28年位前に放送されていた、マチャアキがやっていた「西遊記」の影響が大きい。(と言うより、それがほぼ全て…)
この時のキャスティングは今でも最高だと思うほど素晴らしかった。
孫悟空:堺正章
沙悟浄:岸辺シロー
猪八戒:西田敏行(パート2は、左とん平)
三蔵法師:夏目雅子

「ミスターかくし芸」と言われる、器用なマチャアキが、如意棒をブンブン振り回す様は、カッコよかった!
私が、棒術(杖・棍)を今でも好きな理由は、ここにあるのかもしれない…
もし、テレビ埼玉を見る事の出来る環境にある方は、毎週土曜日15:00~マチャアキ版西遊記が放送されているので、見てはいかがだろうか?

慎吾ちゃんの棒捌きも所々早送りはされているようだが、なかなか様になっている。

現在、私の学んでいる杖操法には悟空のようなダイナミックに振り回す動きは、残念ながら見られない…
私が中国拳法を学んでいた時、棍は習わなかったが、槍は学んだことがある。
槍でも、体を大きく使った動きが型の中で見受けられた。
やはり、ああいうものは中国大陸のものなのであろうか?

今回の慎吾版とマチャアキ版では、放送局も違うのであるが、不思議な共通点がある。

まず、三蔵法師の衣装。
マチャアキ版と殆ど同じであった。
昔の中国のお坊さんは、ああいう格好だったのであろうか?

次に、孫悟空の岩山への閉じ込められ方。
うまく表現できないが、岩が覆いかぶさっているのではなく、岩の中に埋め込まれた感じになっていた。

そして、三蔵法師役を女優が演じている事。

こちらの製作者も、恐らく我々の世代もしくは、少し上の方なのではないだろうか?
マチャアキ版に影響されている部分を感じてしまう。

まぁ、これは武道とは関係がないが…

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うまく言えないが

2006-01-18 10:06:16 | 合気道
木刀を振る

何度も振っていると、たまに「おおっ!」と思う時がある。
木刀の動きと私の身体がうまく一致した(ような気がする)感覚に陥る。
腕ではなく、木刀の重力と言うか何と言うか、その様なものに任せて、自分の重心は安定して、その流れを体で制して(一致して?)いるような感覚…
余計訳が分からん事になってしまった…

ただ、次も同じようには行かず、元に戻っている。
稽古とはその繰り返しなのだろうが、悔しい。
今までもそう言うことを繰り返してきて、少しづつではあるが、昨日よりは今日、今日より明日と言う感じで、必要な動きや技を身につけてきたつもりである。
武器術も本格的に始めたばかり、生活リズムの一環として、気長に稽古をしていきたいと思う。

また、体術でもこういう時がある。
初心者の時と比べて感じていた疑問とはまた違うものや、初心に戻らされて考えさせられるものなど色々である。
こういうことを考えると、武道の世界も奥が深く、一生修行なのだろうと思わされる。

私の好きな「仮面ライダー響鬼」の中のセリフではないが、合気道も「合気道の技を身に付けるだけではなく、その生き方を選ぶという事なのかもしれない」

そういえば、これも私の好きな漫画「バーテンダー」の中で出てくるセリフ…
「バーテンダーという職業を選ぶのではなく、バーテンダーという生き方を選ぶ」

私は好きな言葉です。
プロとして生きていくのでなければ、合気道も趣味の一つになる。
趣味なら、楽しく長く続けて欲しいと思うのは、指導員としての私の考え方である。
それならば、合気道の技術を学ぶだけではなく、生活のひとつとして取り入れtもらい、自分なりの「合気道という生き方」を見つけて欲しいと思う。
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メルマガ

2006-01-14 10:47:42 | 合気道
先日、代表師範より電話を戴いた。
「メールマガジンの原稿を書いてみませんか?」

合気道S.A.の本部公式ページから、メールマガジンを配信している。
現在は、月に1回であったと思う。
その、メルマガの原稿依頼であった。
今のところ、一部の指導員が順番に原稿を書いていく予定らしい。
私の場合、自分で会社をやっていて、時間的な融通が利くだろうということで、原稿依頼の白羽の矢が立ったのではないだろうか?

前に、そのようなお話を聞いていたし、そういう機会を戴けるなら書いてみたいと思っていたので、喜んでお請けさせて戴いた。

発行が「毎月後半」との事なので、私の原稿は2月の後半あたりに配信されるのではないだろうか?

メルマガのタイトルが「護身術メルマガ! ex/合気道」なので、武道・格闘技に興味のある方のみならず、護身について興味がある方々にも読んでいただけると嬉しい。
無料配信なので、宜しければ登録して読んで欲しい!
■合気道S.A.メルマガ
http://aikido-sa.com/mailmagazine.html

護身といってもなぁ、広いし、色々な捉え方があるからなぁ…
頑張って、書いてみるか!
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会員集合!

2006-01-10 23:26:23 | 合気道
戸田教室の今年初稽古を終えてきた。

皆、年末年始の休みのせいか「身体が重い」と言う方が多かった。
私も、気持ちそんな感じがした。

少年・少女部は、受身と基本の構えの再確認を行った。
だから、元気なうちの子供達にとっては、物足りなかったのではないかと思うが、来週からはまたビシビシやるので覚悟をして欲しい。(笑)

一般部は現役メンバーが勢ぞろいしてくれた!
稽古始めに相応しい感じで、非常に嬉しかった!
休会中の会員の復帰があると、より嬉しいのだが…

それで、一般部は、HP用に集合写真を撮った
撮影者がいなかったので、会員に交代して撮影してもらった。
このブログは、画像が2枚貼れないようなので、1枚だけ貼らせていただこうと思う。
Kさん、こちらを使わせて戴きました…済みません。(HPにはアップしますから…)
一応、稽古着で合わせたくて…

今年は、合気道の体の使い方をもっと気付いてもらえるような指導を心がけていきたいと思う。
その意識と下地があった上での組手だと考えるので…

今日は、本当にいいスタートが出来て良かった!
益々の既存会員の合気道の成長と、新たな会員の参加を期待したい。
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戸田教室初稽古

2006-01-09 23:24:55 | 合気道
明日は、私の指導する戸田教室の稽古始めである。
バリバリやりますよ!
今年も一年、怪我のない様に楽しくやりましょう!

