なんか昔似たような題名で書いたことがあるような・・忘れた
秋元康「姉妹グループを独立させる構想もある」(AKB48まとめんばー)
http://akb48matome.com/archives/51818468.html
・レンタル移籍 サプライズの真意は?
聞き手:
さて、そんなチームE 1stも終わりました。チームSも、そろそろ新しい公演が欲しいところです。そこでSKE48の未来についてもお聞きしたいのですが・・・。
秋元:
オリジナル公演については今はNMB48のチームNを書いています。次は・・チームSなのかな?・・まだわかりませんが・・・。
聞き手:
楽しみです!(笑)。そして、3月のさいまたスーパーアリーナのコンサートで発表された、チームSの松井珠里奈さんのチームK、チームNの渡部美優紀さんのチームBへのレンタル移籍の件ですが。ファンのなかでは、いろんな意見があります。「お互い、別々のグループなのに、なんでレンタルするんだ?」という声とか・・・。
秋元:
みんなひとつの大きなグループなんですけどね。SKE48もNMB48もHKT48も。AKB48と同じように、6、7年かけてやっていけば、同じように人気は出ると思います。でも時間がかかってしまうでしょう。だから僕は、姉妹グループの誰かが選抜に入って、あのコかわいい!「あれが渡辺美優紀なんだ!」「あのコが松井珠里奈か!」って注目され、そのメンバーがいるNMB48やSKE48を観てみたいと思ってくれればいいと思うんですよ。
聞き手:
『大声ダイヤモンド』では、珠里奈さんが前田敦子さんとダブルセンターになったことで、SKE48の知名度も上がりましたもんね。
秋元:
当時は、AKB48のファンの方には「えー!」って言われましたよ。でも、そういうことでメジャーになっていったんだと思うんです。それに、珠里奈や渡辺が兼務することで、ポスト珠里奈、ポスト美優紀をつくらなくちゃならない。誰にでもチャンスはあるわけですから。チームSもチームnも活性化していくと思いますよ。
聞き手:
そして、スーパーアリーナでの発表を受けて、Google+で「この兼務が間違いだったときは、SKE48、NMB48のプロデューサーを辞任します」と発表したのには驚きました・・。
秋元:
・・でも、「自分がプロデューサーを辞めて姉妹グループが独立採算制になるっていうのもあり得るんじゃ?」って思うんですよ。
聞き手:
ええー??本気ですか??投げ出さないで下さいよ!
秋元:
いや、そういうことじゃないんです。僕は、AKB48の選抜に姉妹グループを入れたり、ドラマ『マジすか学園』に姉妹グループのメンバーを出したりしているけど、独立・・の方がいいのかもしれない。例えば、SKE48もNMB48もほかのプロデューサーがプロデュースしていく、っていうね。そうなったら、それはそれで面白いのかもしれないなって。
聞き手:
いったいどこまで本気なんですか??・・でもSKE48もNMB48も、それにAKB48も新しい第2章に向かっています。これからのAKB48グループは、SKE48は、どうなっていくのか?いや~、やっぱり楽しみです!
・まず、はじめに
秋元康が言うように、「AKB48」は、AKB48/SKE48/NMB48/HKT48/JKT48/TPE48/SHN48/...全部含めて「AKB48」。
全体と個々のグループの両方を重視していくのは当然。
全体が成長するために個々の成長が必要だし、個々が成長するために全体の成長が必要。
どちらかではなく、どちらもが適切。
ここから先の考えは、視点によって変わる。
その時々で優先度も変わる。
全体最適視点が正しいとも限らないし、個別最適視点が正しいとも限らない。
むしろ、常に、それら幾つもの価値観による摩擦が生じることが重要である。
摩擦によってどの価値観にも安住できない状況が、眼前の問題への過剰適応や、未来の不確実性に対応する生成的学習能力を磨くからだ。
よって、正しい答えはない。
どれも正しいし、どれも間違いだ。
では、その中から一つの視点を述べていこう。
・独立採算性の意義
ない。
独立採算性かどうかを問うのは意味がない。
SKE48はピタゴラスエンターテイメントからAKSに移籍したばかりだし、NMB48は吉本だ。
(吉本とAKSや秋元康の資本関係は?もともと連結対象でもないんじゃないの?)
