建造時、会社にお願いして取り付けてもらった
浴室シャワー用の瞬間湯沸器2台…
万全の浴室に仕上がった筈だったが…
給湯しなくなってしまった…
長い眼でみて、吟味して取り付けた筈であるが…
説明書にも記載されていない症状にて苦戦…
申し訳ないが乗組員皆に、水でのシャワー使用と云う
我慢をしいらせることになってしまった…
一度に同機種2台が悪くなるのは考えられず、
悪戦苦闘も原因は解らず、滅入った…
…台風21号の進路が道東からは遠ざかったものの
強い風雨だった花咲港を9月5日・15時に出港。
まだうねりの残る道東沿岸をロシアのチェックポイント向け…
しかし、数隻の僚船と共に、漁撈長が選択した漁場は公海…。
一時期好調だったロシア海区の漁模様が
海況の悪化もあり、低調に推移し始めた事から
ロシアの領海を横切るコースで「公海」に漁場を求めた…
この場合、ロシアの領海のラインを越えなければ操業はおろか、
漁灯も出す事は出来ない!
9月6日、14時・領海ライン通過、公海である…。
16時・S/B。
調査しながら沖へ…
夕刻の調査開始時からしばし、低海水温の分布はあったものの
次第に海水温は上昇、サンマは見えない…
霧が濃くなり始め、ライトの探照先も目視出来なくなった…
かなりの濃霧である…!
調査航走中、自船の漁灯のグリーンが幻想的に霧に揺れる…。
夜明けより更に沖へ…
7日16時・S/B。
さすがに東沖、日暮れが早い…
日没後も更に東へ…
濃霧の中の調査航走中、赤い光が見えはじめた…
レーダーのモニターに多数映るのは
赤の漁灯を点す外国籍大型船 赤の船団!
付近を調査。
しかし漁模様は良くないようだ…
ややうねりが高い東沖、薄群れを数回操業し、南東側へ調査。
日付けが変わった頃から東からの風が強まって、
若干霧が薄くなった際
外国籍船にかなり近くなり、間近で見る外国籍船…
燃料が違うのだろう、エンジンの排気の匂いは日本船とは異なる…!
夜明け前から反転西へ…
公海向けの後続船団の数隻が、
我々が通過して来た領海ラインの南側で漁獲を纏めたらしい…
…ロシア海区操業中、9℃~10℃台だった海水温、
公海に来ての操業では16℃~17℃台に…
夜が明けて、操業後の汗を流すシャワー。
お湯は全く出なくなり、水だけで、
「海の家」のようになってしまっている本船にとって
海水温・室温が少し高くなったのが救いではある…
我々が船に乗船して暫くはシャワーは無かったので
それに比べれば だが
今は船も当時とは比べ物にならない程の環境となっただけに
釈然としないものがある…!
8日・16時S/B。
良い凪となったが、連日の濃霧である…。
多くの僚船が集まり、調査もサンマは見えない…
濃霧の中、範囲を拡げての調査も操業できる群れにはあたらず
どうやら、各海区共に漁模様が低調、一旦漁が切れたようだ…
夜半より西へ、ロシアのチェックポイント向け…
チェックポイントまでは遠い…
結果、帰途航走となった…!
船は10日・10時頃花咲入港予定。
浴室シャワー用の瞬間湯沸器2台…
万全の浴室に仕上がった筈だったが…
給湯しなくなってしまった…
長い眼でみて、吟味して取り付けた筈であるが…
説明書にも記載されていない症状にて苦戦…
申し訳ないが乗組員皆に、水でのシャワー使用と云う
我慢をしいらせることになってしまった…
一度に同機種2台が悪くなるのは考えられず、
悪戦苦闘も原因は解らず、滅入った…
…台風21号の進路が道東からは遠ざかったものの
強い風雨だった花咲港を9月5日・15時に出港。
まだうねりの残る道東沿岸をロシアのチェックポイント向け…
しかし、数隻の僚船と共に、漁撈長が選択した漁場は公海…。
一時期好調だったロシア海区の漁模様が
海況の悪化もあり、低調に推移し始めた事から
ロシアの領海を横切るコースで「公海」に漁場を求めた…
この場合、ロシアの領海のラインを越えなければ操業はおろか、
漁灯も出す事は出来ない!
9月6日、14時・領海ライン通過、公海である…。
16時・S/B。
調査しながら沖へ…
夕刻の調査開始時からしばし、低海水温の分布はあったものの
次第に海水温は上昇、サンマは見えない…
霧が濃くなり始め、ライトの探照先も目視出来なくなった…
かなりの濃霧である…!
調査航走中、自船の漁灯のグリーンが幻想的に霧に揺れる…。
夜明けより更に沖へ…
7日16時・S/B。
さすがに東沖、日暮れが早い…
日没後も更に東へ…
濃霧の中の調査航走中、赤い光が見えはじめた…
レーダーのモニターに多数映るのは
赤の漁灯を点す外国籍大型船 赤の船団!
付近を調査。
しかし漁模様は良くないようだ…
ややうねりが高い東沖、薄群れを数回操業し、南東側へ調査。
日付けが変わった頃から東からの風が強まって、
若干霧が薄くなった際
外国籍船にかなり近くなり、間近で見る外国籍船…
燃料が違うのだろう、エンジンの排気の匂いは日本船とは異なる…!
夜明け前から反転西へ…
公海向けの後続船団の数隻が、
我々が通過して来た領海ラインの南側で漁獲を纏めたらしい…
…ロシア海区操業中、9℃~10℃台だった海水温、
公海に来ての操業では16℃~17℃台に…
夜が明けて、操業後の汗を流すシャワー。
お湯は全く出なくなり、水だけで、
「海の家」のようになってしまっている本船にとって
海水温・室温が少し高くなったのが救いではある…
我々が船に乗船して暫くはシャワーは無かったので
それに比べれば だが
今は船も当時とは比べ物にならない程の環境となっただけに
釈然としないものがある…!
8日・16時S/B。
良い凪となったが、連日の濃霧である…。
多くの僚船が集まり、調査もサンマは見えない…
濃霧の中、範囲を拡げての調査も操業できる群れにはあたらず
どうやら、各海区共に漁模様が低調、一旦漁が切れたようだ…
夜半より西へ、ロシアのチェックポイント向け…
チェックポイントまでは遠い…
結果、帰途航走となった…!
船は10日・10時頃花咲入港予定。