TAC（漁獲可能量） が今年は例年より
1ヶ月も早く枠に達する見込みです！
11月に入り、このままの順調な水揚げが続くと
あと10日程で漁の切り揚げとなりそうです。
今回、11月1日、2日には臨時で48時間休漁が入りました。
3日の各市場休みで4日に水揚げ船が集中するのを防ぐ為です。
今年は、前半から豊漁に沸き、大きな時化も少なく
漁も切れず、出港した船のほとんどが一晩の操業で
定量するという、近年稀に見る「歴史的豊漁」の
年だったように思います！
我々は常磐沖の漁場を2航海操業して今回の臨時48時間休漁で
帰宅しましたが、常磐沖で漁獲した秋刀魚も魚体組成が良い、
小が少なかった。ですが秋刀魚は子持ちで、
北海道沖からの長旅でだいぶスタイルも良くなっていました。
それでも例年よりは脂の乗りがいいのには驚かされます！
稚魚から成魚になるまでの過程が
よほど恵まれた環境だったのでは？
魚種交代というのがあるそうで、何年かの周期で
秋刀魚、鯖、鰯が大漁と不漁とのサイクルで推移するらしい。
今年は安くて美味い秋刀魚が全国に流通し、
いくらかは秋刀魚好きが増えたかな？
もうすぐ(生)秋刀魚の時期が終わります！
もう一度、秋の味覚、今年の（生）秋刀魚を御賞味を・・・！