初稽古報告は、出来たら明日にでも…(出来るかな?)
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初稽古

2006-01-07 12:48:22 | 合気道
今日は、稽古始めである。
代表師範の稽古を受ける日だ。
武器術も体術も今日が初稽古である。
正月ボケで身体がなまっているからなぁ…

昨日のお酒を抜くためにも、今年の目標の一つ「ダイエット」のためにも、キッチリ稽古をしてこようと思う!
今日は、少し張り切って、ミット打ちも気合入れてやろうかな?(って、何の稽古なんだ?)

私の指導する戸田教室の稽古始めは10日から!
会員の皆さん、今年も一緒に楽しく稽古をしましょう!

また、新しい会員も募集しております!
見学・体験のお問い合わせも歓迎です。
詳しくは、合気道S.A.戸田HPより確認ください。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~office_g/aiki/top.htm
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年末格闘技番組

2006-01-03 22:23:04 | 日常
年末から2日までの旅行から帰ってきて、本日、カミさんの実家挨拶を終え、やっと落ち着いた感じである。

そこで、年末の格闘技番組について、視聴感想を少し…
年末は、TBS「K-1 Dynamite」、フジテレビ「PRIDE 男祭り」の格闘技番組があった。
一流選手の試合などは、どこかの新聞やテレビ、ネットなどで評価を見て欲しい。

私が思ったのは、「素人の参加」についてである。
両番組から、注目したのは、金子賢、ボビー・オロゴン、曙(?)…である。

まずは、金子賢(男祭り)
彼は俳優である。
別に俳優が格闘技をしてはいけないとは言わない。
しかし、あのリングに上がるには早すぎるのではないだろうか?
ずっと俳優をやっていた人間が、数ヶ月の準備期間で格闘家と戦うには、準備不足だったのではないか?と言いたいのである。
仮にも全国放送のTVで、観戦チケットだって相当の値段を取られるはずである。
有料のエンターテインメントの場に、何故、その実力のないものが出なければならないのか?
視聴率が取れるから?話題性があるから?
周りにも「そう言う人が参加できるから面白いんじゃないの?」と言う方がいた。
私も、真剣に取り組む姿勢の見えた金子賢自体は否定はしたくない。
しかし…である!
見せる場として、その実力が備わっていない試合を見るのは正直苦痛となる時がある。
金子賢よりも、その試合を組んだ運営サイドにエンターテインメントとは何か?を問いたい。
そして、見る方ももっと賢くなれ!と言いたい。
しかし、金子賢は勇気を出してよくリングに上がって戦ったと思う!(と軽くフォロー)


次に、ボビー・オロゴン(K-1)
彼の身体能力は凄いと思う。
曙との試合を見たが、あの巨体が覆いかぶさっても、決して諦めずに試合を運ぶ。
格闘技素人故に、その怖さもよく知っているように見えた。
だから、逃げ方(ディフェンス)も素人のそれそののまの時があり、ただ走って逃げている時もあって、笑えた…が、それが素晴らしいと思った!
彼は、見せている!
素人の部分と、そのずば抜けた身体対能力とトレーニングによって培われたプロの部分がうまくバランスを取っている!
彼は、プロのリングに上がっても良いエンターティナーだと思った。
金子賢との違いは、その身体的土台と素人っぽさのバランスにあったと思う。
それが出来ないのなら、素人はちゃんと練習して、完全に突出した実力を付けるしかないと思う。
私は彼を評価したい。

そして、曙(K-1)
もう、何を言っていいか分からない…
相撲の世界でトップを取った業績、何度負けても格闘家として続けていっている精神力は凄いと思う。
しかし、彼はあの場に立つには値しない人ではないかと思う。
曙の場合、相撲という「プロの場」にいた人であるが、今回のルールで戦うにはあまりにも「素人」であると言わざるを得ない。
故に、今回の「素人について語る」メンバーに入れさせていただいた。

こうして見ると、作り手も見る側も「何でもあり」を履き違えている気がしてならない。
プロの仕事とは何なのか?今回のイベントで見せたいものは何なのか?を作り手には考えて欲しい!
そして、見る方も、何でもかんでも「今が面白ければいいんじゃない?」みたいな見方をしていては、イベント(TV)の質がどんどん落ちてしまい、結果、我々も損をしてしまう。
お笑いブームでもあるが、人気先行でキャーキャー言われている芸人と観客の関係みたいになってしまうそ!

やはり、いいものに触れる機会は多い方がいいと考える。
料理屋さんで、美味しい物を食べる。美術館に行って、とりあえず評価されている芸術品を見てみる。etc.
イベントやTV等のマスコミも、その出会いの一端を担っている。
情報の発信者は、素晴らしいものとの出会いを演出するのも仕事であると思う。
商業主義過ぎて、大衆に迎合し過ぎるエンターテインメントに、若干の危険性を感じるのは私だけであろうか…

今回は、武道修行者の目というよりは、本業である宣伝業の目で見てしまった感もあるが…
そして、自分自身もプロの仕事についてしっかり考えよう…かな?
コメント (5)
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