船が接岸中の女川港に向か途中、
春漁で共に働く後輩から電話があった!
ついに北海道沖から南下して地区内の市場に水揚げして、
故郷、南三陸の港に帰ったとの事。
地区内2隻のサンマ小型船も一緒らしく、
女川港にも石巻籍の小型船1隻が接岸中で、
小型船も次第に北海道沖から三陸沖に
操業ポイントを移して来ました。
昨日女川港から出港した僚船は昨夜、金華山沖を操業したが
漁模様が悪かったらしく、入港していませんでした…
今週までの2週間に5回という水揚げを消化した
北海道船籍の船、数隻は係留して休んでおり、
女川港は水揚げ船が少なく、浜値は若干高めのようでした。
17日、予定は12時出港でしたが、
乗組員全員が揃った11時に女川出港北上!
15時50分スタンバイ、尚北上。
18時15分、宮古沿岸で操業開始!
水温17.9℃ 付近で5回操業し、20時過ぎから更に北上。
僚船からの連絡で漁模様が良いという黒崎沿岸向け!
北海道船籍の小型船も10隻程操業中でした。
しかし、操業ポイントに到着した頃から潮が変わったのか ?
サンマが浮かなくなり、2回操業したが、入りも悪く、反転南下!
三陸沿岸沿いを調査しながら…!
南下航走中、
「上部ブリッジでの遠隔操作ができなくなった」 と漁労長!!!
機関室での運転に切り替えて調べてみると
メインエンジンの電気回転計の発信器が故障したようで
機関長が機関室内に待機し、漁労長のいる上部ブリッジからの
ベルで機関室内で操作しての航走、
ストップや後進はベルに従い!
その後、23時40分、00時30分、01時10分、01時40分からと
南下しながら操業4回、2時20分終わり!
南下帰途航走、女川向け。
8時頃女川入港予定!
今年は本当に故障や不調が相次ぎ、
乗組員全員が、漁に影響しないように必死で
協力しあっています!
「こういう時だからこそ漁具以上に各自、怪我などに
気を付けるように」!
漁労長がマイク越しに言う・・・
ちなみに昨日の女川市場での
我々の浜値が1kg/56円~・・・
サンマが群れで跳ねていたらしく
先に南下した大群は更に南下でしょう。
新しく北方から回遊して来るサンマを
追って、やはり黒埼沖の大きな潮境に
向かっての調査になりそうです!
昨夜は、イカ釣り漁場沖に50隻ほど居ましたが夕べは、一隻しか明かりが見えませんでした!若干水温が上がったからなんでしょうか?
来週からまた、また頑張りましょう!