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進化する魂

フリートーク
AKB48が中心。
気の赴くままに妄想をフル活用して語ります。

運営人事は理に適ったものだが、「信任決議投票」が大愚策である。

2013-01-26 14:25:44 | AKB48_軽ネタ
ちょっと今時間がないので簡単に。


国内の運営に関して言えば、直近の懸案は、AKB48グループの一体運用は当然のことながら、HKT48の立ち上げと、SKE48のマスプロモーション(AKB48とSKE48のシナジー促進)だったのだから、今回の人事は理に適っていると思う。

それぞれ、tgskさんの総支配人、外部人材(尾崎氏)登用によるHKT48のテコ入れ、SKE48とAKB48の支配人交代によるAKB48/SKE48融合促進ということだろう。

批判している人には、それぞれの想いがあるのだろうけれど、

これらが絵に描いた餅にならないように、やすす先生がバックアップしていけば、私は期待できる人事案だと思う。



そんなことよりも、今回の「信任決議投票」が愚策すぎる。

投票権が「Googleアカウント」に紐づくのがナンセンス極まりない。

投票する側が支配人と責任を共有していないから(投票者が投票の結果責任を追わなくてもよいから)、

「継続的な」無責任な投票行動が可能になってしまう。

どこかで割り切る形にしないと「信任される側(運営)」と「信任する側(ファン)」の間で「ホールドアップ問題」が発生するぞ。

(ねじれ国会みたいにね。)

重要なことは、投票する側が投票行動の結果に対して「責任」という認識を持たないと、投票する側が学習しないという点だ。

それは結果として、信任される側の学習も阻害する。

民主主義にとって「よく知らされた市民(Well known public)」と「学習」は前提だ。

運営もファンも、「お互いに学習し合う関係性」というものを考えるべきであり、そのための制度をどう設計するかにもっと知恵を使うべきだ。



SNSのアカウントを使うのはコンセプト的にはわかる。

「投票者の評判」を担保として投票させるのだ。

だが、実名アカウント以外禁止のアカウント原則が守られていないという実態が、この方法を無意味化している。


なぜこんな形式になったのか?

理由は、コストをかけずに出来る投票方法がこれだったというだけだろう。

メンバーに関することならまだしも、運営スタッフのイベントに金かけられないよ、という気持ちはよくわかる。


「2本柱の会」や「モバメ会員」の権利を裏づけとしてとることや、もしくは最高裁判所裁判官の国民審査と同様に、メンバーの選抜総選挙と一緒に信任決議をやるなどするアイディアが必要だったと思う。

しかし、おそらく時期が合わなかったということだろう。

今年の総選挙まで待てなかったということ。



今回の件を反省材料にして、次に活かしてください!

(あっ、まだこの後どうなるか決まってなかったね。よかったねってなる可能性も。)