(梅の花 香りがすべてを 異次元へ)
今は梅の花の満開の時期です。私は桜の花より梅の花がすきです。なので梅の花について何か書きたいとずっと考えていました。梅の香りがなんとも言えず好きです。視覚的に梅の花びらを思い浮かべるよりも香りを思い浮かべるほうが、すっと別の世界があることを気付かせてくれます。
私がいくらいろいろな面で頑張っても梅の香りに比べたら、まったく取るに足りません 。その取るに足らない例として洋服作りの件があります。私は貧乏性で、洋服を自分で作ったほうが節約できるから作ろうと作りだしました。でも、そのとき梅の花の香りを思い浮かべたのです。
そして気がついたのです。梅の香りがあれば充分ではないか。梅の香りに添うような、清潔な部屋や身体やこころにしておけばそれでいいのではないかと。洋服を作っていてそれらが出来ればいいけれども、洋服を作り始めたら梅の香りはどこかに行ってしまうなと思ったのです。
梅の香りは私を異次元へ連れていってくれる力があります。