旅する小林亜星

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撹拌

2007-05-07 23:03:02 | 青春生き残りゲーム
砂の女なあたしを海に連れてってくれた、
同じ職場の三四郎。

彼を知れば知るほど恋心は遠ざかった。

毎晩携帯にやってくるメールには
「どーしてますか?」という質問。

メールもコミュニケーションの一環だと思って
こちらの状況や心情を述べて送ってみれば
それに対して何のフィードバックもなく

「もう酒やめます。」などという
どうリアクションすればいいのか迷うよな返信。

それでもメールはコミュニケーションの一環だと思って
その何ともしがたいメールに突っ込みを入れてみると
「(笑)」などと締めくくられた、
全く笑えないダメ押しの一撃がやってくるわけで

ここひと月であたしは彼のメールに辟易。

彼とあたしは性格が合わないんじゃないかと思ったが

結局はそうではなく
彼があたしとのメールに求めてるのは
コミュニケーションではなく寂しさを紛らわせることだと気づいた。

たまに紛らわせる寂しさは弱味を見せてくれてる証なのかもしれないけれど
毎晩寂しさ紛らわせマシーン扱いされればそれはおもしろくも何ともない。
彼との関わりで得られるものはないよに思える。

もちろん、
あたしには彼を評価する権利がないのはわかっている。

再び誘われた飲みを曖昧な理由で断るべきか
はたまた彼に興味がなくなったことを明け透け伝えてみるべきか

それが問題だ。

あたしは言葉で恋をする。
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