それに情報がなくて実態を掴んではいないが、そもそも秋元康がAKB48全体に支配力を行使できるのは、資本の論理によるものではなく、ひたすら秋元康個人に由来する能力と人的関係によるものだろう。
民間企業だと、「創業者とその企業」の関係によく見られるタイプの関係性と思われる。
(ここはほとんど憶測)
にも関わらず、なぜ秋元康のコントロール下に入るのか。
その方が得るものが多いからに決まっているだろう。
それか48フォートマットの権利を契約上の何かで縛っている可能性はある。
その場合は48フォーマットを捨てれば活動は継続可能なのではないか?
みな誤解しているのだが、SKE48にしろNMB48にしろ、秋元康と一緒にやることにメリットがなくなれば、即時的に縁を切るのはSKE48やNMB48の方だ。
資本関係がないのだから。
SKE48はAKSだが、AKSが秋元を見限れば同様だろう。
(AKSと秋元との関係がよくわからない。)
WikipediaによるとAKB48の商標をOffice48が持ってるというが・・複雑な関係性だ
よくアンチは「秋元康は逃げる」という。
逆で、独立したいなら「秋元康から逃げる」ことができなければダメという話だ。
だが、現実は、秋元康と一緒にいることの方がメリットがある。
秋元康と言わないまでも、外からプロデューサーを連れてきてプロデュースを任せるよりも、AKB48とのコラボによって得ることの方が遥かに大きい。
秋元康からの独立はあっても、AKB48との独立などというのは有り得ない。
それは他のアイドルグループを見れば一目瞭然である。
だから、もし独立を考えるのであれば、秋元康(AKB48)との連携をうまくとれるプロデューサーでなければ選択肢にも挙がらないだろう。
もし、近い将来、姉妹グループが独立採算で利益を生み出す体質を築くことができたのなら、秋元康(AKB48)からの独立を宣言してもいいかもしれない。
ただ、そんなこと誰も望んでいないことだと思うのだが。
個人的な興味の話になってしまうのだが、独立採算性かどうかを問う前に、資本関係や業績をオープンにして欲しい。
(AKSが上場する意義も必要性もないかもしれないが、公開情報が少なくて密室のイメージは払しょくできない。これはAKB48が世界展開するにはマイナスだ。)
・作詞のアウトソースについて
「作詞の仕事を他の人に任せてプロデューサー業に専念した方がいい」
↑というような意見があるが、それはAKB48にとって自滅行為になりかねない危険な賭けだ。
作詞を、とりわけシングルCD用の作詞を他の人に任せられない理由は、「秋元康の作詞」という仕事が楽曲のコンセプトから選抜メンバーの構成、プロモーションといった楽曲に関連する様々な要素と密接な関係にあるからで、全体をプロデュースする能力があるだけではなく、AKB48のことをよく理解している人でなければ任せるわけにいかないのだ。
「作詞」をモジュール化すれば、選択可能な組み合わせは増えるだろう。
しかし、あえて意図的に「作詞」のモジュール化をしていないところに、AKB48の運営の神髄のようなものを私は見る。
その意味で、AKB48は「垂直統合モデル」と「水平分業モデル」をうまく組み合わせた事業をしていると思う。
顧客価値を考えた上で、その実現の為に押さえるべきところは自分たちで押さえ、外のリソースを利用した方がいいものは外注している。
まさにアイドル界のAppleがごときビジネスモデルだ。
まちがい。
まさにアイドル界のAppleのごときビジネスシステムだ。