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進化する魂

フリートーク
AKB48が中心。
気の赴くままに妄想をフル活用して語ります。

AKB48第2章という華々しいテーマのその裏で・・

2012-09-24 19:24:21 | AKB48_軽ネタ
今時間ないから後で書く・・かも



このタイミングで、サイードが辞めることに少なからずショックを受けてしまった。


実は、意外でも予想外でもない。


知らせを聞いた時は「やはりそうなのか。」と思った。


正直言って、「今後、飛躍的な活躍が期待できそうか?」と聞かれたら「少し難しいのではないか?」と答えるかもしれない。


もちろん、未来のことなどわからないので、これはあくまでも主観的で乱暴な私的見解でしかない。


しかし、それでも私がショックを隠し切れないのは、彼女が「飛び抜けて目立つ存在」ではなかったからだ。



AKB48というプラットフォームの、極めて特徴的な点でありながら、よく批判される点でもあるのが「普通の女の子がスターになる」ということだ。


これは、「スターとしてあるべき人物がスターになる」という既存のアイドル概念を覆したAKB48の画期的な点の一つである。


絶対的エースと呼ばれた前田敦子も普通の女の子だったし、そのライバル大島優子はAKB48でその才覚を発揮することになった。


そういった従来のAKB48観からすると、サイードが辞めることが、とても悲しいことのように思えてならない。


とりわけ、最近のAKB48を見ていると、スターを望む声が大きくなってきている気がするから、余計にそう思う。


「国民的アイドル」などと言って持て囃され、そうなろうとしている自分たちもいることは確かだろう。



いや、それを無条件に批判するつもりもないし、進む方向が間違っているというつもりもない。


人それぞれ、自分自身の人生を生きるのだし、人生で何が正しいかなんてことは誰にもわからない。


サイードの判断が正しいか間違っているかなんてことについて、とやかく言うつもりは全くない。


それに、普通の女の子をスターにするために、多くの普通の女の子の踏み台を必要とする訳であるから、進む道を一つにできないことは必然と言えば必然である。

ただ、「AKB48第2章」という華々しい謳い文句のその裏で、AKB48という組織は、何を残し、何を変え、何を捨てようとしているのか、ということがひたすらに気になるのだ。


疑問を呈したいのではなく、ただ知りたいのだ。


「AKB48第2章とは何なのか?」


新しい目的のために、これまでの美徳や美意識を捨てることもあるだろう。


だが、それは本当に自分たちが望むべきものなのか、今一度、考えてみる価値のある問なのかもしれない。



最後に、尊敬する盛田昭夫さんの言葉で締めくくることにしよう。

私は、この言葉を、自戒の言葉として折にかけ思い出すようにしている。

(今のソニーの現状を考えると、失笑されるだけかもしれないが・・)


私自身はソニーに「神話」があったとは思っていない。

本質を見失ってはいけない。
見失うと、いつでも「改革」という美名のもとに大切な本質が失われる。
変えるべきは変え、変えないべきは変えない。

我々は発明発見だけでなくとも商品企画に大変な想像力を働かせることで
世界中の人々にもっと新しい喜びを与えられると思っております。

MBAや弁護士、それに資金の魔法使い達を、技術者や製品企画担当者よりも高く評価する社会は間違っている。

高い効率と高生産性を望むなら社員の志気を高めるべきであり、彼らと心を通わせることが大切だ。

我が社はいつでも先駆者であります。

(盛田昭夫)

AKB市民をどう醸成していくかが本丸 ~ 恋愛禁止条例は「コモン・ロー」である ~

2012-09-24 13:55:06 | AKB48_オピニオン
なんとなくわかってきた気がします。

ルールの概念に関する認識の違いもあるのかもしれないなと、素人なりに思い始めました。


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私の考えの大きな方向性は↓この時述べたことから変わっていません。


アイドル新世紀 ~AKB市民の誕生~
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/e8148ecc0f83ae634b5b695deec77638


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まず、恋愛禁止条例は「コモンロー」であると思います。

恋愛禁止条例は、あくまでも慣習法的なものであり、(犯罪等に関する最低限のルールを超えた部分で)制定法化する必要もないし、制定法的な扱いにしない方がよいと考えます。

(なぜ、制定法化しない方がいいかというと、これまで繰り返し述べてきたように、恋愛を禁止することがこの問題の本質ではないからです。)

それゆえ私は、AKB48という「コモンズ」において規律を醸成するために、AKB48運営は「コモンセンス(パンフレット)」を示すことが重要であると繰り返し主張してきました。

AKB48は、AKB48というコモンズによって自治されるのです。

端的に述べれば、「AKB48のルールはAKB48が決める。」ということです。



AKB48に関する論説の中によく見かけるのは、「ファン参加型」という言葉です。

私は、もう少しこの発想を進めてみるとよいと考えています。

当Blogでは、以前から『AKB48』というブランドの価値を非常に強く主張してきたつもりですが、

その観点から見れば、AKB48は「ファン参加型」なのではなく、「全ステークホルダー参加型」なのです。

AKB48に関係する全員が、メンバーもスタッフも含めて『AKB48』というブランドに参加している、と捉えるべきなのです。



これら全員によってAKB48という開かれたコモンズが構築され、そこに息づく皆によってコモンローが形成される、それこそが理想だと私は思っています。

理想は「AKB48はアイドルグループ」ではなく、「AKB48とは、我々のことだ!」ということをファンが思えるということですね。

欧米やK-POPなどの既存のエンターテイメントと一線を画く、AKB48の革新性がここにあると、私は思います。




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失われた日本のコモンロー(池田信夫)
http://agora-web.jp/archives/1459733.html


御成敗式目(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A1%E6%88%90%E6%95%97%E5%BC%8F%E7%9B%AE


コモン・ロー(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC


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ちなみに、法に関しては素人なので、いろいろと教えてもらえると嬉しいです。