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…漁師アトムの航跡… ~ある沖乗り漁師の綴記~

【平成27年 3.11】!

2015年03月11日 | モバイル
2015゛3.11。



春近しを感じていたさなか、寒い風雪の朝をむかえた南三陸…

2011゛3.11の東日本大震災から丸4年が経過…

「もう4年」 「まだ4年」

多くの方々のそれぞれの4年があり、そしてまた時が刻まれる…

未だに学校の校庭には仮設住宅が建ち並んでいるが…

復旧工事中の重機が海岸付近、高台では復興工事が進行中。



我が地区の高台移転住宅地も完成し、住宅建設も始まっている…!

4年を経てやっと目に見えて形になってきたものもある。



自然災害は、いつどんな規模で発生するかはわからない!

大地震による大津波、それに伴う被害、こんな事が実際に起きた…!!

受け入れなければならない現実は、今も尚 現在進行形なのだ…。

…幼なじみだった後輩の子供達は逞しく成長している…

まだまだ道半ばな故郷で暮らす仲間達も頑張っている…

…昨日3月10日は雨で、宮城県内の3月では記録的な雨量だったらしいが、

雨の後に大きく冠水する手付かずの国道箇所もある…

日本の怪我をした箇所は、まだまだ治癒には程遠いが

そこで暮らす方々が早く落ち着ける そんな時の刻みになってほしい…。

震災後、復旧に時間がかかったライフライン…

…テレビのニュースやNET記事で目にした動画に、某国の空爆後のガレキ等が映る…

不思議に思うのが、ライフライン・とりわけITの通信環境…

通信環境施設には被害がないのか? 通信網はなぜ無事なのか?

いつでもどこでも通信できるほどの設備があるのか? どのような通信環境なのか?
 

これを知りたい

地区では大震災後の通信環境復旧はかなり遅かったから…。

地域によって、復旧の度合いに開きが大きかった「水・電気」は

災害後でも出来る限り早く復旧できるようなシステム構築が不可欠だと思う。

時の流れの中で、人々の考え方にも変化がみえる…

巨大防潮堤計画より、地区規模の避難道計画の方が纏まりが早かったのではないか…

まだまだ課題も多く、人々の軋轢があることも現実であるが、

大震災後5度目の四季が巡る…。